ふぐ料理「なべっこ」 絶品活けとらふぐ今年も始まりました。

2024年9月13日(金)18時10分 
毎年夏の間は休業され9月からゴールデンウィーク辺りまで開業されている”活けとらふぐ料理”をリーズナブルで食べられる尼崎市武庫之荘の「なべっこ」に博多から来たお客様と一緒に秋ふぐを食べに行きました。

秋ふぐは、はまだ卵を持ってないから栄養が卵に行かず身が白く旨味が強く、一番美味しいと聞きます。江戸時代東京でフグの毒に当たり亡くなる人がいる事から「鉄砲鍋」と呼ばれ、大阪では魚の水炊きの事を「魚ちり」と呼んでおり、それがなまって大阪では「てっちり」と看板に書く様になって大阪名物と言われるようになりました。

先ずは、自家製ポン酢がかかったふぐの「湯引き」が提供されます。皆さん梅田から阪急電車に乗って塚口駅で下車し、タクシーで来るのに戸惑いが有る様ですが、食べた瞬間「旨い!」と口を揃えていいます。外皮に内皮に身も入っていて旨味が違う。

そして一般的には、ふぐの身の薄い刺身「てっさ」(てっちりの刺身)を食べますが、「ぶつ」と言うメニュー通りふぐの身のぶつ切りを脂と共に提供してくれます。

コレを食べに来ていると言っても過言では無い。先ず他では食べれない味覚で、ぶつ切りには「ひれ酒」を飲まないと勿体ない。女将自ら目の前でマッチで天日干しした自家製ふぐヒレに火を付けて何度もお酒に潜らせる。熟練の技を見るのも楽しみのひとつ。大抵の人がこんなに美味しいひれ酒を飲んだのは初めてだと言います。

そして活けとらふぐの唐揚げが登場。冷凍の粉付きを使う店が多いが、なべっこは店の裏に大きな生簀があって毎日ご主人の伊賀水産社長が尼崎地方卸売市場の都会の生簀として業務用では有名な「いけ万」から仕入れてくる。さばきたての活けふぐの唐揚げは絶品だ!しかも腸まで揚げてくれる。ふぐの腸の唐揚げはこの店でしか食べたことが無い。



大分名物とり天と同じ要領で自家製ポン酢にふぐの唐揚げを浸けて食べると旨さが脳天に昇る。

コレが腸の唐揚げです。カリッと中身は弾力があり柔らかく旨味がある。

まだピクピク動いているさばきたての活けとらふぐのアラと身のぶつ切りと野菜も大阪野菜水菜が沢山盛られている。正にふぐのハリハリ鍋だ。

沸騰したらふぐを上げて早く食べないと勿体ない。身がぷりぷりで新鮮なふぐは骨から簡単に身がはがれる。博多からのお客様もコレは美味しいと満足のご様子。

最後に世界中で一番旨い「ふぐ雑炊」を頂きます。最初は何か出汁を入れていると思っていたが全く何も入れず、昆布にふぐと野菜だけの出汁だと聞いてびっくりしました。溶き卵もたっぷり入り旨い!最強の秋ふぐのてっちり、ご馳走様でした。