冷凍おかず検食&試食ブログ。料理は一手間かけるのとかけないのとでは全く違います。

2024年5月1日(水)12時02分 
弊社わんまいるの場合、検食は2種類あって、1つは冷凍おかずの定期便で来週からお客様に出荷する直前に食べるのと、2つ目は定番取り扱い商品で新たに調理製造してセンターに入荷した商品の検食です。ほとんど手作りなので調理製造ロットの違いで多少差が出るのは仕方ないとして、稀に試食と異なる商品があるので目が離せません。試食も2種類あって、1つは既存の協力会社さんに新メニューを委託して届いた商品と、2つ目は新たな会社様から提案くれた商品の試食です。大型連休前は検食と試食も同時に食べなければならなく大変です。先ずは連休明けに発送する「健幸ディナー1258号」の中から「主菜/国産鶏の照り焼き・副菜/かぼちゃと青梗菜のあんかけ・山形県最上郡特産秘伝豆の塩茹でセット」

ムチャ旨そうに焼けています。九州各地の契約養鶏場の若鶏を厳選して使用。大分ご当地グルメ「とり天」の名前を全国に広げだとして地元で有名なデリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。

冷凍では無い生のかぼちゃを使用した青梗菜と炊合せたあんかけ。とろとろのあんがかかり甘くて美味しい。

長嶋一茂さんがグルメ番組で取り扱ってから一躍有名となった 山形県北部最上郡特産と秘伝豆の塩茹で

同じく1258号のメニューより「主菜/大分郷土料理 かつおのりゅうきゅう・副菜/油揚げの切り干し大根煮・ほうれん草と椎茸の卵とじセット」

同じく1258号「主菜/北海道礼文島真ホッケの一夜干し・副菜/がんもと彩り野菜の含め煮・大根と人参のなますセット」。日本最北端の離島利尻島の西側に小さく浮かぶ礼文島で獲れた真ホッケを大正14創業の神戸市中央卸売市場魚屋の職人さんに遠赤外線ガス台で手焼きしてもらってるいるのでスチコンとは全く違いこんがり焼けて美味しいです。

ここからは、食品添加物無添加・国産食材100%使用洗物不要、レンジで出来る「美食弁当」の試食です。「大分津久見ぶりの照り焼きセット」。なんだか照り焼きだけでスカスカで物足りない。。ほうれん草か切り干し大根を添えないと見栄え美味しく無さそうに見える。それにオーブンで2度3度タレに付けては焼きを繰り返さないと駄目だと伝えました。料理は手間を惜しまない事です。

先日から3回目になる試食「主菜/日南どりとじゃが芋のソテー」。鶏とじゃがいもだけだと同色で彩り悪いのでインゲンを加える様に伝えましたが、短く刻んだのが3本では彩りになりません。そこで思い切ってじゃが芋とブロッコリーを半々にし、鶏肉はそのままの量に変える様にお願いしました。

そして単品商品の検食です。山陰名物の「笹カレイの一夜干し」。僕が子供の頃は個人の漁師さんが沿岸で漁をしてたので魚屋さんやスーパーでも沢山売られていましたが、個人漁師が減って大型船で遠洋漁業が盛んとなり殆ど見かけなくなった「笹カレイ」。提供は島根県出雲渡邊水産さんです。トースターで焼き上げます。ハサミで頭と縁側を取り除くと身がポロリとはがれます。旨味が凝縮されて口の中で広がりめちゃ旨い。

最後に春夏季限定単品掲載メニューの「石見ポークとアスパラのオイスター炒め」。見た目少し石見ポークが細かくちぎれています。委託している調理会社の矢田健商店さんに確認すると、スライスしてボイルせずに野菜と一緒に炒めているとのこと。上質のな豚肉は先に余分な脂質とアクを取り除き、身を〆る為にボイルは必須です。で無ければ炒める途中で脂質が溶けてバラバラになってしまいます。料理は一手間かけるのとかけないのとでは全く違います。残念。。

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