2017年9月5日(火)今日は、10月3週目のカタログ&サイトへアップする大阪西成区矢田健商店さんに作ってもらったレンジで簡単カップ入りシリーズのきつねうどん、きざみ蕎麦、醤油ラーメンの2回目の試食を行いました。前回指摘した麺の柔らかさは随分固くなりコシを感じるようになりまとたがラーメンだけがまだ柔らかいです。トレンドの食感は随分固めになって来ていると感じます。その点では消費者の口を分析してしょっちゅう変えているトリドールさんが展開する丸亀製麺さんをベンチマークすると良いでしょう!・・・すべての食材の調理に関して、食感が感じられるように固めが良いと思います。柔らかいのはダメ!・・・だしもかつおと昆布だけでなく、煮干しや鯖・ボラなど雑魚だしを使用して、上品な味でなく味わい深くして下さい。毎日食べる庶民的な味をわんまいるは追及します。絶対に市販の粉末のだしと勘違いされないような味付けも考慮することです。昨今、一部の消費者の間で添加物や化学調味料に関して話題となっており、たとえ自然由来の添加物でも市販メーカーのだしの素=化学調味料入りと勘違いしている人が多いのは確かです。
それと最近急に売れなくなった京都桂茶屋さんの稲荷寿司シリーズの検食をしました。初回掲載で売れた後、2回目以降購入しない人が多いのは購入頻度がそもそも低い食品は別として、稲荷寿司のように購入頻度が高いにも関わらず積みあがらないのは何か原因があると思い検食しなければいけません。3品を試食しましたが、思った通り、当初試食を通した時に比べ、かなり柔らかいです。レンジで解凍し冷ましてこの食感ですから、レンジ調理後すぐならもっと柔らかいと思います。幸いにも、味は思っていた以上に、ある程度感じられるのでご飯をしっかりと冷まして、10度ぐらいで稲荷に仕上げて急速冷凍をかけることがポイントです。冷まさない=水分が多い=冷凍して解凍すると柔らかく感じます。この「冷ます」ここが冷凍食品の重要なポイントになりますが、作りたての料理をそのまま提供する飲食店やお弁当、チルドで提供する仕出し料理屋さんや惣菜屋さんには、中々ご理解いただけない点です。急速冷却こそ、作り立ての食感を劣化させないポイントです。
これからも品質と美味しさを追及して旬の手作りおかず日本一を目指していきます!