新梅田食道街「おおさかぐりる」でヘレかつ定食をランチ【わんまいる】

2022年4月9日(土)12時10分
午前中にわんまいるグルメカタログ1057号の初校正をしていると懐かしい手作りハンバーグやコロッケやオムレツなどが掲載されていて食べたくなったので、昭和25年に開業した大阪駅と阪急電車を繋ぐ高架下に日本一古いおでん屋から大阪名物串カツ屋に老舗の洋食屋など天下の台所大阪にふさわしいレトロな雰囲気のグルメスポット「新梅田食道街」にある雑誌やテレビに取り上げられる老舗洋食屋の「おおさかぐりる」さんへ大好きな野菜をふんだんに煮込んだ甘口デミグラスソースがたっぷりかかった「ヘレかつ定食」を食べに行きました。


コロナ前なら行列が絶えなかった繁盛店も3月までコロナの影響で土日は休業していたせいで客の入りは少ないです。食べに行く僕にとっては空いていて嬉しい。入口で食券を買ってカウンターへ座り暫くするとドカーンと大きなヘレかつが3枚乗って極細千切りキャベツにマカロニサラダが添えられたデミグラスソースがたっぷりかかったヘレかつとライスとお味噌汁が運ばれてきました。

目の前に設置してあるウスターソースをたっぷりかけて”カリッ”と揚ったヘレかつを食べると懐かしい大阪の大衆洋食屋の味を思い出します。

戦後闇市からの流れで旧国鉄から引き下げられた梅田界隈や芝居小屋や映画館などが立ち並ぶ大阪一の歓楽街ミナミ界隈には洋食やグリル・欧風料理と名乗るお店が次々とオープン、食べるものが無かった終戦直後に安くて美味しいものをお腹一杯に食べさせてあげたいとそれぞれのお店が工夫した食の数々。。その一つに焼き餃子の大衆中華料理の眠眠さんや豚まんで有名な551の蓬莱さん、名物混ぜカレーの自由軒さんなどは今も健在です。しかし今回のコロナ禍で閉店されたお店もあり寂しい限りで、懐かしい昭和30年40年代と個人商店黄金時代の味を僕は好きで自らも再現して冷凍食品にして販売しています。いやー久しぶりにおおさかぐりるさんのデミグラスソースたっぷりかかったヘレかつ定食を食べました。美味しかった!

 

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