夕食おかずセット「三陸産 目鯛の煮付けセット」を熱燗で晩酌を楽しんだ【わんまいる】

2022年10月5日(木)19時20分
今日は仕事帰りに自宅最寄り阪急神戸線塚口駅前のスポーツクラブ「ティップネス 塚口店」に立ち寄ってから自宅に戻り、わんまいるの夕食おかずセット「健幸ディナー」を作ってもらいました。今夜の献立メニューは主菜、世界三大漁場に数えられる日本の三陸沖で水揚げされた「目鯛の煮付け」に、副菜は「じゃが芋と高菜の炒め物」に山形県最上郡特産の「秘伝豆と大豆の旨煮」セットです。


随分気温も下がって来たのでこの秋初めての熱燗を湯煎してもらいました。わんまいるのおかずセットは湯煎がメインなので日本酒をお燗する際は一緒に浸けらるので便利。何と言っても日本酒のお燗は電子レンジではなく湯煎の方が美味しい。日本酒は燗晴れする温度がそれぞれ異なります。一口にお燗と言っても酒類業界では6つの温度帯で表現します。日向燗(ひなたかん)30℃は、温度の差を感じないほんのり香りが引き立つ程度なので上等な特別純米大吟醸酒や古酒に向いています。人肌燗(ひとはだかん)35℃は、新潟のお酒など端麗仕込みや上品な日本酒に向いています。昔は「灘の男酒、伏見の女酒」と呼んでいて、京都伏見の上品なふくよかな日本酒は人肌のお燗が似合うと言われていました。又代々女系の蔵元が造るお酒はふくよかな優しいお酒になる事から「女酒」代々男系の蔵元はごついしっかりしたお酒になる事から「男酒」とも呼んでいました。僕はお酒が弱いので人肌燗が好きですが、お酒の種類によって人肌燗では美味しくないお酒も多く、一緒に食べる料理によっても異なるので見極めが大切。ぬる燗40℃、上燗45℃、熱燗50℃、飛びきり燗55℃、飛びきり燗に向く日本酒はめったにありませんが、今でも覚えているのは岐阜県恵那市の岩村醸造の「女城主」の本醸造は55℃で燗晴れし絶品でした。このようにお酒の種類によって燗晴れする或いは美味しい温度帯が異なり料理(肴)によっても向く温度帯が異なります。勿論お燗する酒器によっても味覚が変わりますので好みに合わせて楽しんで頂ければと思います。中学3年から酒屋にアルバイトに行き高校3年間続けそのまま就職し、23歳で酒屋が経営する居酒屋の店長に抜擢され、居酒屋で独立を決意するも資金が足らなくこだわりのお酒お米食品の宅配専門店を開業、全国の酒蔵を訪問する傍ら米の生産者 郷土料理 ご当地食材に出逢い、今日まで46年間お酒と料理に関わってきました。少しでも美味しく晩酌を楽しんでもらいたいと思って食材から選び調理会社も選びお届けしています。今夜は灘の菊正宗本醸造酒を熱燗で三陸産の目鯛煮付けセットを楽しみました。

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