月: 2017年10月

２０１７年１０月１９日（木）今日は、７時２０分の神戸空港発のスカイマークで仙台空港へ。目的地は山形県ですが、ＬＣＣが飛んでないから伊丹空港～山形空港は正規運賃でなので２万円以上、勿体ないから仙台まで山形県庁六次産業推進員の岡崎様と清野様お二方に向かいに来てもらいました。（お手数をかけてスミマセン）

今回は農林水産省食料産業局様からの紹介で山形県庁様を紹介いただき、８月に弊社へわざわざ来社いただきました。これまでお付き合いが無かったので少しでもお役に立てればと思い訪問しました。
仙台空港から約１時間で山形市内へ、県庁にお伺いする時間が勿体ないのでいつも寄りません。その分一社でも多く訪問させていただいた方が良いと思っています。まず以前米沢牛カレーを景品で取り扱いさせていただいた、米沢では有名な肉屋さんの米沢牛黄木さんです。創業は大正時代から精肉店をされていて、肉の卸と精肉店の隣の結婚式場を改造して４階建てのしゃぶしゃぶ専門店、焼き肉専門店、すき焼専門店と三つの飲食店を階ごとで運営。ランチに「すき焼」と思って間違って注文した「すき焼牛丼セット」１８００円には少々不満。肉はさすが米沢牛だけあって柔らかくて甘くて美味しい！精肉店の方もご案内いただきました。びっくりしたのが数々の表彰状がずらり！これだけの表彰状を飾っている店はこれまで見もことがありません。スゲェ！肉のショーケースの値段を見てびっくり！安い！Ａ５肩ロースが何と１００ｇ１２００円。阪急百貨店だと２５００円くらいはしますよ。一番人気は、やはりすき焼きに合う肩ロースだと伺いました。大人気の米沢牛１００％のハンバーグが５８０円とお値打ち。ぜひ取り扱いをさせて欲しいとお願いし、承諾をいただきました。地元のマッシュルームやキノコを使い４種類の違うソースの食べ比べ煮込みハンバーグセットも人気だそうです。

いゃー、美味そうです。そして次に向かったのはいつもお世話になっている大阪阿倍野で廣岡精肉店として大正に創業された、老舗精肉加工卸、いかりスーパーや和歌山のエバーグリーン様にも高級肉を卸しているセレクトフーズの廣岡社長さんの紹介で、和牛専門畜産業の田村食品さんの牛舎を見学させてもらいました。セレクトフーズ様とは４０年間のお付き合いと言うことです。相対の契約で長年お付き合いいただいていると大変感謝されていました。東京は紀伊国屋さんがメインだそうで、何と４５００頭を飼育されています。天井が高くて風通しが良い清潔な牛舎で、牛の顔もストレスが無いよい顔をしています。去勢した雄は一頭単位で、メスは２頭単位での少し広めの柵での飼育。県の職員さんから山形最大手の畜産会社だと聞きました。出迎えとご案内は門間部長さんが冷え込む中、丁寧にご説明いただきました。

２８日には、いかりスーパーさんに山形名産芋煮を振る舞いうキャンペーンで関西にお越しになると聞きました。そして天童市のＪＡさんの直販事業会社、ジェイエイてんどうフーズさんをご紹介いただきました。

全国的に全農ＪＡが解体されていく中で、先進的な発想でいち早く良い果物を百貨店等のギフト主体に直送事業に注力されていて、山形と言えばサクランボを主体にラ・フランスや桃、林檎、葡萄。最近大人気で、種が無く皮ごと食べられるシャインマスカット！関西ではまだ珍しいですが首都圏では大量に並んでいます。ひと房安くて１２００円、高いものは５０００円ぐらいします。この間、千葉に行った時は、娘からねだられ買わされました。もちろん一番安い１２００円ですが！人気ブランドつや姫も合わせて１２０億円の売上。フルーツだけでも約２５億円だそうで、全国的に経営が厳しいと言われる農協さんでもやれば出来るのだと感服しました。方針は安売りではなく良いものを販売していく事だとおっしゃっていました。良いものを購入される方はリピートに繋がるので高くても高品質のものを提供しているそうです。見習わなければいけない！
山形市内に戻り東横インへチェックイン！１９時に県庁農林水産部の六次産業化推進の課長補である佐久間さんと高橋主査さんと二人が合流し、懇親会を駅前の居酒屋さんで行いました。付きだしは、初めて食べるピンク色した菊の花の酢の物、当たり前にスーパーでも売られています。かなり美味しいので、わんまいるでも扱いたいと思いました。みその紫蘇の葉巻きも美味しいです。メインの芋煮ですが、テレビでは見ていますが、レトルト以外の本場のものは初めて食べました！あっさりとした汁で里芋が柔らかく、もちもちして美味しいです。温まるし色んな食材も入って栄養満点！〆の肉蕎麦は甘い汁で今いちでした。やはり山の中は、鰹や昆布等のだしを使わず、砂糖と醤油と食材がベースなのでしょう。庄内（海側）に行くとあご（トビウオ）のだしになるそうです。それにしても気温８度かなり寒いです。お疲れ様でした！