冷凍鰻蒲焼をトースターで深焼きに。。旨い!【わんまいる】

2022年10月16日(日)18時05分
休日は早めに帰宅して宵の口から晩酌をするのが何よりの楽しみ。今日は買い置きしているニホンウナギ養殖発祥地静岡県浜名湖産の冷凍鰻蒲焼をレンジで解凍してアルミホイルに背を上にして乗せ、本みりんを少し多めに塗り、付いている鰻のタレを塗り、トースターで8分程焼き上げると香ばしい匂いがして深焼きが完成。



その間に出汁巻きを焼いてもらい、



いかりスーパーで買って来た胡瓜の糠漬けにご飯を添えて、



獺祭の純米大吟醸酒をバカラのグラスに注いでお盆に乗せ和室に運んでもらいました。先にサッポロ生ビール黒ラベルをグイっと飲んで鰻蒲焼を食べる。



箸でも持ち上げると重厚感が伝わり甘くて濃厚なタレに覆われ、山椒がピリッと辛く良い香り。噛むと肉厚の鰻蒲焼がサクッ、旨味がジュワーと広がり脳天に登る。めちゃ旨い!



しばし余韻に浸かって胡瓜の糠漬けで口直し。う~ん旨い。僕は糠漬けを食べると育ててくれたおばあちゃんを思い出します。毎朝ぬか床から夏は胡瓜と茄子、冬は白菜を漬ける。堀田家では味噌汁は作らなく、発酵食品の糠漬けで塩分を補う。毎朝漬物を切るまな板の音で目が覚める。久しぶりに僕がこれまで繁盛店の名物を真似して唯一できなかった大阪市港区夕凪にこだわりうどん屋「三福」の出汁巻き風を家内に作ってもらい、10年ぶりに食べました。



出汁こそ浸かってはないがふんわりトロっとして旨い。そしていよいよ鰻蒲焼に最適と思う少し重ための獺祭の純米大吟醸酒を先に少し含み鰻蒲焼をご飯に巻いて口にいれてから飲む。



コレは鰻蒲焼だけ食べるのとは別の世界の味わいになる。僕は刺身も漬けも焼肉もすべてタレを付け白いご飯に巻いて食べるのが大好き。「丼」とは別の世界の味わいです。胡瓜の糠漬け、出汁巻き、鰻蒲焼と順番に楽しみ日本に生まれ来て良かったと思う。インバウンドの人たちに食べさせててあげたい日本のご馳走です。香の物が無くては日本の食卓は語れない。ただの脇役ではなく、ちゃんと意味がある。主菜と副菜と副々菜「三菜」こそが徳川家康が重んじて食生活に取り入れていた日本三菜。ザ・和食。それにしても鰻蒲焼のこのたれ、甘辛さに加え山椒のピリ辛さと香りが絶品。食べる度にみんなに食べさせてあげたいと思う。あまりの美味しさにご飯をお替りしてしまいました。いやー美味しかった。

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