本日、大阪浪速区の老舗惣菜店 株式会社矢田健商店さんに お願いして、秋の旬の食材及びメニューを作ってもらった試食です。 まず一品目は沖縄を代表するブランド豚「アグー豚」を使った酢豚です。
アグー豚は豚肉特有の臭みがほとんどありません。
だから豚肉が苦手な僕でも美味しいです。
課題は玉ねぎと人参、ピーマンのカットが小さいのが気に入らず、
今日で4回目となりました。相手もなかなか諦めません。
今回は見た目も美味しそうな仕上がりで、野菜のカットも納得できる
大きさになっていました。
口に入れるとカットを大きくした分だけ野菜のパリッと感が残り
美味しく戴けました。
お値段も最大限にお安くさせて戴き、420円でのご提供となります。
2品目は、北海道産のじゃがいも、玉ねぎと国産牛肉を使った肉じゃがです。
今回は失礼かと思いましたが、開発をお願いする際に僕の行きつけの イカリスーパーで肉じゃがを買って持っていきました。・・・・その甲斐あって、
見た感じ美味しそう!食べるとビックリ! 辛くもなく甘すぎることなく 和風の鰹と醤油ベースのだしが牛肉・玉ねぎ・じゃがいも・人参の旨みと
絡みあって最高の味に仕上がっています。
これぞ日本の「和食」と自慢できる一品でした。
少し柔らかいので、加熱を抑えれば問題なくホクホクのじゃがいもの
肉じゃがが楽しめます。
260g390円でご提供、お値打ちだと思います。
3品目は名古屋風手羽先のから揚げです。
これまで惣菜を開発を始めて6年間が経ちますが、色んな業者様に
お願いしましたが、納得の行く名古屋名物手羽先のから揚げが出来ません。
まず鶏肉が臭い、身が固い、そして問題のタレが中々出来ない、
出来ると無茶値段が高くなる。・・・・6年かかりましたが、2回目の試食で
ようやく完成です。
これに白ゴマを振り掛ければ「浪速の健ちゃん手羽先揚げ」が完成です。
大きな手羽先が3本で360円のご提供です。
ビールの肴に最高!・・・・・・お子様にも喜ばれると思います。 4品目は、弊社が提携する世界遺産登録に認定されている
沖縄県北中城村の特産品「飛びいか」を使って
沖縄名物ジューシー(炊き込みごはんの事)を作ってもらいました。
付けた名前は、「空飛ぶいか飯ジューシー」です。
もう少しいかをカットを小さくする事とだしの量を増やすことで柔らかく炊き上が るようにして欲しいと伝えました。味は、いかのだしが炊き込みごはんに広がり
ムチャ美味しかったです!
5品目は「飛びいか」を使いオーソドックスに照り焼きにしました、
飛びいかの特徴は少し硬いので、スチームコンベクションで、
身を柔らかく蒸し焼きにしてそれから焼き上げて照りタレに
漬け込む要領で調理するようにお願いしました。
スチームコンベクションオーブンと言う大変便利な調理器具のお陰で
骨まで柔らかく調理できます。
料理は手間と心だとどの料理人に聞いても同じことを言われます。
手間をかけていた調理をスチコン(スチームコンベクション)で行うことで
効率化を図り、後は気持ちを込めて調理することとすべてにおいて
「だし」をしっかりとり使うこと。 今日も美味しい試食をありがとう・・・・・・・