秋も次第に深まり、そろそろ紅葉シーズンに入ります。お米の収穫も殆どの所で終了し、新米に切り替わります。食慾の秋と言われますが、気温も暑くもなく寒くもなく湿度も高くなく降水量も少なくて一年間でもっと過ごしやすい時期です。今週も全国各地の食材を使用し、それぞれの料理を得意とするホテルや飲食店向けに製造卸をされている専門調理会社様に作ってもらった数々のメニューをセットしてお届けします。では今週のメニューをご紹介します。
1食目の主菜は、「宮城県産姫たらのフライ」です。宮城県石巻産の助宗鱈の幼魚「姫たら」の骨を丁寧に取り開いて、衣とパン粉を付けて揚げました。淡泊でくせがなくて魚が苦手な方でも食べやすいです。お好みでタルタルソースなどをつけてお召し上がり下さい。副菜には、「茄子のトマト煮」をご用意。茄子のアントシアニンには抗酸化力があり、トマト煮にすることで、トマトのリコピンとの相乗効果で老化防止や美容にも効果があるそうです。もう一つの副菜には、食物繊維が豊富なごぼうに、ひよこ豆、青エンドウ、赤インゲンと3種豆を胡麻ドレッシングで和えた「ごぼうと豆のサラダ」をセットにしました。
2食目の主菜は、「宮城県産カレイの煮つけ」です。宮城県産石巻漁港で水揚されたカレイを地元水産品加工調理会社で、甘辛く炊き上げました。個食パックなので、タレも多めに入れていますので、タレをつけてお召し上がりください。カレイは、ひらめ以上に 低エネルギーでコラーゲンも豊富です。副菜には、出汁がじっくり染込んだ「大根と人参の旨煮」に、コリコリした食感でタンパク質豊富な山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」をセットにしました。
3食目の主菜は、「国産豚ロースの生姜焼き」です。関西空港の機内食やホテル・飲食店向けに中食を製造卸されている大阪泉佐野市の業者さんで調理加工してもらっていて、鉄板で1枚毎に手焼きして生姜の味を抑えた特製タレで仕上げました。ロース肉が柔らかく、生姜の風味が食欲を掻き立てます。副菜には、トロっとした食感の「茄子の揚げ煮 味噌風味」を取り入れました。豚肉と茄子は、一緒に食べることにより、なすの成分が血圧を下げて、豚肉のたんぱく質が丈夫な血管を作り、高血圧予防に効果があると言われえています。あと、さっぱりとした味わいで箸休めにちょうど良い「きのこのお浸し」をセットにしました。
4食目、洋食メニューの主菜は、「桜島鶏のトマトカレーチャップ」をご用意しました。桜島どりとじゃが芋をソテーにして、トマトピュレとカレー粉で絡めてあります。トマトの酸味とスパイスの効いたカレーが絶妙にマッチ。癖になる味わいです。副菜には、「ほうれん草とコーンの炒め物」と、さつま芋とオニオンスライスをマヨネーズで和えた「おさつとオニオンサラダ」をセットにしました。さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれていて、さつまいものビタミンCは、壊れにくいので、加熱してもしっかり栄養を摂ることができます。
5食目の中華メニューの主菜は、「肉団子と野菜の甘酢あんかけ」をご用意。新宿伊勢丹本店を始め、全国主要百貨店に中華惣菜専門店を展開する神戸の業者だけあって本格的。 ゴロッと大き目の肉だんごにタレがたっぷり絡んで、野菜もたっぷり入っていて、見た目も綺麗。副菜は「北海道じゃが芋のポテトフライ」に中華風に味付けした「ブロッコリーの中華風お浸し」をセットにしました。じゃがいもとブロッコリーは、ビタミンCを豊富に含むので、一緒に摂って健康な体に。
来週は、桜島鶏のパンプキンチャウダーが献立に登場!天日干し秋刀魚の塩焼きに秋鯖の煮付けなどのメニューをご用意しています。お楽しみに!