「味に味なし人に味あり」大阪麺哲 旨い!【わんまいる】

2022年11月5日(土)11時30分
今日も諦め覚悟で11時30分開店めがけてオフィスの下に降りて新御堂筋高架挟んで向いにある「大阪麺哲」を覗くと5人しか並んでない。これはラッキー。時間通り暖簾が上がり、店の中に入って行く最後に僕も入れました。10人席のカウンターだけのお店ですが、客が絶えず並んでいる超繁盛店。たまに並ばず入れる時は必ず食べるようにしています。

いつもの醤油を注文。メニューはあさりご飯があるくらいで肉多め(肉醤油)とワンタンとラーメンのみ。時折裏メニューが発売される。カウンターにはコショウも紅ショウガなど一切置いて無く、麺の硬さの調整もお断りと言う徹底ぶり。しかも見ていると一度に三玉しか麺は釜へ入れない様子。



麺に徹底的にこだわり、スープ・麺を美味しく食べる為にあると言う哲学を持つ。又、お店によりスープも麺も異なる。例えば、豊中麺哲は豚の背油を使用しているが、大阪麺哲は丸鶏ガラ・昆布・鰹節・鯖節に十割薄口で、麺は22番細麺の大阪ラーメンを追求していると言う。僕のお気に入りは、苦手な叉焼が無茶苦茶旨い点だ。脂身が殆どなく臭みもない。程よいスライス肉が熱いスープで縮んで柔らかく、スープを吸い込み口の中で噛むとスープと叉焼の旨味が染み出て旨味が脳に登る。



この味覚を味わいに立ち寄るんです。今日も先に叉焼に縦に細長くカットされた青ネギとメンマを巻いて口の中へ。ジュワーとチキンスープを吸い込んだ叉焼の旨味が口の中に染み出てう~んたまらん。何とも言えない旨さに感動。叉焼が二枚付いているので二度楽しめる。具が無くなると透き通ったスープと麺をすする。



スープは麺の為に存在する。よくわかる気がする。ストレートの柔らかく弾力を感じるシャープな細麺が一直線にのどを越えて胃袋へ流れていく。体中が暖かくなり、これからの季節ぬくもる。レンゲでスープを飲みながら交互に平らげていく。いやー美味しかった。ご馳走様、満足感のある一杯でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です