阪神電車尼崎駅にある 構内立ち食い「阪神そば」へランチ。

2025年5月6日(火)12時20分 
今日は一年近く食べて無いかなぁ?無償に食べたくなり梅田から阪神電車に乗り尼崎駅まで電車賃の方が高い”立ち食いうどん”を食べに来ました。

お目当ては駅構内にある「阪神そば」さん。既に満員状態。

タッチパネルなった食券機。

独立資金を貯める為に働いている時は、ほぼ毎日立ち食いうどん。「すうどん/=素うどん)今では大阪でも「かけうどん」と呼ぶ様になった。ガラスケースに並べられている「具なし海苔なしおにぎり一個」を注文。刻みねぎトッピングがあるから追加で購入。

きざみ(あげ)頼んでないけど。。一瞬昔、頼んでないのに卵や肉や揚げなどトッピングおにぎり二個にして黙って提供してれた事を思い出した。そんな事ない、刻みねぎと刻み揚げを間違えて食券を買ったと気づいた。。どうりでねぎトッピングの割に70円は高いと思った。。

ここの店はねぎも天かすも充分入っているのでトッピング必要なかった。

オォー懐かしい冷えた具無し海苔なしふりかけおにぎり。無茶苦茶旨そうだ。一個120円税込。値上にぎり。無茶苦茶旨そうだ。一個120円税込。値げしてないと思う。

年季の入った入れ物の七味唐辛子をふりかける。

久々に味合う素朴な食感のうどん。もう少し湯掻いた方がいい。以前より固い。立ち食いうどん屋は殆どパートさんで運営しているので試食せずに客に提供していると思うが、リーダーの人は試食した方が良いし湯の温度と茹でる時間は必ず厳守する事を徹底した方がいい。

きざみ揚げトッピングすると味が全く違う。客足が減ると店側は刻みの揚げの幅を太くする傾向が見受けられるが、その分食べ難くなる。薄く細い方が出汁も染み込み易いと言うより出汁を吸った刻みがうどんに絡み付き一緒に口に入る事で旨く感じるのが”きざみうどん”の美味しさです。おまけに炙っているので塩辛く感じる。

冷えたおにぎりは昔のまま。より少し水分多い感じ。店側が変えなくても米屋が変える。試食して米みて洗米、漬ける水の量に時間を微妙に変える事が大切。たかがおにぎり、されどおにぎり。

でもわざわ梅田から阪神電車に乗って食べに来た甲斐有り。汁まで残さず完食です。いやー美味しいかった。

開業資金を貯めた「立ち食いそば」を想い出にランチ。消化の良い大阪うどん。早くて・旨くて・安い!

2023年9月2日(土)11時40分 
昨日は独立創業35年周年。今日は開業資金を貯めるのに毎日通った立ち食いそば屋を想い出にすこぶる食べたくなり、当時西区九条商店街の入口角にあった大和屋の立ち食いそば屋の味とそっくりな阪神尼崎駅構内の「阪神そば」へ梅田駅から急行に乗り食べに行った。

 

一階改札口出る前に昔からある。思った通りまだお昼前だと言うのにほぼ満席状態。早く来て良かった!



新500円に対応出来ない食券自販機でかけうどん310円とおにぎり一個100円を購入。

カウンターで食券を渡す。お店の中央には墨字でダシに付いて書かれてある。昆布・かつお節・さば節・うるめ鰯、天然の食材から取った出汁のうんちくだ。イノシン酸とグルタミン酸の結合により抜群に旨い!

先に常温のショーケースから少し硬くなったおにぎりを取り出し提供。酒屋の店員でほぼ毎日通ってる頃は、おにぎり一個の注文なのに2個や稲荷寿司や巻き寿司を無言で出してくれたのを思い出す。



ネギと天かすだけのかけうどん。素うどんとも呼ぶ。へんこつそうなオヤジさんが黙って海老や肉や玉子をトッピングして提供してくれる。想い出すと目頭が熱くなる。人の情け人情を沢山貰った。だからせっせと返している。

入院中に何度も夢に出て来たかけうどんとおにぎり一回のセット。コレを食べたくてリハビリを頑張ったと言っても過言では無い。下半身付随でも立ち食いそばが食べたい一心で退院から1ヶ月少しで遂に念願を叶えた。

消化の良い大阪うどん。早くて・旨くて・安い!

お皿にへばりつくおにぎりを割り箸で取り食べる。うどんの出汁とおにぎりが不思議と合う!

ふらつきを抑えながら両手で丼鉢を持って出汁まで全部飲み干した!

店を出て一旦改札口を出て又入り

大阪梅田駅へ戻りました。創業35周年の儀式まだまだ続く。

大阪名物 バッテラが格安で食べれる立ち食い「都そば」でランチ。

2023年5月3日(水)11時50分 
安くて早くて旨い。伊勢うどんまでは柔らかくないが、ツルンと喉ごし良く加水率が高い”大阪うどん”を京阪神の阪急沿線沿いに店舗展開する立ち食い「都そば」さんへ、寿司屋でもメニューから外れた大阪名物「バッテラ」と「かけうどん」を食べに行きました。

オッ、最後の一皿があった。

この時間だと売り切れていると諦めていたが、ゴールデンウイークで大阪の人は外に出かけ外から来阪されるので立ち食いそば屋は暇そうだ。隣のたこ焼き屋には観光客らしい若い人達で行列が出来ています。
明治24年南船場にあった「寿司常」と言う店が、当時大阪湾でよく獲れていたコノシロの半身(フィレ)を酢で〆て、木箱の型にシャリとネタの押し寿司(大阪寿司)として客に提供したのがバッテラの起源とされている。名前の由来は、コノシロの半身の押し寿司の姿が船のような形をしていた事からポルトガル語で小舟を意味するバッテイラ=が大阪弁としてなまり「バッテラ」と呼ばれて広がったと聞き及びます。


僕の子供の頃は淀川河口でもコロシロが良く釣れたが次第に釣れなくなり、鯖に代替えされ〆鯖を薄くカットしてシャリの上に乗せておぼろ昆布を作る際に出来る白板昆布を乗せて鯖が乾くのを防ぎ、同時に昆布の旨味グルタミン酸を鯖の旨味イノシン酸の合わせ良い美味しくした職人の知恵だ。
食べ易くて素朴で美味しい大阪庶民の味「バッテラ」に、「助六:稲荷寿司と巻き寿司のセット」に、「バラ寿司」は子供の頃は大衆めし屋やうどん屋にガラスのショーケースにおかずと一緒に並んでいたが、コンビニや専門飲食チェーンに押され個人の飲食店が無くなり、共に姿を消しました。。それにおぼろ昆布も食べる習慣が無くなり副産物として出来る白板昆布も減産し、〆鯖寿司や焼き鯖寿司はありますがバッテラは見かけなくなりましたが「都そば」さんに行くとプラ容器に3貫入210円で販売しています。



昆布と鰹節・鯖節・うるめイワシ干しの出汁が旨い。



刻みねぎだけのかけうどんに合う。素朴で旨い。



出汁も全部飲み干して完食。



いやー美味しかった。来阪されたら是非一度「都そば」の”大阪うどん”と”バッテラ”セット、試して見て下さい。