2022年1月25日(火)12時30分 国産食材100%使用した日々の夕食おかずセット冷凍ミールキット「健幸ディナー」をネット通販で週替わり宅配するわんまいるを運営する㈱ファミリーネットワークシステムズは、お客様からコロナで外食を控えるようになったので休日や晴れの日のランチやディナーとしてホテルやレストランなどワンランク上の上質な料理を届けて欲しいとのご要望にお応えして、東京電力ホールディングスさんと共同で、ご家庭では調理や味付けが難しい料理を一流のシェフ、料理人と提携して月に8品(和 食・洋食・中華)をサブスク(定額制)でお届けする「ボンキッシュ」専用サイトを開設して2021年12月3日からスタートさせました。

共同通信やヤフーニュース、大手新聞社など80以上のメディアに取上げられました。日本の魚消費はピークの半分以下まで減少、魚が敬遠される理由として、魚は臭い美味しくない・調理が面倒・魚を触るのが嫌・味付けが難しい・グリルが汚れるなどが挙げられます。弊社はかねてから食べず嫌いの子供を無くそうと西日本最大規模を誇る大阪市中央卸売市場 水産仲卸会社の有志による「ざこばの朝市」 開催を応援しており、今回も西日本最大規模を誇る大阪市中央卸売市場 鮮魚仲卸大手の㈱利州上田副社長の協力により、全国各地の産地から日々入荷する魚介類を提供していただき、メニューの考案・試作を和食は元あべの辻調理師学校教師でサンフランシスコ日本国領事館公邸料理人を務め、帰国後テレビ番組「どっちの料理ショー」にレギュラー出演され、その後独立し弊社と顧問契約。2014年には「なにわの名工」を授与、現在も島根県・愛媛県の調理専門学校の講師を勤められている料理研究家 近藤先生を迎え、

洋食は調理師学校 卒業後、当時は西欧料理店しか無い時代に”ビストロ”と冠をつけたフレンチレストラン「ビストロ・アンジュ」に入社。1978年に東京青山で「カフェバー アンジュ」をオープンさせ、1980年からフランスパリ「ギー・サヴォア」、ヨンヌ湖畔にある「コート・ド・サンジャック」、スイス ローザンヌの「ジラルデ」などミシュランガイド星獲得有名レストランで修行を積み、帰国後「ビストロ・アンジュ」の多店舗展開に貢献され、取締役そして社長を2期務め、現在フランス事業部と製菓・製パン事業部の料理指導とメニュー開発に従事されている藤井シェフ、

中華は、調理師学校卒業後、「中華の鉄人」と評され、日本における中国料理の第一人者と言われる陳健一が全国で展開する「赤坂四川飯店」に入社、現在愛媛県松山店の取締役店長兼料理長を勤められている西尾料理長と
三人の料理人からメニュー考案、試作を作っていただき、試食して僕が納得したメニューのレシピを提携しているリゾートホテルから結婚式場まで国内外に展開する浜松本社の呉竹荘様はじめそれぞれの料理を得意とする専門食品製造会社のセントラルキッチンで作り、神戸市東灘区のわんまいる冷凍センターで詰合せて全国のご家庭にお届けする冷凍サブスク(定額制)の新しい料理宅配サービスを始めました。
今日は、赤坂四川飯店現在松山店の取締役西尾料理長に来社していただき、3品の試作をいただきました。1品目は、「青椒墨魚絲(イカとピーマンの細切り塩炒め」。いかとたけのことピーマンとパプリカは同じ細さに合わす事がポイントだとの事。白ネギと生姜はみじん切り、更に重要なのは中華は下味がキーワード。イカに塩・胡椒・酒・片栗粉・サラダ油を塗して整えて先にサラダ油でネギと生姜のみじん切りを炒め、いか次に筍の順番に炒め、5割方火が通れば野菜を加えて強火で炒めてから独自に配合した調味料を回し入れ掻き混ぜて完成。正直こんな美味しい青椒墨魚絲(イカとピーマンの細切り塩炒め)初めて食べました。全くしつこくなくて薄味でいかの柔らかさに驚きました。恐るべき下ごしらえに感動 です。

2品目は、「蟹肉蚤花湯(紅ずわいがにの中華卵スープ)」です。なんだ玉子スープかと思いきや、出て来たスープを見てぴっくり!まるで雲の如く スープの中で”フワフワ”と溶き卵が浮かんでいる!初めて見る光景です。とろみを付けて火を止めてから溶き卵を加える事がポイントだと聞きました。水揚日本 一を誇る鳥取県境港の紅ずわいがにを採用し、絹さやの極細カットを加えたシンブルだが蟹の味と絹さやの香がする滑らかな食感の卵スープでした。

3作目は、「海鮮炒青菜(海鮮と小松菜のニンニク炒め)」です。材料は、イカ・海老・帆立貝・小松菜・乾燥キクラゲ・白ネギ・生姜・にんにくに独自配合調味料です。先に小松菜をサッとボイルする事と海鮮は下味をつけておく事がポイント。後は独自調味料を具材に絡ませるように炒める事。

近藤先生曰く、中華は食材を合わせて絡め炒める料理。日本料理は先に下味を少し施し食材の旨味を引き出す料理。フレンチはソースと食材を合せる料理だと教えていただきました。油濃いイメージの中華料理ですが、魚介を使い調味料を加減する事でこんなに薄味で食材の味覚が楽しめる料理が出来るとはさすが日本に四川料理を広げた陳建民氏から直接学んだ西尾料理長だけの事は有るとつくづく感心致した。ボンキッシュの試作の為にわざわざ飛行機で一泊二日で来社いただいた甲斐があり、上質な国産お魚料理にピッタシの出来栄えに大満足でした。