国産牛肉に切り替えただけで値段が一気に高くなり、食材の高騰に腹が立ちます。

2017年10月2日(月)今日は、終日各部門長とのミーティングです。ランチタイムに試食をしました。本日は大阪西成区の矢田健商店さんから国産牛肉国産野菜100%のカップ入りレンジで簡単「すき焼」です。国産牛に切り替えるだけで値段が上がり880円に!だけど臭みが無くてやはり美味しいです。

泉佐野こだわり農家4Hクラブが作ったほうれん草を使用したベーコンのあんかけスパゲティーを試食。バジルの味が結構きつい割にはベースの味がいまいちなので、先日持ち帰ってきた熊本県八代のトマトソースを少し加えてみるようにお願いしました。

同じく、ツナと白菜のあんかけスパゲティーを提案戴きましたが、旬でもないツナを何故使用するのか?わんまいるは旬の食材を使うのが理念です。試食に出す弊社バイヤーも何年勤務しているのか?情けない限りです。

鹿児島桜島産の鶏を使用したごぼうの唐揚げは焦げ目が改善されて美味しくなりました。

同じく桜島産鶏を使用したシチュードリアですが、ご飯にクリームシチューをかけてその上から鶏肉とチーズをのせて焼き上げています。こんがりと焼けたチーズと鶏肉がとても美味しく、その下のシチューがかかったご飯も美味しいです。

大阪泉佐野若手こだわり農家4Hクラブが作ったほうれん草にベーコンを加えたグラタンです。中のグラタンの部分にベシャメルソースが行き届かず美味しさにかけます。しっかりと混ぜてからチーズをかけて焼き上げるようにすることです。

全国農協食品さんから高菜ピラフとそば飯を提案戴きました。某大手餃子チェーンの焼きめしも一手に引き受けられている九州の最新式の調理工場で作られています。高菜・人参・豚肉すべての食材が国産使用で480円。

豚肉だけデンマークのそば飯は何と248円とお買い得です。・・・意外と薄味で美味しいです。

2017年9月(249号) 積善の家に余慶あり

【企業理念を大事に取り組む】
長男はセコムを創業、次男は居酒屋チェーン天狗を創業、三男は食品スーパーのオーケーを創業、四男は実家の酒問屋岡永を継承し日本名門酒会を立ち上げ、そんな彼らの父親は、晩酌時に子供たちを前にして、「お前たちがこうやって不自由のない生活が出来るのは、みんなご先祖のお蔭だよ、積善の家には必ず余慶あり、善行を積むように心がけるんだよ」と繰り返しお話されました。オーケー株式会社の会社概要にそう書かれています。弊社の企業理念も「人のため、世のために、お役に立つことを仕事とする」と創業期に決め、がむしゃらに取り組んでまいりました。おかげさまで来年9月には創業30年を迎えます。私事で恐縮ですが、長女・長男ともよき伴侶に恵まれ孫も生まれました。本当にありがたく感謝しております。
27歳で、大阪市西淀川区にわずか9坪の建売住宅を購入し、その1階3坪のガレージから始めた宅配専門店も、今では大阪の一等地、梅田に本社を構えています。これもひとえに人のため世のためにお役に立つことを優先して考え、自分の強みを活かして取り組んできたからだと自負しています。

【がむしゃらに行ってきたことがようやく認められ始めています。】
重たくかさばるお酒やお米などの宅配サービスで、ビジネスを始めましたが、その後、お客様の要望にお応えするかたちで、全国の酒蔵を回り、地酒やご当地米の開発に取り組みました。そして、日本酒の消費減少に苦しむ酒蔵さんのために、大手酒問屋様と提携し、地酒の普及や金箔酒などを開発しました。さらに、酒免許自由化で苦しむ酒販店様と共同仕入れグループを立ち上げ、宅配専門のFC本部を設立しました。
地酒やお米を開発する傍ら、地域名産品も開発。よい商品を作っているのに売り方や見せ方が苦手なメーカーさんに、商品改良などのアドバイスをし、またそれだけでは物足りず、商品を自らが販売、売り先まで紹介するなどの販売支援も行いました。酒販小売業免許が自由化された際には、買物に不便を感じている高齢者の方々に向け、一品からでもお届けできる食品宅配事業に転換しました。この時も、加盟店様には在庫の負担をかけないよう、1億5千万円を投資して独自のシステムを構築し、加盟店様にはリースでなく、業界初のレンタルでシステムを利用いただけるようにしました。
また、地方創生にも取り組み、当時、「高齢化比率が日本一」かつ「知らない地域日本一」だった島根県様と業務提携することで、県産品の開発と販路拡大を支援し、今年で11年目を迎えます。この間、農業漁業の振興と買物弱者への貢献として、買置きができて簡単に作れ、美味しく健康的な個食パックの冷凍惣菜の開発・販売に取り組んできました。
その甲斐あって、経済産業省様から「2015年買物弱者対策事業ベストプラクティス」に認定され、同年農林水産省様からも高く評価され、ホームページで紹介されました。昨年、日経DUALでは「食材宅配ランキング総合2位」に選ばれ、「味と品質」では1位と高い評価を得ました。さらに同年、内閣府が主幹する地域経済活性化支援機構ヘルスケア応援ファンド様からは、出資の申し入れをいただき、現在、株式公開を目指しております。積善を積めば余慶あり、これまた商売繁盛の法則也・・・・

平塚で開催される株式会社ニッショウ創業20周年式典に参加しました!

2017年10月1日(日)今日は、わんまいるの加盟店様で、神奈川県茅ケ崎市に本社を構える福祉用具レンタルとディサービス事業を藤沢市と平塚市を合わせ展開されている株式会社ニッショウ様の創業20周年にお招きいただきましたので、お伺いしました。朝6時半に起床、いつもの如く自分でパンと目玉焼きを焼き、用意してくれている野菜サラダにスーパーいかりオリジナルのチルドタイプのサウザンドレッシングをかけた朝食を摂り、7時20分にJR塚口駅から新大阪のぞみで新横浜駅→こだまで小田原駅→東海道で平塚駅に着いたのが12時前。結構かかりました。

小腹が空いたのでコーヒーブレイクにスターバックスに立ち寄り美味しそうなドーナツ280円を試しましたが、小麦粉の量が多くねっとりと重たく砂糖が凄く多く、軽く食べたつもりが結構なカロリーと糖質でびっくりしました。

記念式典の会場ホテルサンライフガーデンへ向かいました。従業員さん80名に、お取引先などが招待され、8人がけのテーブルが約16テーブル、総勢128人が参加。社員が協力して作成した社史のビデオや写真などを使われ、素人とは思えない出来栄えにびっくりしました。
式典のメニューです。先付は、何故かごま豆腐、前菜は、鰹のたたきと高原野菜添え、お椀物に馬鈴薯饅頭と秋野菜の和風あんかけ、メインデッシュは牛肉のローストビーフの木の実とポテトのムース添え、〆はサーモンとイクラといかのちらし丼、デザートはモンブランに塩キャラメルアイスクリームのコースでした。

イベントは、フジテレビのものまね王座決定戦に出演されているメンバーが、マッチ、松田聖子、矢沢永吉、マイケルジャクソン、谷村新司などの物まねを披露。いやー松田聖子ちゃんは、本人より若くて可愛かったです。 社員が考えたクイズの早押し大会には僕もテーブル代表で参加させていただきました。

ニッショウ様は20年記念式典でしたが、弊社は来年30周年を迎えます。10年前の平成19年のことを思い出しました。酒の小売免許が自由化になり、売上が一気に減少。平成17年11月に伊藤忠商事と業務提携し、地域名産品を主体とした御用聞き宅配サービス「わんまいる」として屋号を替えてスタートしてから2年目でした。まだ、お酒・お米の宅配供給高は70%もあり、加盟店様も200店舗程存在していました。弊社の売上は加盟店様から頂戴するロイヤルティーとシステム使用料と加盟店様が使用するカタログとチラシの販売代金です。商品はすべて提携する各地域の酒卸問屋さんと加盟店様との売買契約となっており、わずかな手数料で営んでいました。加盟店さんが離脱すると収入が減ります。地域名産品や冷凍惣菜の売上が増え、酒の卸さんは冷凍物流を行っていないので、現在のように自らセンターを構え加盟店様へ直接納品する売上が増えると、センターの在庫管理や商品の問い合わせは、すべて弊社側でやらなくてはいけなくなり、平成25年から弊社の帳合に切り替え、酒卸様経由で加盟店様に売り、一部の加盟店様には直接卸させていただき、EC通販を26年からスタートさせ、センターから直接お客様宅へ届けるようにしました。今日では会社の半分以上が冷凍食品の売上となり、利益の構造も随分変わりました。企業の周期は30年と良く言われますが本当にそうだと思います。変化することが悪ではなく、変化こそが企業を続けていく最も大切なことだと改めて思いました。弊社は現在、生産者から直接食材を仕入れ、一次加工、最終調理、センターで在庫を管理して注文に合わせてピッキングし、出荷お客様まで届けしています。問い合わせのサポートセンターの運営、そして、カタログ宅配事業に加え、インターネット通販の本店サイトと楽天やヤフーアマゾンロハコと言ったモールへ出店出品。そして、隠れた名品匠の絶品グルメサイトを立ち上げて、大手百貨店様やスーパー様との提携も検討しています。食育にも力を入れて。健康寿命延伸と日本の農業漁業の振興に貢献し食で日本を豊かにしたいと思っています