蟹解禁!紅ずわいがに水揚日本一鳥取県境港、ちらし寿司・炒飯・かにまん・焼売・コロッケ・雑炊!

2019年8月3日(土)今日はわんまいるグルメカタログ990号をデザイナーに出稿する前のラフ確認に梅田オフィスに出勤しました。デスクの上には987号の最終校正、988号の初校正、7月末の在庫一覧表が置かれて念入りにチェック。何と鮎の塩焼きが在庫として残っています。夏が旬の商品は8月中に売切らないと9月に入ると全く売れなくなります。わんまいるでは一品から注文出来て混載でお届け出来るようにしており、毎月カタログに掲載しなくなった商品や売れなくなった在庫が発生します。わんまいるサイトでも割引して販売しているので是非ご協力頂けると助かります。独立して9月1日で創業31年を迎えます。食べるものを扱っている以上捨てない、廃棄しないを経営理念としてやってきました。幼い頃育ての親の明治18年生まれの祖父から「お茶碗にご飯粒をつけたままにご馳走様を言うと罰当たりめ!お百姓さんが一生懸命作ったお米を残すと目が潰れるぞ!」と叱られ煙管で叩かれました。それと「食べるものを地面に置くと食べるものを粗末にするな!」とよく言われました。この言葉の影響か食べ物に興味を持つようになったのかも知れません。それと商売をしている以上捨てたらアカンと思っています。たとえ10円でも売ってなんぼや!寄付もしたらアカン!お客様に買って貰ってなんぼや!の精神で来ました。商売は余るか?売り切れるか?どちらかしかありません。だから余った商品はいつもの購入頂いているお客様にサービスと思い、売切れ御免でお安く提供させて頂いています。これからもこの売り方を続けて行きたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。
外は猛暑と言うのにカタログは11月11日からお届けする990号です。11月と言えば全国的にずわいがに蟹が解禁となり、年間で蟹製品が最も売れます。そこで3年前から提携した紅ずわいがに水揚げ日本一の鳥取県境港漁港 前田水産さんの浜茹で紅ずわいがにの身をふんだんに使用したちらし寿司を京都の老舗 桂茶屋さんにお願いして作ってもらいました。レンジで簡単に食べられる京都の老舗が作った紅ずわいがにのちらし寿司に兵庫県明石の真鯛を大正14年創業の神戸で一番の老舗魚屋㈱財木商店様にお願いして水揚してその日のうちにごぼうと一緒に煮付けてもらった「明石鯛のごぼう炊き」が新登場。かなり美味しいですよ。辛口酒の熱燗で合せていただくと最高だと思います。それと大阪名物の肉すいをこれまた大阪市西成区で創業94年の矢田健商店さんに作ってもらいました。元々発祥は難波花月の近くのうどん屋さんに二日酔いの吉本新喜劇のり当時の座長花木京さんがうどんを抜いた肉うどんと玉子がけご飯を注文した事がきっかけでお店の人気メニューとなり、それがミナミ一帯に広がり大阪名物となったと聞いています。カップごとレンジで簡単に大阪名物肉すいを楽しんで頂けます。そして高知県尾崎知事が推奨する四万十ポークで作った四万十町道の駅で製造販売されている四万十ポークの焼売です。フワフワでつるんとした食感で中はシューシーな肉焼売です。洋がらしを付けてウスターソース又は醤油で食べて下さい。そして京都桂茶屋さんの女将さんに頼んで作ってもらった京都の郷土料理「ちりめん山椒」。試食しましたがさすがとかしか言いようのない一品です!そして先日大阪中央卸売市場で買い付けた山口県下関水揚げの紋甲イカの唐揚げです。それと境港産のカニクリームコロッケどちらもレンジで簡単!高知県土佐佐賀漁港水揚げの鰹の旨煮に宮城県石巻漁港水揚げの金華鯖の味噌煮が新登場。そして境港産紅ずわいがにの炒飯、鮭と野沢菜の炒飯、境湊紅ずわいがにの炊込みご飯を京都で作りました。京都産のさつま芋紅あずまでこしらえた京都ポテトはレンジすると蜜がとろりと溶けて甘くて旨い。山陰産の紅ずわいがにの蟹まんも冬季限定掲載となっています。蟹が乱獲により不漁で高騰していますが、わんまいるでは産地と加工業者様のご協力で昨年と変わらぬ価格でご提供です。
ランチはスタミナを付けようと近くにある㈱ペッパーフード株式会社が運営する「いきなりステーキ」に行きました。

土曜日の梅田界隈お昼時なので行列覚悟で行きましたが並んでいません。やはり牛肉ブームの陰りが影響してるのかも。とりあえず久しぶりに店内に入り番号札を持って肉のオーダーに(面倒臭い)。ヘレ肉178gレアーを注文。野菜サラダには生ドレッシングがいいのにレトルトタイプのドレッシングが3種類。ドレッシングにこだわりが無い=野菜も同じです。焼きたてのステーキが鉄板に乗って運ばれて来た。ポットに入ったステーキソースをかけるといい匂いが立ち込めます。このステーキソースが安い肉を食べる際には最も重要です。、このところ人気のトロっとコク旨ではなく薄めのソース・・なるほど!・・料理に興味がある人は今行列が出来ている大阪トンテキや東京トンテキさんのソースと比べて見て下さい。



オフィスに戻り部門長ミーティングの資料を確認して夕方自宅最寄り駅前のフットネスクラブ「ティップネス塚口店」に立ち寄り自宅に戻り夕食のおかずセット健幸ディナーを食べました。本日の献立は「鶏の照焼」と「ゴーヤチャンプルー」に「千切り大根と大豆の煮物」のセットです。鶏の照焼は大分の郷土料理とり天の名前を全国に広げたとして有名なデリカフーズ大塚さんにお願いして焼いてもらった一品です。何社かと契約してる養鶏場で3ヶ月の若鳥を指定して仕入れられています。身に弾力があって甘くて美味しいです。餅は餅屋にと言う諺がありますが鶏は鶏専門店に調理してもらう事が一番美味しいとつくづく思いました。夏が旬のゴーヤと玉ねぎを卵をとじ和だしで炒めたチャンプルーは玉子にだしが染込んで美味しい。日本で作られたフレッシュの野菜は本当に美味しいとつくづく思いました。


泉佐野ふるさと料理 水茄子の炒めもの 酢豚・味噌炒め・八宝菜・カレーにも トロっとして旨い!

泉2019年8月2日(金)今日は午前中、群馬県前橋に本社を構える北関東食品スーパー最大手のベイシア様との取組みに関して、弊社が得意とする冷凍タイプの夕食おかずセットのみならず長年全国各地を回り築いてきた生産者様や専門メーカー様との絆などお役に立つ事がないかと思考に費やしました。これからだと冬季の企画として11月から蟹が解禁となります。そこで再来週訪問する昨年世界ギネスに登録された世界一高級なずわいがにと知られる鳥取県米子・境港、境港は紅ずわいがに水揚日本一、昨年は缶詰などフレーク用の底引き網漁で獲った足折れの紅ずわいがにをプロに頼んでA級品だけ選別して貰い獲れたてを直ぐに浜茹で直送企画が当たりました。そして関東でとんでも無く高く売られている「ふぐ」大阪はふぐ料理を昔から食べていて安いです。中でも天然とらふぐに近いふぐを対馬壱岐や南予(宇和島)熊本県天草などの養殖業者と契約して育て、関西一円に活けふぐを納めている仲卸会社もあります。そんな天下の台所といわれ全国各地から集まるご当地ブランド食材の季節限定販売などお客様に受けるのではと思いました。先日リリースされた「近大ブリヒラ刺身」は売り切れていましたから郷土食材のご紹介もさせて戴きたいと思いました。

ランチは外に食べに行くのも暑いし面倒なので、秋に売り出す予定の神戸ビーフの切れ端で作った牛肉そぼろ煮と炒り卵をご飯に乗せた「神戸ビーフのそぼろ丼」をレンジで3分半してスプーンで掻き混ぜて試食しました。手焼きの炒り卵と神戸ビーフのそぼろ煮がご飯に均等に混ざりビビンバ丼のように美味しいです。折角なので甘辛く煮込んだ神戸ビーフの煮汁をご飯に少しかけるように担当バイヤーに伝えました。神戸ビーフはステーキに多く使われる為端材が多く発生しますが端材と言っても一般の牛肉に比べて高いので使ってくれる店が少ないと畜産会社から頼まれてこの秋から神戸ビーフ切れ端肉のすき焼やメンチカツやハンバーグにそぼろ煮を売り出します。切れ端と言っても世界最高と言われる神戸ビーフ特有の味覚を楽しめます。

午後からは再来週訪問する鳥取県米子・境港の商工会議所が主催する商談会にお伺いする打合せなどを行い、仕事を定時で切上げ自宅最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り自宅に戻り冷凍タイプの夕食おかずセット健幸ディナーを食べました。本日のメニューは泉佐野市若手こだわり農家4Hクラブが作った特産の水茄子を加えた「石見ポークの酢豚」を主菜に同じく大阪泉南の「ブロッコリーのサラダ」と「茄子とこんにゃくの味噌炒め」のセットです。泉佐野市では昔から水茄子を炒めて食べる習慣があり、炒める事でトロっとして旨味が出て美味しくなると聞いたので炒めものメニューとして夏場限定で採用しています。カレーに入れてもトロっとして存在感あって美味しいです。一度お試し下さい!


う~ん旨い、正に喰う醍醐味 生きていてよかったと思う瞬間 今日も味あわせて頂きました!

2019年8月1日(木)今年も早いものでもう8月です。それにしても梅雨が明けると暑い!今日は、月初めに経理指導に来てくれているエアーズ公認会計士中村先生を誘って、「眠眠 お初天神商店街店」にランチに行きました。

いつも土曜日曜は満席なので平日はどうかと思うと1階は満席2階に上がるとラッキー!タイミングよく二人だけ座れました。今日のランチ「中華丼と名物焼き餃子セット」700円(安い)を注文。眠眠と言えば戦後の闇市が賑わっていた昭和28年に大阪ミナミ千日前から一筋入った路地にオープン。当時まだ日本人には馴染みがなかった餃子を「焼き餃子」と言う形で提供した所、口コミで広がり爆発的にブームとなり、直営店と暖簾分け。そこから王将など餃子&大衆中華料理店が全国に広がったと聞いています。昨年3代目の吉田社長と吉田会長がサッポロビールさんの紹介でネット通販の話を聞きたいと来社され、わかる範囲でアドバイスさせて頂きました。生まれ育った大阪市港区弁天町の家の近くにも眠眠さんの暖簾分けの店があり良く食べに行ったものです。今日も厨房で中華料理の職人さんが忙しく腕を振るっています。最近は人手不足が原因なのかアルバイトが作っていたり冷凍を解凍して盛り付けるだけのチェーン店も多くみかけるようになりました。そしてアルバイトでも出来るように機械化が進んでいます。機械化すればするほど味わいが無くなると思います。焼く・煮る、蒸す、炒めるの火加減や味付けなど重要なところは人が調整する事が美味しい秘訣だと思います。何よりお客さんが良く知っていてよく流行っています。


夕方は定時で切上げて日頃頑張ってくれている商品企画部バイヤー二人を連れて最近すっかりハマっている㈱ワールド・ワンさんが運営する高知県の郷土料理専門店「土佐清水ワールド」お初天神店に行きました。


今日は5千円の飲み放題コースを頼んで見ました。最近はコース料理の方が断然お得なようで単品で頼んで飲むと高く付く店が多いように思います。1品目はいつもの付きだし茶碗蒸しが運ばれ、2品目に野菜サラダが運ばれ、他とは違うのは宗田鰹節を思いっきりかけてくれます。更に3種類のオリジナルドレッシング(トマト・小夏・人参)かけ放題。二皿に野菜サラダを分けて最初はトマト、次に小夏を多めにかけて食べると宗田鰹節と野菜とドレッシングが見事に調和して抜群の味覚です。コレは旨い!


3品目は名物の鰹と鰤の藁焼きで、オニオンスライスと刻みねぎにミョウガににんにくスライスがふんだんに乗せられています。これに勿体ないと思うぐらいポン酢をかけると言うより漬けるぐらいが高知流!切身ににんにく・ネギ・玉葱・ミョウガを乗せて口の中に入れると幸せになります。どうぞ!と言ってバイヤー二人も僕の食べ方で食べると、う~んと呻りました。正に喰う醍醐味で、生きていて良かった!と思う瞬間です。二人とも鰤の藁焼きは初めてで、鰹も全く生臭くないのが新鮮な証拠で扱いも良い!


4品目は、地元で獲れる旬の魚の刺身です。本日はめぐみ鯛にヒメダイにシマアジです。中々スーパーや回転寿司には無い高級魚で、僕は釣りが趣味なので食べますが、今日のシマアジは珍しく大きいサイズで格別です。二人ともビックリしていました。


5品目は、鰤カマのみぞれ彩り野菜あんかけが運ばれて来ましたがカマではなく切身です。なので骨が無く皮も処理されていて丁寧に調理されています。彩りに細かくカットした人参と大根を大根おろしに醤油みりん砂糖を加え片栗粉でとろみをつけたあんかけです。これに少しお酢を加えると酸味があってより一層美味しくなります。わんまいるでも近大ぶりを使い早速試作するようにお願いしました。


6品目はちょう太郎貝のパン粉焼きです。地域により呼び名が変り、一般的にはヒオウギ貝とよびます。マヨネーズを少しかけて焼くと濃厚でまろやかな味になり女性に受けるメニューになるのですが。。勿体ないと思いました。料理は一工夫が大切!


7品目は四万十鶏の藁焼きです。少し焼き過ぎ!先にスチームを通しておいたらジューシーに焼けるのにと思いました!


8品目は鰹の太巻きと焼き鯖寿司が運ばれてきました!鰹の太巻きはまだ経験が無い。一瞬生臭い?と頭をよぎりましたが、口に入れた瞬間消え去りました。紫蘇とニクニクを忍ばせて生臭みを完全にとばしています。これには驚きました。焼き鯖寿司も脂が乗って少し醤油を付けると美味しいです。


9品目は宗田鰹節でだしを取った蕎麦(お椀)で終了。以前も蕎麦だけランチに食べましたが、蕎麦自体が美味しくなくこれは残念。蕎麦自体を替えるべし!最後の〆料理は印象に残るので大切です。10品目のデサートは珍しいバナナ味のシャーベットミレービスケット付きです。バナナ味、これは行ける!先ほどの蕎麦のマイナスがこのバナナ味シャーベットで帳消し!バイヤーお二人も大満足との感想を頂きました!今後も美味しいおかず作りを宜しくお願いします!