大阪の郷土鍋「てっちり」昆布とふぐの魔力 活けふぐ専門「なべっこ」秘伝のポン酢は他にない!【わんまいる】

2020年12月16日(水)今日は独立創業以来毎週欠かさず行っている販売データーの確認をしました。従来からのカタログ宅配事業とネット通販事業とどちらでも売れる商品とカタログでは売れるが通販では売れない商品もあればその反対の商品もあります。今年3月以降コロナの影響でネット通販の売上が倍増で推移し、カタログよりネット通販の方が販売数量を超える商品も出てきました。ちなみに今月のネット通販単品売れ筋ベスト10は1位天ぷら盛合せ、2位 ザ・リーガロイヤルホテル デミグラスハンバーグ、3位オムライス、4位国産牛の肉豆腐、5位石見ポークとごろごろ野菜の豚汁、6位三重県尾鷲ぶりの漬け丼の具、7位北海道産パンプキンチャウダー、8位帆立貝と冬野菜のとろっと煮、9位宍道湖産しじみの味噌汁、10位アスパラと石見ポークのオイスター炒めです。11位に粕汁、14位にけんちん汁が上がって来ました。気温が下がると汁物の売上が上がって来ます。

あっという間にランチタイム。いつものように試食を行いました。徳島県の徳冷さんに作ってもらった「菜の花とこんにゃくの白和え」です。丁寧に豆腐を裏ごしして離水が殆ど感じません。

2品目「さつま芋の蜜煮」は、甘くて美味しい!

3品目「蒸し芋」さすが鳴門金時芋の産地だけあって美味しい。


4品目「小松菜のお浸し」瑞々しくあっさりした味わい。


5品目は、大阪西区の吉フーズさんに作って貰っている人気の「ロールキャベツのトマトソース煮込」のロールキャベツ本体を2割増量して100gにして、トマトソースは従来の量で試食。2割増やすと随分大きく感じます。嬉しい!


6品目「大根と人参のなます」細切り昆布の有り無し2種類、食感と甘さは良いのですがどちらも酸味が強いので50%に薄めてみるように依頼しました。

7品目「さつま芋とごぼうの甘辛炒め」。甘辛たれを絡めず提案して欲しいと伝えたのに、たれを塗してから油で揚げた感じになっています。伝え方なのか?理解の仕方なのか?どちらにしてもやり直しです!

昼からは、企業サイトの会社概要にある挨拶文を古くなって来たのでリニューアル文章を執筆して本日は終了。今日は2年前に定年退職された元取締役の福崎さんと現在取締役の山脇さんと3人で恒例の忘年会をジム友の「活けふぐ卸商」の伊賀さんが経営する阪急武庫之荘の老舗ふぐ料理「なべっこ」で行いました。

地方に行くと 「てっちり」の名前を知らない人はまだまだ多い。ふぐの消費は6割が大阪でダントツ1位だ。冬になると牛・豚のしゃぶしゃぶ、蟹・クエ・アンコウなど鍋の食材が売場に並ぶのは大阪の特徴で、関東や他の地域ではそこまで鍋の文化が無い。理由は大阪は出汁分化が馴染み、昆布だけの水炊き、鰹と昆布と醤油のすき鍋 がある。野菜と一緒に入れての水炊きはポン酢で、ポン酢も種類が豊富にあって食材や好みで使い分けるのが大阪流。郷土鍋としては「京の鴨鍋」「兵庫の牡丹鍋」「大阪のてっちりにハリハリ鍋にハモ鍋」「和歌山のクエ鍋」が有名だ。旬の食材を親しい仲間や家族で鍋を囲んで食べる!鍋は食材をカットして炊くだけで簡単に出来るのも気の早い関西人に向いていると思う!そんな会話をしながらいつもの湯引きから始まり、脂入りのぶつ切り、これを食べるにはビールでは勿体なく、ヒレ酒が必要!自家製の天日干しで生臭くなく、火が付いた状態で何度も日本酒にくぐらせて香ばしい味を付けられるには 年季が必要!いやーうまい!

そして真打登場!活けふぐの腸と身の唐揚げだ!活けふぐの唐揚げを味わえる所はめったにない!しかも腸の唐揚げは僕はこの店しか知らない。

そしてメインのてっちりがドカーンと現れ!身がプリプリ!一番美味しいとされる2kg回りのふぐだから旨味が違う!通常3年物と言われる奴だ!これがリーズナブルな価格で提供するのだから流行る訳だ!最後は雑炊で〆て終了!いやー大満足のフルコースでした。

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