「ハムカツ」じゃない「ハモカツ」を献立メニューに採用【わんまいる】

2022年10月24日(月)19時03分
四国に行くと”フッシュカツ”や”じゃこ天”など魚のすり身のフライや天ぷらが高速道路のサービスエリアや道の駅、スーパー等で良く見かけます。今年の春に愛媛県庁営業本部さんのアテンドで県内の事業者さんをご紹介いただく中で、四国中央市で昭和の初めから地元で採れる海老を魚のすり身と自家製豆腐に練り込んだ「名産:海老竹輪」の製造元青木蒲鉾店さんに訪問すると、「創作魚肉天ぷら」「魚肉豆腐ハンバーグ」「じゃこ天」「ハモカツ」の揚げたてが所狭しと並んで販売されてひっきり無しにお客さんが買い求めに来られていました。地方へ送る方もあり、その場で試食するとビックリ仰天。プリプリした食感で噛めば噛むほど旨味が出て凄く美味しい。真空パック冷凍するやり方をご説明してテストで試作を送ってもらうと思った通り冷凍する方が熟成した感じになってアミノ酸の少し増えて旨味が増しています。冷凍するより冷却が重要とお伝えし、何度か試作を繰り返し完成した「魚肉豆腐ハンバーグ」と「ハモカツ」。愛媛県は「鱧」が多く水揚げされます。ハモカツバーガーなども道の駅などでは見かけます。大阪では「冬のふぐ鍋(てっちり)」に「夏の鱧しゃぶ」と専門店があるぐらいで梅肉で食べる「鱧の湯引き」は有名。秋になれば「茶碗蒸し」に鱧が入ります。良い出汁で脂も乗って旨味があります。そんな鱧のすり身に助惣鱈のすり身を合わせ、玉ねぎと自家製豆腐とパン粉を繋ぎに使った食品添加物無添加の「ハモカツ」を夕食にいただきました。



千切りきゃぺつを添えてウスターソースをかけてパリッとしたパン粉の食感にプリプリした魚肉の食感。噛めば噛むほど味が出て飲み込むのが勿体ない程旨い。いやーこれは絶品だ。副菜は、玉ねぎ・茄子・パブリカを使った「彩野菜のラタトゥイユ」に、ひよこ豆・青エンドウ・赤いんげんの「3種豆と千切りごぼうのマヨサラダ」のセット。



焼酎のお湯割りで楽しんだ後に紀州完熟南高梅の梅干しでご飯を食べてご馳走様。今夜は愛媛県ご当地グルメ「ハモカツ」美味しかった。

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