グリーンリッチホテル出雲 選べる朝食を食べていざ出陣!

2023年11月17日(金)6時30分 
ビジネスホテルの楽しみは朝の朝食。中には何処とは言わないが、ショボいロールパンとおにぎりだけのホテルが有り、しかもマーガリンひとつ無いので泊まらない事にしている。一方、夜泣きそばまで無料で提供しているホテルも有り頭が下がるホテルも有る。大浴場も冬場は部屋と離れているから寒い。夏はシャワーで十分なのでそれよりは部屋の浴槽が少しでも広い方が嬉しい。そんな事から朝食の良し悪しはホテルを予約する判断として重要だと思う。そんな点ではグリーンリッチの朝食はいちいち取りに行くバイキング形式でなく、洋食と和食が選べてお膳で運んでくれるから嬉しい。僕は洋食派。スクランブルエッグにロースハムにウインナーにポテトサラダと野菜サラダ。地方の野菜サラダは旨い!それにコーンスープが付いて食パンにロールパンにジャムとマーガリンが添えられている。

ポタージュスープにはコーンフレークを加える

かき混ぜてすするとこの舌触りが旨い



そして向かったのはいつも大変お世話になっている出雲市で昭和2年創業の老舗製麺所米山萬商店様。と言うのも昨夜の懇親会の席で東京の百貨店でご当地麺販売個数全国2位の「島根県ソフトスパゲティー」がもしかすると販売中止になるかもしれないと聞き、それは買って帰らないとと言う事になり何処で買えますか?それなら直接米山萬商店さんに行こうと言う事になり久々にお母さんの顔も見られるとランチ時間を飛ばして訪問しました。


米山萬商店様に訪問するとわざわざ大女将自ら堀田社長が来るからと言って全国ご当地麺ランキング2位のソフトスパゲティを作って待っててくました。感謝感激雨霰!

いやー久々に食べる懐かしい味に目頭が熱くなる。野菜だけのシンプルな具材の方が旨いから不思議だ。聞くところによると、粉末のソース製造会社が大手に買収され、粉末ソース製造を辞めると言う。他社に試作を依頼するモノのの中々同じ味にならないとの事。長年販売するご当地スパゲティ。何とか無くさないで欲しい。

特産品の大きなさつまいもに柿も出してくれて無茶苦茶美味しい。久々に柿らしい柿を食べました。

県庁に向かいご挨拶。そして県内近郊の魚介類を加工して海外のホテルやレストランにも卸す松江市のSOL JAPAN様に訪問しました。田中社長が出迎えくれ、年間獲れる魚種、加工の仕方など丁寧に紹介頂きました。

縁結び出雲空港から島根を後にして家路に着き、自宅に戻り風呂に入り一息

神在月 島根県食材・グルメ発掘の旅へ。何が発掘できるか楽しみ。

2023年11月16日(木)
今日は6月に訪問する予定が術後のリハビリが長引き、丁度手術から数え6ヶ月後の今日「神在月」に平成17年に連結協定を結んだ島根県しまねブランド推進課のアテンドで県内の生産者は事業者様を訪問します。伊丹空港7時15分のフライト。凄い人です。

出雲空港行きでは珍しくジェット機

離陸後約30分で出雲縁結び空港に到着。ロビーでしまねブランド推進課の梅谷係長が出迎えてくれ、今人気の錦味噌のガチャを紹介されガチャ!

お目当ては錦味噌のシンボル馬。

それにしても空港ロビーのあちらこちらにガチャが設置されています。



一社目に向かったのは、島根県食肉公社様。わんまいるで人気の石見ポークが生産量が少ない為、県外の肉を使わざるを得なく、同じ脂肪が少なくクセがなくて赤身に旨みがあるヘルシーな本場イギリス原産のケンボロー種を生産加工している島根県食肉公社様にご挨拶。出迎えてくれたのが代表取締役専務の金築様と、大木戸常務様始め5名。驚いたのが18年前に島根県斐川町で新品種きぬむすめの販売に一緒に取り組んだ当時全農しまねの次長だった金築様が食肉公社の代表取締役専務になっているとはびっくり。施設見学後、わざわざ「島根ポーク」をスライスしたしゃぶしゃぶをご用意して下さいました。ピンク色の鮮やかなロース肉。さすが大自然の中で育っただけの事はある。柔らかさに驚き桃の木山椒の木だ。

そして自慢の旨みが強い肩ロース。しゃぶしゃぶも良いけどお好み焼きに使うと生地に旨味がじゅわーと滲み出て旨いだろうなと勝手に想像。

営業部次長の自宅地域で栽培している出雲柚子で作ったポン酢を提供していただき至れり尽くせり。みんな知らないと思うけど、柚子など柑橘類は古くはこの島根県が発祥。そこから風土気候に合う徳島県や高知県に渡り現在特産品になりました。

試食のしまねポークのしゃぶしゃぶを囲んで、しまねブランド推進課梅谷係長様、東京電力の春山部長様、弊社商品開発部の吉川部長に僕とで記念撮影。

まさか島根県食肉公社様で島根ポークのしゃぶしゃぶを食べられるなんて思いもよらなかった。昼食は、予約している出雲そば「神門」創業本店へ。

久々の割子そばだ。天ぷらも美味しそう!

薬味にそばつゆをかけて一枚目。

かき混ぜてズルズル。旨い!

1枚目の残り汁を二杯目にかけて。。

同じ要領で3杯目。段々美味しくなるから不思議。残り汁は自分のだから気にならない。この独特の食感最高

ここまで来たなら近くにある創業から今でも出雲大社門前でぜんざいを販売している老舗の人気創作和菓子店「坂根屋」さんのカフェに立ち寄りました。

若女将が出迎えてくれてご挨拶。神在月限定の羊羹があります。

早速お勧めの自家焙煎コーヒーと神在月羊羹と名物の「ぜんざい餅」をいただきました。わんまいるで販売している2024年島根食材使用のおせち料理「神いづる」をお買い上げに坂根屋さんの門前ぜんざいをプレゼントしています。

次に訪問したのは、僕が全国訪問して来た中でもトップクラスの干し魚製造の渡邊水産様へ。

名物の今では希少な”笹カレイ一夜干し”しかもこんなに立派なのは珍しい。


丸々太った鯵の開き!脂が乗って旨そう!これだけな鯵は中々お目にかかれない

島根名物といっても過言ではない蓮子鯛も肉厚だ。

そして何と何と燻製の機械を導入されたと聞いてビックリ。まさかまさか燻製機械導入。探していたのが出雲渡邊水産さんにあった。しかも出雲の桜の木を使用とのこと。北海道のニシンが南下して山陰沖で獲れ、北海道より脂が凄く乗っているとのこと。

そして島根食材を使ったおせち料理「神いづる」を作ってもらっている出雲の老舗仕出し・折詰料理・お惣菜のふるかわ様に訪問。

 

ロックフィールドに勤めていた4代目にあたるご子息も戻り名刺交換。ふるかわさん所でも冷凍惣菜がズラリ。お持ち帰りのお惣菜お弁当屋さんでも冷凍惣菜売れるんだ。買い置き出来て便利だと評判との事。中でもスープ、シチーが売切れるそう

 

本日の懇親会は出雲駅前の「神在月 印」へ

先ずは、前菜3品、

うわーまぐろ?かつお?よこわ?とろがかってるのは何だ。尋ねると島かつお正式名は「すまかつお」。こんなかつおは初めて食べる。イサキにカンパチ。う~んモノが違う

石見ポークのロース肉と肩ロース肉。ご本人のディブロ服部社長も邑南町から懇親会に参加くださりありがとう!本人の解説付きで出汁しゃゃぶをいただきます。

これはご機嫌になる。

山陰名物のアオリイカの天ぷら。

雪解けの良質な伏流水が多く人口七千人の町に造り酒屋が3軒もある邑南町の池月酒造の純米吟醸酒。コレは三重県鈴鹿の「作」みたいに悪酔いしない良い酒だ。

そしてノドグロの塩焼きがドーンと登場。これ立派過ぎる!

最後にデザートの超滑らかプリンを食べて

おさむチャンポーズで記念撮影。



今日も一日お疲れ様でした

インデックス大阪 フードストアソリューションズ2023を見学に

2023年9月7日(木)10時50分 
2006年伊藤忠商事様から紹介いただき、県産品の開発と販売支援として連携協定を締結して18年お世話になっている島根県ブースへ訪問し、県庁ブランド推進課様にご挨拶。

担当者さんが来るまで目に止まったのが江津市の若女食品「鍋つみれ」の暖簾。

冷凍ショーケースの中には天然エビと境港の紅ずわい蟹と大山豚のすり身のつみれ、かにつみれ、大山どりつみれ、のどぐろつみれなど鍋つみれがぎっしり並んでいました。野菜を添えて辛味噌で煮込めば身体の芯から温まり健康的。ブランド推進課様から石見ポークの味噌焼きに採用すれば良いと勧めていただいた松江錦味噌の「小西本店」さんのブース。

 

白味噌、合わせ味噌、八丁味噌が陳列してあり、向かいでは味噌ラーメンや、味噌をトッピングしたご飯の試食コーナーがあり、早速試食。



ベースの味噌は僕の感想としては味噌汁より料理味噌(調理味噌)に向くと感じました。島根県松江市は江戸時代に栄えた城下町で玉造温泉も有り、割烹旅館や老舗の料理屋も多い事から料理に合う米味噌に仕上げられたと感じました。コレなら早速冬季限定販売予定の石見ポークの辛味噌チャンポンや松江栄養調理製菓専門学校で教壇に立つ弊社調理顧問の元あべの辻調理師専門学校教師でサンフランシスコ日本領事館公邸料理人でどっちの料理ショーレギュラー出演していた近藤先生に頼み、学生さん達が考えたメニューを冷凍食品として販売させて欲しいと思いました。ブランド推進課様からは「石見ポークの松江錦味噌焼き」は如何ですかと提案頂きましたので試作したいと思いました。




島根・石見ポークの一口カツを食べ易くリニューアル試食しました。

2023年4月4日(火)12時45分
縁結び出雲空港から車で2時間30分、JR広島駅から車で1時間20分。標高の高い中国山脈に囲まれた豪雪地帯の島根県邑南町。良質な伏流水が豊富な事から人口7千人の町にも関わらず、造り酒屋が3軒も軒を連ね、キャビアを獲るチョウザメの養殖、自然酪農による生乳・ミルクジャム・ジェラート・チーズの製造、幻の石見牛に石見ポークとA級グルメの町として中国地域では有名。石見ポークの特徴は、良質な伏流水を飲んで育っているので臭みが無くギトギトした脂身ではなく、加熱すると溶ける良質なオレイン酸を含む飽和脂肪酸で、溶けるから肉の目方が減り業界的に歩留まりが悪い事から敬遠され、その為に生産量が少なく流通も少なく幻と言われているイギリスが原産国のヘルシー豚ケンボロー種の石見ポークの脂身がなく、ヘレ肉かと思うもも肉の一口カツを少し薄くスライスして食べ易くリニューアルしました。揚げてくれたのは昭和18年創業の大阪西区の老舗惣菜製造販売会社のセントラルキッチン吉フーズさんに子供の頃に育ててくれたおばあちゃんと通った公設市場の入口にあった肉屋さんの味覚を再現してもらいました。いやー見た素朴で懐かしい感じでコレは旨そう。揚げる時間1分違い。少し揚がり過ぎているので170℃4分で依頼しました。カリッと中は柔らかく旨味があり「石見ポークの一口カツ」リニューアル成功です。何とか単品ではなく、おかずセットに使えないか交渉するようにお願いしました。ウスターソースをたっぷりかけて食べると昭和30年40年代の光景を思い出し目頭が熱くなります。

2年ぶりに島根へ1泊2日で商品開発の旅へ 2日目【島根県】

昭和2年創業、縁結びで有名な島根県出雲市で米穀店として創業以来厳選した原料と自家製製粉にこだわり続け、昭和57年に開催されたくにびき国体の際には、自家製の出雲そば粉を天皇に献上したという米山萬商店さんに3年ぶりに訪問。



冬向けにレンジでできるカップ出雲蕎麦の商品開発の依頼をさせていただいたところ早速試作を準備してくらていました。



とりあえずつゆを下側に固め上から湯がいた冷凍そば麺を置いてお揚げさんと蒲鉾を乗せてみましたと見せてくれました。レンジで10分で出来上がり。いい匂いの湯気が立ち上る一本挽き出雲蕎麦。早速試食するとさすがコシが有り旨い!もう少しだけ硬い方が良く、つゆも味醂を効かせ濃い方が美味しく蒲鉾ではなく出雲名物あご野焼き(ちくわ)を斜めにカットして2枚入れて青ネギを刻んで加えて欲しいとお願いしました。

次に、女将さんが昔ながらの懐かしい素朴な味の醤油ラーメンを作って持って来てくれました。試食してみるとホント懐かしい夜泣きそば屋の麺の味です。醤油で割ったチキンスープに薄い叉焼2枚、イヤー懐かしいです。 是非コレもカップに入れて具付きラーメンを作って欲しいとお願いしました。

そして中々出雲には来れないだろうからと言って昔懐かしい焼きそば用の麺に魚肉ウインナーと野菜を入れた焼きそばを作ってくれました。コレも子供の頃に良く食べた味わいです。


大阪では地元の製麺所が無くなってしまい、素朴な味わいの麺が食べられなくなりました。叶う事なら具材入り焼きそばを冷凍して提供して欲しいと思いました。自家製粉にこだわる老舗製麺所米山萬商店さんの試食美味しかったです。レンジで出来るカップ入り「あご野焼き入り出雲蕎麦」と昔懐かしいカップ入り「夜泣き中華そば」を作ってくれるようにお願いして出雲縁結び空港へ向かいました。