先月6月19日(木)に業務提携して9年目を迎える島根県へ第6次産業化取り組みへの協力を県庁ブランド推進課から要請を受け、行って来ました。
その際に現在わんまいるで人気の島根県西部(大田市・浜田市・益田市)で唯一の牛乳メーカー クボタ牛乳さんへ表敬訪問した際に久保田社長より地元で一番人気の定番牛乳「石見の朝」の取り扱いの提案を戴き、商品が届きましたので試飲させていただきました。
島根県は日本の酪農のルーツと言われ古くから酪農が盛んに行われて います。特徴としては大自然を生かしたフリーストール(繫いでいない飼い放し)型の牛舎で飼育を行い、牛自ら搾乳に近づいてくる形式を採用、ストレスのない。自然の搾乳を行っている酪農家が多い産地として知られています。
そんな牛乳を毎日注文にあわせパック詰め戴き、わんまいるは皆様へお届けさせていただいております。
現在取り扱っている牛乳はバスチャラライズ製法と呼ばれる75度までの温度で殺菌することで人間の体に悪い菌を死滅させ必要な菌を殺さずに飲めるようにと開発された殺菌方法の牛乳です。

今回ご提案戴いた昔から地元で愛飲されている石見の朝は、温度は通常殺菌 の95度ですが他との違いは殺菌する時間を一般よりも遅いパイプをくぐらせ、丁寧に時間をかけ加熱殺菌することで牛乳本来のふくよかな食感が楽しむことが出来、お母さんの母乳を思い出すようにとクボタさん独自の工夫を感じられます。そして牛乳特有の臭みも少なく、飲みやすく、ふくよかな口ざわりの温かみのある牛乳です。26年から島根県に進出されるセブンイレブンからも取り扱いの要請を求められましたがセルフ販売で廃棄を当たり前とするチェーン店へは卸したくないとお断りされたとの事そんな頑固一徹なところも僕は大好き です。
それと大正9年大阪心斎橋で創業の法善寺あられさんの今、良く売れ出した人気商品「柿の種」を真似た「月の種」を試食させていただきました。すべて契約農家のもち米を使い、精米・米蒸し・餅つき・千切り・乾燥・焼きま ですべて自社工場で一貫して行っているのは私が知っている限り法善寺さんだけと思います。しかも米油にこだわり、醤油、海苔まで社長自ら吟味して使用されています。どこかの社長と良く似ている・・・俺?(笑))
まず一番売れている「ジャガバター味」は沖縄の塩として有名な“ぬちまーす”を使 用バターを使っており、塩とあられと濃厚なバターの味の調和が絶妙でなんともいえませ ん。一緒に試食しているバイヤー達もついつい手を出して食べていました。(凄い試食の量なのでよほど美味しいもの以外は手を出さないので・・・)

二番目の売れ筋、濃厚チーズ味は、国産のゴーダチーズと
チェダーチーズのW使用にて濃厚で複雑な味に仕上がっており、焼酎やウイスキーのおつまみとして良く合う と思いました。

福岡の辛子明太子を使用した売れ筋三位のからし明太子マヨ、
四位の紀州南高梅を使用した梅ざらめ、京都清水(きよみず)、産寧坂(さんねいざか)の一味を使った和風カレー味、きんぴらごぼう味、ゆず 一味味など、合計7品試食させていただきました。

僕のお勧めは、一位のジャガバター、二位の濃厚 チーズ、三位は京都清水の一味を使った和風カレーです。
一袋80g390円で、このこだ わりが楽しめます。
これから秋までの夜の夜長のお供として是非お奨めします。
ついでにもう一品凄い奴を試食したので、紹介しておきましょう・・・・・・
何と 宝永5年(1708年)京都三条にて創業以来、ひとくち京菓子一筋に製造販売されてこられた、『伊勢 元禄たちばなや』の六方焼を試食させていただきました。
京都丹波産の小豆大納言を使いこしあん にして生地で包んで職人が手焼きしてひとつひとつ丁寧に包装して一つ約192円には価値あ り!!と思いました。
僕も毎日多くの試食しますが、思いをこめて作られた手作りのものは感じるも の、伝わるものが多くあります。見た目、触れた感じ、持った感じ、口の前の風味、口に入れた食感、かみこんだ際の味わい、喉越し、お腹に入る感じ、後に脳裏に残る味・・・・昔懐かしいなとか・・・。
生きてて良かったなぁとか皆さんも感じたられた事があると思います。今日は、1972年に大阪心斎橋に大阪発の南フランス料理店を開業させて以来 現在19店舗までになった『かめいあんじゅ』さんに訪問してきます。
昨日訪問してき たリーガ・ロイヤルホテル 中辻料理長との話は後ほどブログしておきます! >堀田