島根・石見ポークの一口カツを食べ易くリニューアル試食しました。

2023年4月4日(火)12時45分
縁結び出雲空港から車で2時間30分、JR広島駅から車で1時間20分。標高の高い中国山脈に囲まれた豪雪地帯の島根県邑南町。良質な伏流水が豊富な事から人口7千人の町にも関わらず、造り酒屋が3軒も軒を連ね、キャビアを獲るチョウザメの養殖、自然酪農による生乳・ミルクジャム・ジェラート・チーズの製造、幻の石見牛に石見ポークとA級グルメの町として中国地域では有名。石見ポークの特徴は、良質な伏流水を飲んで育っているので臭みが無くギトギトした脂身ではなく、加熱すると溶ける良質なオレイン酸を含む飽和脂肪酸で、溶けるから肉の目方が減り業界的に歩留まりが悪い事から敬遠され、その為に生産量が少なく流通も少なく幻と言われているイギリスが原産国のヘルシー豚ケンボロー種の石見ポークの脂身がなく、ヘレ肉かと思うもも肉の一口カツを少し薄くスライスして食べ易くリニューアルしました。揚げてくれたのは昭和18年創業の大阪西区の老舗惣菜製造販売会社のセントラルキッチン吉フーズさんに子供の頃に育ててくれたおばあちゃんと通った公設市場の入口にあった肉屋さんの味覚を再現してもらいました。いやー見た素朴で懐かしい感じでコレは旨そう。揚げる時間1分違い。少し揚がり過ぎているので170℃4分で依頼しました。カリッと中は柔らかく旨味があり「石見ポークの一口カツ」リニューアル成功です。何とか単品ではなく、おかずセットに使えないか交渉するようにお願いしました。ウスターソースをたっぷりかけて食べると昭和30年40年代の光景を思い出し目頭が熱くなります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です