日本各地の旬を味わう、食材と手作りの物語
いつも冷凍おかずセット「わんまいる 美食弁当」をお召し上がりいただきまして、誠にありがとうございます。
わんまいるの管理栄養士、白井です。
毎日の食卓に、彩りと栄養、そして何より「食べる楽しさ」をお届けしたい・・・そんな想いで選び抜いた今週の献立について、私たちが込めたこだわりと、食材たちが持つ本来の力(効能)をご紹介させていただきます。
毎日の食事のことですので、栄養価にも注目していただければと思います。
商品開発責任者・吉川より
食材の背景を知ることで、美味しさはもっと深くなる
いつも「わんまいる美食弁当」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
商品開発責任者の吉川です。
今回は、皆様にお手紙としてお届けしているこの「メニュー紹介コラム」について、少しお話しさせてください。
私たちは毎週、こうして皆様にメニューのこだわりをお伝えしておりますが、これには理由があります。
それは、料理というものは、単に舌で味わうだけでなく、「どんな食材が使われているのか」「どんな想いで作られたのか」という背景を知ることで、その味わいが何倍にも深く、豊かになると信じているからです。
手前味噌ではございますが、美食弁当には語り尽くせないほどの魅力が詰まっています。
日本各地の生産者様が丹精込めて育てた食材の素晴らしさ、その素材の良さを最大限に引き出すための調理の工夫、そして栄養バランスへの配慮。
これらは、商品がお手元に届き、パッケージを開けただけでは伝わりきらない「隠し味」のようなものです。
美食弁当は、便利な定期お届けサービスであるがゆえに、一度お申し込みいただいた後は、Webサイトなどで詳細な説明をご覧いただく機会が少なくなってしまうかもしれません。
だからこそ、このコラムという場所を通じて、食材の産地の風景や、調理場の湯気までが目に浮かぶような「美味しさの理由」をお伝えしたいのです。
今日の魚は、どこの海で獲れたんだろう?
この野菜の甘みは、どうやって引き出しているんだろう?
そんな会話をご家族で楽しんでいただいたり、お一人で召し上がる際にも食材への興味を深めていただけたりすれば、作り手としてこれ以上の喜びはありません。
今後も皆様のお声に耳を傾けながら、美食弁当をより感動のある食事へと進化させてまいります。
これからも、様々な角度から私たちのこだわりをお伝えしてまいりますので、どうぞ末永くご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
今週の献立 ~厳選食材の産地を巡る美食の旅~
今週も、北は東北から南は九州まで、日本全国から素晴らしい食材が集まりました。
それぞれの土地の風土が育んだ滋味深い味わいを、バラエティー豊かなメニューでお届けします。
1食目 三陸産さくら真鱈フライ カレー風味
- 主菜
- 三陸産さくら真鱈フライ カレー風味
- 副菜
- キャベツとピーマンの炒め物 / 彩野菜のラタトゥイユ

<食材と料理のこだわり>
主役となるのは、世界三大漁場の一つとも称される豊かな海、三陸沖で水揚げされた「さくら真鱈」です。
寒流と暖流が交わる三陸の海で育った真鱈は、身が引き締まりつつもふっくらとしており、淡白ながらも深い旨味を蓄えています。
「さくら」の名が示す通り、ほんのりと美しい色味を帯びた新鮮な身を使用しました。
今回はこの上品な真鱈を、食欲をそそるカレー風味のフライに仕立てました。
淡白な白身魚にスパイスの香りを纏わせることで、魚本来の甘みがより一層引き立ちます。
サクッとした衣の食感の後に、口の中でほろりと崩れる真鱈の柔らかさ、そして鼻に抜けるスパイシーな香りのハーモニーをお楽しみください。
<栄養と付け合わせの妙>
副菜には、彩り豊かな野菜を合わせました。
「ピーマンの苦味」と「カレーの風味」は非常に相性が良く、お互いの良さを引き立て合います。
ピーマンに含まれる特有の香り成分や苦味成分には、血流をサポートする働きがあるといわれています。
さらに、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンC、Eを豊富に含み、これらは細胞の老化防止や美肌効果が期待できる頼もしい栄養素です。
特筆すべきは調理法です。
ピーマンのビタミンCは比較的熱に強いのですが、βカロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が格段にアップします。
炒め物にすることで、美味しさだけでなく栄養摂取の効率も高めています。
もう一品のラタトゥイユと共に、野菜の甘みと酸味が、スパイシーな主菜の箸休めとして絶妙なバランスを保っています。
2食目 長崎県産あじフィレの塩焼き
- 主菜
- 長崎県産あじフィレの塩焼き
- 副菜
- 白菜と人参と平天の煮物 / 南瓜のそぼろ煮

<食材と料理のこだわり>
日本有数のあじの水揚げ量を誇る長崎県。その恵まれた海で育った「小あじ」をご用意しました。
魚料理、特に青魚というと、独特の臭みや小骨が気になるという方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
今回使用している小あじフィレは、鮮度が良いため嫌な臭みがなく、骨も丁寧に取り除いています。
調理法は、素材の質に自信があるからこそ選べる「塩焼き」です。
余計な味付けをせず、シンプルに焼き上げることで、あじが持つ本来の旨味と脂の甘みをダイレクトに感じていただけます。
皮目は香ばしく、身はふっくら。
噛むほどに広がる青魚特有のコクのある味わいは、まさに和食の原点とも言える美味しさです。
<栄養と付け合わせの妙>
副菜には、体を芯から温めてくれるような優しい煮物を二品添えました。
特に注目していただきたいのは「南瓜(かぼちゃ)」です。
かぼちゃは、βカロテン、ビタミンE、ビタミンCという3つの強力な抗酸化成分を含んでおり、これらは「抗酸化トリオ」とも呼ばれています。
これらが相乗的に働くことで、免疫力の強化や細胞の老化予防をサポートします。
まだまだ寒さが残るこの季節、風邪に負けない体づくりにはぴったりの食材です。
そぼろ煮にすることで、お肉の旨味が南瓜に染み込み、ほっとする甘辛い味わいに仕上げています。
白菜と平天の煮物とともに、心も体も温まる献立です。
3食目 国産牛肉とじゃが芋の旨煮
- 主菜
- 国産牛肉とじゃが芋の旨煮
- 副菜
- ほうれん草のごま和え / 大豆とさつま揚げの煮物

<食材と料理のこだわり>
贅沢に使用した「国産牛肉」の豊潤な香りが食欲をそそる一品です。
輸入牛にはない、国産牛ならではの脂の甘みと赤身の旨味。
これらを余すことなく味わっていただくために、ホクホクとした食感のじゃが芋、そして加熱することで甘みが増す白ねぎと一緒に「旨煮」にしました。
牛肉から溶け出した上質な脂が、出汁とともにじゃが芋にゆっくりと染み込んでいます。
口に入れた瞬間、肉の旨味と野菜の甘みが一体となって広がり、ご飯が進むこと間違いありません。
どこか懐かしく、それでいて家庭ではなかなか出せない深みのある味わいをご堪能ください。
<栄養と付け合わせの妙>
濃厚な主菜に対し、副菜は香り高い「和」の品々を揃えました。
「ほうれん草のごま和え」で使用しているごまは、小さな粒の中に驚くべきパワーを秘めています。
良質なたんぱく質とミネラルに加え、セサミンやセサミノールといった特有の成分が強い抗酸化作用を発揮します。
若々しさを保つビタミンEやセレンも豊富です。
今回は、お子様からご年配の方まで食べやすいよう、少し甘めの味付けに仕上げました。
ごまの香ばしさがほうれん草の青みを包み込み、箸休めに最適です。
大豆とさつま揚げの煮物と共に、食物繊維もしっかり摂れる、体の調子を整える献立となっています。
4食目 日南どりと野菜のソテー
- 主菜
- 日南どりと野菜のソテー
- 副菜
- キャベツと人参のマリネ / エリンギのスクランブルエッグ

<食材と料理のこだわり>
九州・宮崎県を代表する銘柄鶏「日南(にちなん)どり」を使用しました。
日南どりの特徴は、脂肪分が少なくヘルシーでありながら、肉質が非常に柔らかくジューシーであること。
そして何より、鶏肉特有のくさみがほとんどない、澄んだ味わいが魅力です。
この良質な鶏肉を、じゃが芋などの野菜と一緒にソテーしました。
味の決め手は、ピリッと効かせた黒胡椒です。
淡白で上品な日南どりの旨味を、黒胡椒の刺激がキリッと引き締め、噛むほどに肉汁が溢れ出します。
香ばしく焼かれた鶏肉と、ホクッとしたじゃが芋の食感のコントラストも楽しい一皿です。
<栄養と付け合わせの妙>
洋風の主菜に合わせて、副菜もバラエティに富んだラインナップです。
特におすすめなのが「エリンギのスクランブルエッグ」です。あわび茸にも似た独特の歯ごたえを持つエリンギは、キノコ類の中でも特に食感が楽しめる食材です。
これを、栄養の宝庫である卵をたっぷりと使って、ふわふわのスクランブルエッグに仕立てました。卵の優しさとエリンギの食感が絶妙にマッチします。
エリンギには食物繊維が豊富に含まれており、便秘の予防・改善、余分なコレステロールの排出、食後の血糖値急上昇の抑制など、現代人に嬉しい働きがたくさんあります。
さっぱりとしたキャベツと人参のマリネと共に、バランスの良い洋食ランチのような満足感をお届けします。
5食目 石見ポークの回鍋肉(ホイコーロー)
- 主菜
- 石見ポークの回鍋肉(ホイコーロー)
- 副菜
- 春雨の中華炒め / 茄子の鶏そぼろ

<食材と料理のこだわり>
島根県の豊かな自然の中で育まれた「石見(いわみ)ポーク」は、わんまいるが自信を持っておすすめする食材の一つです。
その特徴は、赤身の旨味が非常に濃く、脂身が健康的で甘いこと。
決して脂っこくなく、さらりとした口どけの良い脂を持っています。
この石見ポークを、ご飯が止まらなくなる中華の定番「回鍋肉」に仕上げました。
味付けには、コクのある甘みが特徴の甜麺醤(テンメンジャン)と、ピリッとした辛味が癖になる豆板醤(トウバンジャン)を使用。
濃厚な味噌ダレが、石見ポークの脂の甘みと絡み合い、噛みしめるたびに濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。
豚肉の力強さを存分に味わっていただける、スタミナ満点のメニューです。
<栄養と付け合わせの妙>
中華の濃厚な味わいを楽しむ献立として、副菜にも工夫を凝らしました。
「春雨の中華炒め」で使用している春雨は、ツルツルとした喉越しと弾力のある食感が魅力です。この弾力のおかげで、自然と噛む回数が増え、満腹感が得られやすくなります。
また、春雨はお腹の調子を整える食物繊維を含みながらも低カロリーであるため、体重管理やカロリーコントロールをされている方には非常に心強い味方です。
味が染み込みやすい茄子を使った鶏そぼろ煮とともに、中華のコースのような満足感がありながら、体への配慮も忘れない構成となっています。
冷凍おかずセット 健幸ディナー 美食弁当の美味しさの秘密
なぜ、わんまいるの料理は「冷凍」なのに美味しいのか?
その秘密は、徹底した「食材への敬意」と「手作りの温もり」にあります。
畑の空気をそのままに。新鮮生野菜へのこだわり
わんまいるでは、市場から仕入れた新鮮な野菜を、調理する直前に工場で「手切り」しています。
一般的に流通している冷凍野菜やカット野菜は便利ですが、加工の過程で細胞が壊れたり、切り口から旨味や栄養素が流出したりしてしまうことがあります。
私たちは、野菜本来の濃い味わい、シャキッとした歯ごたえ、そして大切な栄養素をそのままお客様にお届けしたい。
だからこそ、手間を惜しまず、生野菜から調理することにこだわっています。
一口食べた時に感じる「野菜の力強さ」にご注目ください。
機械任せにしない。人の手による繊細な調理
私たちの調理場では、大きな機械が自動で料理を作る風景は見られません。
そこにあるのは、家庭の台所と同じように、人の手で丁寧に料理を作る姿です。
その日の気温や湿度、食材の状態(水分量や大きさ)を見極めながら、
今日は少し煮込み時間を長くしよう
焼き加減はこのくらいが一番美味しい
と、料理人が細やかな調整を行っています。
この「ひと手間」こそが、機械には出せない、飽きのこない優しい味わいを生み出します。
食べる方の笑顔を想いながら作られた、手作りの温かさを感じていただければ幸いです。
今週も、皆様の健やかな食生活と、笑顔あふれる食卓の一助となれますよう、スタッフ一同心を込めてお届けいたします。
お気づきの点がございましたら、どんな些細なことでもご連絡いただけましたら幸いです。
