三陸産の魚とは|世界三大漁場・親潮と黒潮が交わる海の恵みと献立

三陸(さんりく)は、世界三大漁場のひとつに数えられる海です。岩手県から宮城県にかけての沿岸に、北からの親潮と南からの黒潮が交わる漁場が広がっています。 わんまいるの冷凍おかずセット「健幸ディナー」では、三陸の魚介をこれまで数多くの献立に使ってきました。真鱈、金華さば、鮭、さんま、目鯛、太刀魚、さわら——そして、わかめとひじき。ひとつの海から、これだけの食材をいただいています。

三陸とは

親潮と黒潮が交わる、世界三大漁場

三陸沖は、北からの寒流(親潮)と南からの暖流(黒潮)がぶつかる海域です。異なる海流が交わる場所にはプランクトンが豊富に育ち、それを求めて多様な魚が集まります。 漁船で網から水揚げされる魚。海水がこぼれ落ち、作業員が甲板で作業している この海が、世界三大漁場のひとつに数えられる理由です。健幸ディナーの原稿では10年にわたり、この表現を繰り返し使ってきました。

金華山周辺の「回遊しない鯖」=金華鯖

三陸の中でも特別な存在が、金華さば(金華鯖)です。 金華山周辺の根(ね/岩礁)に生育する、回遊しない鯖。一般的な鯖は海を回遊しますが、この鯖は動かずに餌の豊富な海域にとどまります。その結果、脂がのって身が締まります。 一番近い漁港である宮城県石巻で水揚げされるため、「金華鯖」と呼ばれます。水揚げが少なく「幻」とも言われるブランド鯖です。 健幸ディナーでは、水揚げされた鯖を石巻の水産加工会社ですぐにフィレ加工し、昆布だしに浸けてから焼き上げています。産地から動かさずに調理まで終えるため、旨みを閉じ込めたまま、やわらかく食べやすい仕上がりになります。

鮮度が落ちる前に、産地で調理まで

三陸の食材について、健幸ディナーが一貫してきた方針があります。魚は産地から動かさず、漁港の近くでできるだけ最終調理まで済ませるというものです。
  • 石巻漁港で水揚げした鯖・真鱈・さわら・太刀魚 → 石巻の水産加工会社で調理
  • 岩手で水揚げしたさんま → 地元の加工会社で骨を取り、塩こうじ漬けにして旨みを凝縮
  • 三陸沖の鮭 → 岩手県陸前高田の揚物専門店でフライに
一次加工から最終調理までを産地で行うことで、海外産の冷凍品にはないふっくらとした食感が残ります。 青い手袋をした作業者が、包丁で白身魚を三枚におろしている様子

わんまいるが三陸を選び続ける理由

わんまいるは1988年の創業以来、日本各地を巡り、自分の目と舌で確かめたご当地の食材をお客様にご提案してきました。魚について、その中心にあるのが三陸です。

献立の「主菜も副菜も」まかなえる海

三陸が他の産地と違うのは、主菜と副菜の両方を支えられることです。 主菜は真鱈、金華さば、鮭、さんま、目鯛、太刀魚、さわら。副菜はわかめ、ひじき、あかもく。とくに「三陸産ひじきの煮物」は、健幸ディナーで最も多く採用してきた副菜のひとつで、ひじきは栄養価が高く、食べやすい一品として定番になっています。

震災からの復興と、産地とのお付き合い

三陸の水産会社との関係は、10年分の原稿にくり返し登場します。石巻、大船渡、陸前高田、気仙沼、名取市閖上——健幸ディナーの魚は、この沿岸の会社に支えられてきました。

三陸の食材を使った献立

三陸産さくら真鱈フライ カレー風味

寒流と暖流が交わる日本の北限・三陸沖で獲れた真鱈を、石巻漁港で水揚げした直後に三枚におろし、最新の3D瞬間凍結機で冷凍した「さくら真鱈」を使用し、国産小麦粉とパン粉、無添加のカレー粉をまぶし、菜種油で揚げました。ひと口食べると、外はサクッと香ばしく、中は真鱈の身がふっくら。淡白で上品な真鱈の旨みに、カレー風味がほどよく重なり、ご飯が進む味わいです。 三陸産さくら真鱈のフライ カレー風味の盛り付け

三陸産さんまの塩こうじ焼き

三陸沖で獲れたさんまを、岩手県上閉伊郡大槌町にある地元の加工会社・小豆嶋漁業にて塩こうじ漬けにし、神戸市中央卸売市場の財木商店の職人さんが遠赤外線の焼台で一尾づつ手焼きで仕上げています。 三陸産さんまの塩こうじ焼きの盛り付け

三陸産ひじきの煮物

ひじきには、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルが豊富です。食物繊維含有量は、食材の中でもトップクラスで、便秘を解消することで、肥満や生活習慣病を予防する効果があります。 三陸産ひじきの煮物の盛り付け

そのほかの献立

料理 特徴
三陸産ひじきの煮物 定番の副菜。高野豆腐と合わせた「ひじきと高野豆腐の煮物」も
三陸産 目鯛の煮つけ・照り焼き 上品な白身を活かした和食
三陸産 太刀魚のオリーブオイル漬け 石巻漁港で90度の低温真空調理
三陸産さわらの煮つけ 石巻水揚げ。甘辛く煮付け
三陸産あかもくと胡瓜の和サラダ 粘りのある海藻を使ったさっぱり副菜
仙台麩と三陸わかめの和え物 宮城の郷土食材・仙台麩との組み合わせ
三陸産さくら真鱈と野菜の玉子とじ 真鱈を和食に仕立てた一品

三陸の食材が登場した献立記事

よくある質問

Q1. 三陸はなぜ良い漁場なのですか?

北からの寒流(親潮)と南からの暖流(黒潮)が交わる海域だからです。異なる海流がぶつかる場所にはプランクトンが豊富に育ち、それを求めて多様な魚が集まります。世界三大漁場のひとつに数えられています。

Q2. 金華さばとは何ですか?

三陸の金華山周辺の根(岩礁)に生育する、回遊しない鯖です。動かずに餌の豊富な海域にとどまるため、脂がのって身が締まっています。一番近い漁港である宮城県石巻で水揚げされることから「金華鯖」と呼ばれます。

Q3. 冷凍の魚でも美味しいですか?

健幸ディナーの三陸の魚は、水揚げした漁港の近くで一次加工から最終調理までを済ませています。産地から動かさずに調理するため、海外産の冷凍品にはないふっくらとした食感が残ります。

Q4. 三陸の食材はどこで買えますか?

わんまいるの冷凍おかずセット「健幸ディナー」で、三陸の魚介を使った献立を定期的にお届けしています。真鱈、金華さば、鮭、さんまなどの主菜と、わかめ・ひじきの副菜でお楽しみいただけます。

健幸ディナーのご案内

ここでご紹介した三陸の魚介の献立は、わんまいるの冷凍おかずセット「健幸ディナー」でお届けしています。主菜1品・副菜2品を個包装で急速冷凍し、湯煎・流水解凍でお召し上がりいただけます。 健幸ディナー 定期コースのお申し込みはこちら