2025年3月27日(木)11時01分
今日は、和食の元サンフランシスコ日本領事館公邸料理人の近藤先生、フランス三つ星レストランで修行を積んだ、ビストロ・ダ・アンジュの藤井シェフ、上海出身で予約が取れない料理教室から新宿御苑直営店を経て、現在食の宝庫千葉県館山で一人で切り盛りされている館山美食倶楽部オーナーシェフのシャウ・ウェイシェフ3人に来て頂いての試作会に参加しました。
先ずはフレンチから。「大分県津久見ぶりのソテー 白ワインビネガー風味のピペラードソース」冷製ソースと暖かいソース。温度の違いだけで味わいが全く違います。冷たい方が味が締まり美味しく感じます。
フレンチ2品目は、「静岡県産カツオのロースト ラタトゥイユ添え 中近東のスパイスデュカの香り」。暖かいラタトゥユバージョン。

同じく冷製ラタトゥイユ敷き。ラタトゥイユは暖かい方が美味しい。

人生初!中近東スパイスのデュカ。アーモンドロースト、ヘーゼルナッツ、コリアンダーシード、キャラウェイシード、クミンパウダー6種類のスパイス。

ふりかけると全く味覚が変わります。淡白ないカツオのローストに、甘いラタトゥイユの味が香ばしい6種類の中近東スパイスで様変わり。

中華メニューは「長崎県産鯖の塩麹香辣漬」。

コレまた人生初めて食べる「塩麹香辣漬け」。前の晩に来社頂き漬けて一晩冷蔵庫で寝かせてから焼き上げています。塩麹と唐辛子の香りが鯖に染み込み、燻製の様な食感になって初めて味わう味覚に感動!紹興酒が欲しい。

お次も中華メニュー「静岡県産ビンチョウマグロとエリンギのカッシュナッツ炒め」。僕の大好きな中国料理のひとつです。一般的には鶏肉が多く使われていますが、マグロで食べるの人生初体験。いやーかなり美味しくヘルシー!いいね。

台湾駅弁のメインデッシュ「ビンチョウマグロの台湾唐揚げ蜂蜜油淋ソース」

先ずはそのまま食べて下さいと言われるままに試食すると、「醤油・紹興酒・砂糖・五香粉・白胡椒・おろしニンニク・おろし生姜・全卵の下味に、衣にはタピオカの粉が使われています。人生初めて食べる味覚にびっくり仰天。油で揚げた感覚がしないから不思議だ。

シャウ・ウェイシェフから油淋ソースをかけて見て下さい!と言われるままに試食すると、これまで食べた油淋ソースとは違い、あっさりして凄く旨い!決めては米酢と醤油の配分に蜂蜜だと思いました。

お次は、和食メニュー「長崎県産あじの焼きつくね」。新鮮なあじの身をたたき、玉ねぎ・生姜・青紫蘇をみじん切りにして、卵黄と片栗粉に粉山椒を加え練り上げて焼いています。

次の和食は「メヒカリのおかき揚げ」。なんと柿の種をミキサーで粉末にして衣に混ぜています。

青魚の臭みが強いメヒカリは苦手。。と言うと、シャウ・ウェイシェフから先程の油淋ソースをかけると臭みが消えるよ!と言われたので騙されたと思いかけて食べるとびっくり仰天。全く魚の臭みが消えてメヒカリの苦味が旨味に変化して凄く美味しい。いやー先程の淡白ないまぐろより油淋ソースメヒカリの方が合う。

ボンキッシュ初の近藤先生とシャウ・ウェイシェフのコラボ商品だ。コレは届くのが待ち遠しい!試作会でした。