出前館様が来社、色んな取り組みのご相談をさせていただきました!

2017年10月26日(木)今日は、火曜日、水曜日の出張でかなり疲れ気味!商売を始めてから29年間続けている週に1度の販売結果の確認を行い、メールの返信を行うと早くも11時。僕が勤めていた大阪市港区弁天町駅前の酒屋の5軒先で現在あるホカホカ弁当(当時の名称ママクック)を大学生で立ち上げた現在、夢の街創造委員会株式会社(中村社長)本社営業開発企画グループ責任者の平岡様が来社いただき、運営されている出前館やLINEデリマのお客様へ、健幸ディナーやオリジナルのご当地商品や軽食等の紹介及び宅配代行等をお願い出来ないかの相談をさせていただきました。平岡様からも色んな取り組みが考えられますよね!と前向きにご相談しながらテストを行って行く話になりました。最近出前も1500円以上のなら宅配料無料のところが多く、出前を頼む単価が上がって、わんまいるさんの商品もよく売れるのでは?と言ってくれました。既に宅配も東京都内で新聞販売店さんと提携し、デリバリー代行を行っているのでお届けするのも可能と言うことです。上手く提携できれば急増する買い物弱者支援にも繋がるのではと思いました。
本日の試食は京都桂茶屋さんの蟹のちらし寿司、京のおでんセット、聖護院大根の田楽、けんちん汁、お赤飯、紅白なます、たたきごぼうを試食しました。1年ぶりにおでんを食べましたが、やっぱり美味しいです。さすがとしか言えません!田楽味噌も最高です。

大阪矢田健商店さんからは野菜たっぷりカレーおじや。3回目の試食で納得のいく味になりました。

熊本県八代市産のトマトソースで帆立貝と野菜煮込みを作っていただきました。酸味があって美味しいのですが、少しもの足らないのでラタトゥユ風にジャガイモをひよこ豆に替えてベーコンを少し加えるようにお願いしました。

同じく八代産のトマトソースでチーズドリアを作っていただきましたが、これはかなり美味しいです。チーズの脂質が酸味のあるトマトに調和して絶品な味に!ドライカットトマトもトッピングしていて美味しいです!

奈良コープ産業さんから穴子の上巻きを提案いただきましたが、穴子が中国産なので取り扱いしません。

とっても量が多いカルボナーラが試食に上り、尋ねるとヤヨイサンフーズさんの冷凍パスタでした。

札幌中一様の元札幌パークホテルの島料理長が作ったポテトグラタン、蟹クリームコロッケ、真狩豚・知床豚・富良野豚と3地域の豚肉のメンチカツを試食しました。どれも美味しいです。

そして富良野地養豚と短角牛の合挽焼きハンバーグデミグラスソース煮込は、さすがパークホテルの元料理長だけあってかなり美味しいです。紅鮭と帆立貝のマリネ、北海道産アイナメの煮付け、アイナメの味噌マヨネーズ焼き、秋鮭の甘辛煮を試食アイナメの煮付け結構美味しいです。

神戸システムフードさんから国産ふぐ飯を提案いただきましたが、ご飯がパサパサなのでだしで炊込むようにお願いしました。だしで炊き込むことで米粒がだしでコーティングされパサパサ感が無くなります。それと冷まし過ぎない事がポイントです。

日本一とされる小田原蒲鉾を試食。紅白の蒲鉾です、これを試食すると年末年始を感じます。

百貨店でも売られている柔らか食の冷凍を試食させいただきましたが、これなら弊社でも十分作れる柔らかさで、別段頼むことはないのではと思いました。それにしてもこのサイズでこの価格は高いと思いました。それと献立を考えてセットメニューでなければ継続してのご利用は難しいと思いました。

午後からは熊本県大阪事務所さん対馬から原木椎茸会社様が来社して食材の提案を頂きました!ご苦労様です。

仙台みそ焼きそばにあおば餃子、三陸の金華鯖の押しずしに漢方和牛!

2017年10月25日(水)今日は、朝8時に宮城県庁農林水産部食産業推進課の太田さんと木戸さんが、なんと!トヨタの水素燃料で走る「ミライ」で迎え向かいに来ていただきました。パッと見た感じはプリウスのビップタイプに見えますがよく見ると違います。中は思った程広くなくて、座り心地はクラウンよりは劣りました。シートは固いです。
まず向かったのは三陸名産のアカモクや、めかぶワカメ等、海藻を主に販売されている水産事業のシーフーズあかまさん、三代目の若社長が出迎えてくれて事務所へ案内、海藻博士ぐらいに多くの本がずらりと本棚に並んでいてびっくりしました。かなり勉強されておられる様子です。試食も無いぐらい出荷に追われている様子で残念。
2社目は昨日の展示商談会にも参加されていた菅野食品さんです。名産の仙台みそを使ったソースの焼きそばやラーメンの麺などの麺を専門に取り扱われています。早速仙台みそ焼きそばを試食させていただきました。少し硬い食感ですが味噌だけの味ではなく、ソースが絡んで日清の焼きそばの太麺に味噌味が少しプラスされた食味で、素朴な味で凄く親しみを感じました。みじん切りにしたキャベツに豚バラ肉を加えて焼き、冷凍してレンジで簡単に食べられるようにお願いしたところ、快く引き受けてくれました。創業は弊社と同じ酒屋と言うことで、酒免許自由化対策として取り組んで製麺の方へ注力する事になったと聞きました(弊社は冷凍惣菜)。飲食店へ納品するも、このところ売上が芳しくないとのことで、自らレトルトタイプの粉末のソースを開発してスーパーなどへ卸しているとのことです。さらに仙台市が推奨する地元の冬野菜「雪菜」を練り込んだあおば餃子を作り、これから販売していくタイミングなので、弊社でも取り扱いを希望されているので、試食させていただきました。ニンニクを使わず代わりに地元のネギを使っているとのことです。ちょうどよいサイズで皮の厚さもよく、食感も良く、中の具の量もちょうどよいです。具の練り具合もよいのですが、少し何かが足りません、おそらくニンニクを抜いているせいしょう。ニンニクに替わるインパクトのある隠し味をと思い塩麹をほんの少し混ぜてみるようにお伝えしました。快く引き受けていただきました。仙台みそ焼きそばとあおば餃子、完成試食を楽しみにしています。
ランチがてら昨日の展示会で商談させていただきました、三陸金華鯖の押し寿司の製造販売をして仙台中央市場場外の杜の市場という物産館に海鮮丼専門店のお店を出店されている華すしさんにお邪魔して店長お奨めの海鮮丼をいただきました。是非寄って下さい!と言われていたので行きましたが、海鮮丼で1680円はインバウンドの観光客相手価格のようで、全国回っている僕からすると正直高いです。大阪の大起水産さんと比べると月とスッポン程の違いが!市場を観察しても、県外の商品も多く売られていて地元の中央卸売市場のイメージはしません。
そこからミライで1時間ほど走り、仙台牛でなく漢方を食べさせて飼育した漢方和牛の牧場と食肉加工会社株式会社ダイチさんへ訪問しました。熊本県のメスの赤牛を購入して雄の和牛を25頭に一頭の割合で飼育させており、自社牧場100%自然交配は全国的に見ても珍しいです。自然交配で生まれた直後に飼育舎に移すことで、乳が2週間ほど止まり、メスの発情が早く来させるようにすることで、年に2回出産が可能になるとのこと。なぜ雄を黒毛和牛にしているかも理由があり、赤牛より小さい体の黒毛和牛の雄を使ことで、小さい体の交雑種が生まれることでお産を和らげられると言うことをおうかがいしました。年に二回の出産を少しでも助けるためにも役立ち、子牛の出生率向上や死亡率を下げるためにも役立つと伺いました。大手漢方薬会社から15種類の漢方薬を購入。えごまもブレンドして食べさせています。出産直後に母牛から離され、人手により飼育されているので、すごく人懐っこく近づくと寄って来ます。肉質はA2又はA3しか作らないように注意しているそうです。時間が無かったので試食できませんでしたが一度食べてみたいと思いました。アメリカでは当たり前の脂質が少ない牛、健康のことを考えた牛にこだわっている姿勢には感動しました。正に匠に出会った気分です。仙台空港まで送っていただき、牛タン炭焼きを食べました。通常の焼肉店ではこの厚さの牛タンはまず食べることが出来ません!コリコリして美味しかったです。

7時20分発神戸空港から仙台空港へ、宮城県庁様からの招待で展示商談会に!

2017年10月24日(火)今日は、朝7時20分発、神戸空港から仙台空港へ向かい仙台駅前開催されている、山形県&宮城県展示商談会に宮城県様から招待いただきました。

両県からざっと100社程参加されていて、バイヤーも大手百貨店様から通販事業者等多くの事業者様が参加、今回で10回目の開催です。商談成立率も高く、凄く積極的で、各自治体を代表する地域名産品のメーカーさんや食材の生産者様が多く、ご当地開催ならではの展示会だと思いました。仙台空港では牛タンがあちらこちらで販売されていて消費者からも人気が高いと思いました。山形県のブースでは老舗料亭から創業され、漬物メーカーとしても有名な料亭掬亭で、地元宇津沢のかぼちゃで作ったコロッケや、名産の芋煮。十六代続く老舗の最上まいたけさんの白舞茸、めかぶ、わかめ等。三陸の海藻類専門メーカーであるカネカシーフーズさん、燻製玉子で有名な半澤鶏卵のスモッチはこれまで食べたことの無い食感と食味でした。これは口コミで広がるのはわかります。
既にお取引している石巻の水産会社ヤマサコウショウ様も参加、今回蛸や牛タンつくねの提案をいただきました。仙台焼きそばでは、菅野食品さんが元酒屋さんからの創業とおうかがいして親しみを感じました。少し硬い食感で仙台味噌が何とも言えない味を醸し出しています。キャベツと豚肉を加えて冷凍してレンジで簡単に食べられるようにとお願いし、快く承諾いただきました。そして地域特産の雪菜を練り込んだ山形県が推奨して売り出されている、青葉餃子も試食ニンニクの代わりに地元の白ネギを使用していて美味しかったです。隠し味に塩麹をほんの少し加えてみるようにお伝えしました。
宮城県で漢方薬を調合した餌を与えることで脂身の少ない牛を作り、漢方和牛として農林水産省が承認した新生漢方牛、先週訪問した山形県金山に養豚場がある大商金山牧場さん、それに山形県の玉谷製麺さんは星の形をした子供やママが喜びそうなマカロニを展示されていました。地元、山形産の小麦粉100%で作られていると聞きましたので東急百貨店さんから頼まれている離乳食に使えないかと相談、レシピとメニューの提案をいただくことになりました。

2017年10月(250号) 貢献に目を向ける

【人のためにお役に立つ事業を行う】
 今年も早いものでアッと言う間に10月に突入。昭和63年9月1日に9年間の酒屋修行を経て独立開業し29年が過ぎました。独立する際、3坪の店でも嬉しくて舞い上がり、将来会社にしたかったので企業理念について調べました。ある書物に、企業理念とは創業する際の目的や大切にしてきた考え方を記し、企業が存続する限り永久不滅に厳守して追及していく企業の指針であり、経営理念とは経営内容や経営者が変わった時などに時代と共に変化させて経営していく指針と書かれていました。そこでまず企業理念を考えました。僕が一番大切にしてきたこと、そしてこれからも大切にしていきたいことは人のためにお役に立つこと。従ってどんなに世の中が変わろうと、異なる商売を行おうが企業理念として、「人の世のためにお役に立つ事業を行う」ことに決めました。そこで今の自分に出来ることは何か?自分の店の強みは何か?この強みを徹底して活かすことが責務だと考え、誰に貢献するのか?お役に立てる人は誰なのか?何なのか?を考えました。

【宅配で世の中に貢献する】
 独立する際、大勢の方からこんな場所の悪いところで商売しない方が良い、宅配なんて流行らない!これからは店売りの時代だ!など散々言われ、看板等の協賛を頼んでも潰れるような店に協賛出来ない!と率直に言うメーカーさんもいました。そのメーカーさんは既に経営譲渡されました。当時の僕は資金が無く、広い売り場(店)の確保は難しかったです。そこで、貢献できるのは宅配しかないと思ったのです。宅配は立地条件や広い売り場は要りません。むしろ辺鄙でも駐車場があり、倉庫の賃料が安いほうが宅配専門店にとっては好都合なのです。当時宅配事業と言っても皆さんピンときませんでした。独立してしばらくしてから同窓会に行くと、まだ酒屋しているのか?とか、親戚の集まりでも酒屋さんは大変じゃないの?など言われるとがしばしば。当時、お酒やお米の宅配専門店と言ってもイメージできず、蔵元やメーカーさんと商談してもピンとこない人が多かったです。しかし当時は酒や飲料水はケース販売が主流で、米も10kgの販売が主流、重たいかさばる商品は買って自宅まで持って帰るのは一苦労でした。そういうことから、宅配のニーズは十分にありました。そこでアマゾンさんと一緒でトイレットペーパーやテッシュペーパーをいち早く取り扱いもしたのです。重たいかさばる商品を夜9時まで配達OK!と書いたチラシを配布したのです。

【買物弱者支援と冷凍惣菜に意義を見出す】
 時代が変化し、酒類免許の自由化で、スーパーなどで酒類がバラで安く販売されるようになり、個店では売れなくなりました。要するに貢献に値しなくなったのです。お酒やお米の宅配サービスの意義が無くなったのです。そこで今度は誰に貢献できるのか?何で貢献できるのか?を考え、スーパーで買い物しても材料が余る、足腰が悪くて買い物に不便を感じる高齢者世帯、コンビニやスーパーでは取り扱ってないものに目を向けました。つまり地域の名産品やご当地グルメ、保存料や合成着色料不使用で、国産食材を使った冷凍惣菜です。お客様からは「美味しかった」「助かるわ」「ありがとう」とまた感謝されるようになり、伊藤忠商事さんには、これからの高齢社会に向け業務提携を行い、システム開発や県の紹介でもお世話になりました。そして生産者さんやメーカーさんからも感謝されるようになり、経済産業省や農林水産省からも高く評価をいただき、両省のホームページで公開いただきました!貢献に目を向けること。これまた商売繁盛の法則也…。

送料改正により一端他社に移ったお客様からわんまいるが美味しいので再度定期購入させていただきます!と嬉しいお便りが!

2017年10月23日(月)今日は、昨夜の台風の激しい雨音で夜中の3時ぐらいまで寝付けず2時間の睡眠でかなり眠たいですが、毎週月曜日は部門長ミーティングが終日あり、その間11時30分に島根県から天然鰻の料亭ひがしや小林社長、同じく創業140年の高砂醤油のお嬢さん、小伊津海旬房の福田社長三名が来社、六次産業化等の打合せと阪急梅田本店に直営店を持たれている大阪中央卸売市場 水産仲買卸 三恒の三上社長を紹介させていただきました。
今日の試食は、石見ポークのつみれ鍋、石見ポークの肉団子の甘酢あんかけをいただきましたが、味付けを全くしていないので生姜と日本酒を加えると臭みが無くなり美味しくなると、小林社長にアドバイスをいただきました。

同じく石見ポークの酢豚の甘酢あんかけは、ケンボロー種特有の赤身が美味しく、脂身も少なく食べ易かったです。

そのほか鰤の寄せ鍋、ふぐの寄せ鍋は美味しい。

淡路産の玉ねぎと豚肉の生姜炒めは、生姜パウダ-を刻み生姜にし人参の細切りを加えることで見た目が美味しくなると小林社長。

しらすと豆腐の炒り卵もしらすをしらす干しにかえることで塩辛さが無くなるでしょう。

白菜と豆腐の煮びたしと、金時豆は美味しかったです。

送料改正により一端他社に移ったお客様より、やはりわんまいるが美味しいので、少し送料が高くつくけれど定期購入させていただきますと嬉しいお便りが届きました。