2024年6月27(木)17時32分
今日は、僕のリハビリの主治医で「わんまいる美食弁当」をケガ予防・健康改善プログラムに推奨してくれている整形外科医松岡清美先生が、宝塚歌劇団専門医として7月から就任されるお祝い兼ねて、親友の店舗設計で著名な株式会社創楽舎の横井先生を誘い、4月に移転オープンした「和彩 そあら」で会食に行きました。

大阪メトロ 谷町九丁目駅 6番出口上がってすぐの、目の前に上品な佇まいの割烹料理屋だと一目でわかる店構えです。

表のメニューは、達筆過ぎてようわからん。でも設計した横井先生曰く、お任せのコース料理がお得なので心配ないとのこと。さてどんな料理が出てくるか楽しみです。

取り敢えず僕はノンアルコールで乾杯。ちなみに横井先生の息子さんは、劇団四季の団員で、キャッツやライオンキングにも出演されていました。宝塚歌劇団のケガ予防プロジェクト整形外科医松岡女医と早速劇団話しで盛り上がりました。

お通しは、小鮎の酢〆、とこぶしの煮付け、山芋の短冊等、涼し気な4品。いやー夏向き。かなり手が混んでいて、したごしらえに相当時間費やしていると感じます。

関西夏の風物詩「鱧/はも」のすり身をボイルして大根で巻いた卵黄ソース添え。中々手の込んだ割烹料理で北新地で食べると5倍はする。

お通しからコレだけの割烹料理(板前がその場で調理した料理)はすごい。多くは下請けから出来合を仕入れ盛り付けている料亭や旅館が多い。

鯛と茄子に、自家製玉子豆腐と彩りにインゲンと人参を添えたお吸い物。食材の味を引き立たせる為に薄味に仕上げています。心が和む逸品。

酢の物は、鱧と胡瓜、みょうが、大葉で爽やかな味わいで、いろんな食感も楽しめます。ノンアルコールビールでは料理に失礼に思う。

インスタ映えしそうなお造り盛合せ。「アオリイカのウニ乗せ」「本鮪の赤身とトロ」「天然真鯛」クラッシュした氷の上に乗せられ登場。

箸でつまむと大きな刺身。2キロ以上ある天然真鯛。滅多に口に出来る代物では無い。

焼き物はアマダイと万願寺唐辛子にイカのすり身詰め。揚げた鱗が添えらえていてカリカリ食感で美味しい。

コレまた関西夏の風物詩穴子の創作料理「細春巻き、とうもろこし、穴子の真薯の揚げ浸し」。

しかも山葵が添えられ鼻から抜ける風味を感じながら頂きます。コレだけの料理、会話しながら食べるのは勿体ない。一人又は二人で静かにゆっくり料理とお酒を味わう店だ。6時半過ぎると満席だ。

メインは鰻の創作料理。香ばしく焼いた鰻白焼き茄子焼きにとろみある出汁に漬けられています。この店「出汁」にも結構自信があるようだ。料理は「食材」「出汁又はソース」「調理技術」の三本柱。三法吉しの店は中々ない。

〆は、「鯛めしセット」。元々北浜の「与太郎」から始まり、「銀平」の名物になり、この「そあら」でも名物になりそう。やはり決め手は出汁。お願いすると残った鯛めしお持ち帰り出来ると聞きました。

デザートは冷たい自家製「フルーツゼリー」甘過ぎずフルーツ旨い。

お店の名前は修行時代に一世風靡したトヨタのソアラに憧れ、自分の店を持てば乗りたいと夢見て付けた店名と聞きました。コレだけ手の込んだ料理をリーズナブルで提供されるとは驚き感動しました。お客様や社員を連れてこようと思いました。ご馳走様です。