【オフィスdeわんまいる】レンジで美味しい大阪老舗「鰻刻みまむし飯」をランチ

2022年9月16日(金)12時02分
今日は月に一度の役員会議。午後からの部門長会議の前にわんまいるで人気の大阪市西成区大正12年創業 矢田健商店さんに作ってもらった「鰻刻みまむし飯」を役員達でランチしました。僕が子供の頃は鰻丼と言うと「まむし」と略して呼んでいました。そのひとつに大阪発祥と言われる本家柴藤(淀屋橋)さんが江戸時代に考案されたと言う炊き立てご飯の間に鰻蒲焼を挟む事から「間蒸す:大阪まむし」と呼ばれています。それと鰻蒲焼のタレをご飯に「塗す:まむし」刻んだ鰻を散らした「鰻まむし飯」が有りました。しかし、ご飯に鰻のタレを塗す庶民的な鰻丼は高度成長と共に姿を消し、重箱の銀シャリの上に肉厚の立派な鰻蒲焼を乗せて江戸前の「鰻重」が寿司同様に一般的となりました。ところが僕は子供の頃に食べた味が忘れなくて大阪市西成区の老舗矢田健商店さんに頼んで再現してもらっています。べったら漬けも二切れ添えて大きく肉厚の鹿児島県産の鰻蒲焼を1センチに刻んで散らして、レンジでチンる際に旨く焦げるようにして手焼きの錦糸卵も散らして見栄え良くしています。タレを塗したまむし飯とレンジで少し焦げた刻み鰻蒲焼が一緒に口の中に入るので表現の仕方が思いつかない程美味しい。時代に媚びず、背伸びせず、地道な大阪下町の味を重んじ作り続けている多くの老舗飲食店にも卸されている業務用プロの職人の技でしか味わう事が出来ない伝統の大阪庶民の味を是非オフィスでも楽しんで頂きたいと思っています。レンジで簡単、天下の台所大阪、庶民の味をお届けします。

 

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