パロマ「ラ・クック」で冷凍ミールキットを実際に調理してみた【わんまいる】

2022年8月22日(月)14時30分 
パロマさんから依頼を受けてグリル専用のふた付きの調理器具(特殊コーティングのグリルパン)「ラ・クック」で調理できる冷凍ミールキットの試作にパロマ大阪支店関西研修センターに出向きテストキッチンで実際にラ・クックを使い作ってみました。

1品目は「島根県邑南町の石見ポークと野菜とトマトソースグリル」。ラ・クックに専用シートを敷いて上から冷凍の石見ポークロース肉を3枚と野菜(キャベツ・玉ねぎ・ピーマン)を並べてふたをして中火(約300℃)12分間。


流水でソースを解凍、グリルを取りだしふたを取ると良い匂いが漂い野菜が瑞々しく焼けて石見ポークがこんがり焦げて正に”グリル料理” だと思います。この仕上がりなら三日月カットのじゃが芋や南京、ズッキーニ、とうもろこしを付け加えるように指示。そのまま塩でも美味しくいただけますが特製トマトソースをかけて食べると甘くて美味しい。センター長もこの豚肉美味しいですね!と言ってくれました。他社の冷凍ミールキットの野菜は切口が傷んでいるモノが多いように思っていますが、フレッシュの野菜を洗浄カットした味・下茹でして直ぐに真空パック冷凍しているから傷んでない。豚肉も鶏肉も同じ要領です。他社のカット野菜工場や精肉加工場でカットした商品を時間をかけてセントラルキッチンに運び下処理して冷凍する間に傷んでしまう。ココが重要なキーワードだと思います。


2品目は、「石見ポークの酢豚黒酢あんかけ」。約20g~25gにカットして片栗粉を塗してサクッと揚げた石見ポークのロース肉冷凍と野菜(玉ねぎ・人参・ピーマン)を専用シートを敷いたラ・クックに並べてふたをして中火で12分。ボールに移して流水解凍した黒酢あんかけを塗すと本格中華の出来上がり。食べると石見ポークがサクッとして肉汁がジュワーと出る。コレは美味しい。加熱するとオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶ける石見ポーク衣の中に溜まっている肉汁が口の中で噛むとサクッジュワーと滲みでる。正にこれこそ石見ポークの醍醐味です。高温グリルの威力を感じました。野菜もこんがり焼けて美味しい。


3品目は鶏肉消費量日本一の大分市のご当地グルメ「とり天」の名前を全国に有名にしたとして地元で有名なデリカフーズ大塚さんから「とり天の南蛮漬け」の冷凍ミールキットです。秘伝の粉を塗してしっとり揚がった日南鶏の「とり天」に大分県産パプリカ赤と黄色に南蛮たれがセット。専用シートを敷かずに直置きして5分間グリルすると思った通りとり天がこんがりと焼けて美味しそう。パプリカより斜めにカットしたごぼうやさつま芋を付け添えた方がグリルには向いていると思いました。南蛮たれでなくご当地とり天を食べる要領でポン酢に大根おろし(冷凍)が向いていると思います。


4食目は「日南鶏のチキンステーキトマトソース添え」。スチコンで火を入れたモモ肉の冷凍をクッキングシートを敷かずにラ・クックにべた置きして野菜はパプリカだけでなくアスパラとトウモロコシも彩に欲しい。トマトソースは止めてブラックペッパーを施したガーリックバジルの方がグリルには向いていると思いました。下ごしらえした半調理冷凍をそのままラ・クックで最終調理。こんなに美味しく出来るとは自分でもビックリ。300℃にもなる秘密のコーティンググリルだからこその出来栄えだと思いました。

 

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