2023年4月6日(木)11時20分
今日は僕のマグロ釣りの師匠である北中城村の元熱田漁協組合長で、趣味で遊漁船を営む田仲船長。自宅一階でご子息夫妻がハワイ料理「ポキ/POKE」専門店「純 TSUNA」を開業し、2号店を今年初めにオーブンされ、2月に田仲船長の紹介でソデイカの買い付けに沖縄魚連さんに訪問した際に、TVや雑誌にも取り上げられて話題になっていると聞いたので、コレはお祝い兼ねて食べに行かなくてはと思いスカイマークで那覇空港へ飛び沖縄魚連さんのアテンドで向かいました。

那覇空港から車で約40分で到着。ガレージに車を停めると田仲船長ご夫妻が出迎えてくれました。いやーコロナで4年ぶりの再会です。大阪駅前に本社を移転した際にも駆けつけて来てくれた田仲船長ご夫妻。いつも仲が良く羨ましい。


息子さんも後を継いで漁師と遊漁船を営む傍ら、自分で釣った鮪や地元で獲れる魚を使い本場ハワイ仕込みのタレで漬けご飯にトッピングして食べる沖縄で言うならタコライス風、関西ではいわゆる漬け丼だ。但し、丼には盛り付けないからフィシュ漬けライスだ!

料理の決め手となるのが食材。地元の新鮮な魚だし漁師の目利きだから間違いない。そして肝心なのが「タレ」。ハワイと交流が深い沖縄ならではの秘伝のタレが4種類。メインのキハダマグロのみならず、島蛸やその日に水揚げされた魚が楽しめるから楽しみだ。

塩は本場ハワイから取り寄せているとの事。ピリ辛マヨネーズ味、島ニンニクとバジル、そしてハワイには無い、田仲船長オリジナルの合わせ醤油タレの4種。
オッオッ!目に留まったのが美味しそうなエビチリかと思きや、海老では無くマグロのすじ肉だと言う。いやー懐かしい。昔居酒屋の店長をやっていた時に市場から解体した後のマグロの尾の部位をもらって帰り、掃除して尾の身として客に出していた。手間だけど筋を取り除くと尾の身だけあって弾力があり旨味が強い。

マグロの尾の身に粉を打ち、油で揚げてピリ辛ソースを絡めている。旨そうだ!
せっかくなので色々試したいと言うと、ご飯の入ったトレーに小分けしてトッピングしてくれました。嬉しい!

もうこの時期から車はエアコンを付けているまさに常夏の沖縄で味わうハワイアントロピカルフルーツジュース「ポグ」も格別だ。ジュースで飯を食べるのも沖縄ならでは。

玉ねぎ・島ニンニク・アボカドまでたっぷりトッピングしてくれています。島蛸もハワイアンソルトに島ニンニク仕込みで美味しい。ピリ辛マヨネーズ味は別盛りで提供してくれたが初めて口にする緊張の為に写真撮影を忘れてしまいました。。
説明を受けたほど、辛くなくて丁度良いスパイシーな味。どのタレもまぐろに絡んで美味しい。ポイントは下味付けだと思います。いやーコレは美味しい!オリオンビールに泡(スパークリングワイン)が欲しくなりました。ここ北中城村周辺ではポキ専門店が次々にオーブンしていると聞きました。タコライスやポーク玉子おにぎり、、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)、ヒラヤーチ(沖縄風ちぢみ)などと同じように、新しい沖縄ソウルフードになる予感がしました。田仲船長、奥さん、ご子息の純(つな)君、ご馳走様でした!
