わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (2/24~3/1お届け分)

16年前の2008年に、周りの反対を押し切って冷凍おかずの開発に着手した際、偶然に厨房機器大手メーカーさんのテストキッチンに居合わせた真空調理の第一人者元帝国ホテル料理長の石川シェフからご指導を仰ぎ「個包装真空冷凍技術」による冷凍おかずを開発したところ、真空圧力で出汁が染み込む為に調味料が少なくて済み、カロリーや塩分・糖分を気にしている方に良く、更に管理栄養士に栄養バランスを計算してもらい、特に寝ている間に栄養を吸収するので夕食に食べる事を推奨して、健康で幸せに暮らして欲しいとの願いを込めて「健幸ディナー」と名付け発売しました。お陰様で”美味しくて健康的”だと多くのメディアに取上げられ「品質と美味しさ」で高い評価をいただき続け、2021年筑波大学附属病院で糖尿病重症化予防の臨床試験の夕食に採用。翌年5月に日本糖尿病学年次学術集会で成果が発表され、昨年は、京都府で糖尿病重症化予防の取り組みに採用されるなど、健康寿命延伸ヘルスケアに取り組む自治体や企業からも問合せが増えて来ています。僕も週五日間食べ続けていて、80kgあった体重が53kg台と健康診断の先生も驚く数値が続いています。週五日間夕食のおかずとして軽くご飯一杯と一緒に食べていただく事をお奨めします。それでは今週お届けする献立をご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「青森県産いか、大根と厚揚げの炊き合わせ」です。青森県八戸漁港で水揚したムラサキイカに大根と厚揚げを使い、出汁を効かせてじっくりと炊き上げました。イカに含まれるタウリンには、コレステロールを下げる働きがあると言われています。副菜は、「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」をセットに。完全食品と呼ばれるほど栄養豊富な卵を使用。卵に足りないビタミンCは、ほうれん草などで補った栄養満点のメニューです。もう一品は、さっぱりと食べやすい酢の物をと考えて「わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意。わかめは、低エネルギーで食物繊維やミネラルが豊富です。流水解凍で冷たいうちにお召し上がりください。

2食目の主菜は、国産鶏肉を使った「昔懐かしい肉屋のチキンカツ」です。幼い頃育ててくれた祖母に連れられて通った公設市場入口の肉屋のカツを再現しています。千切りキャベツを添えて、ウスターソースをかけて、昭和の懐かしい味を楽しんで見て下さい。副菜は、キャベツとカルシウム、カリウム、ビタミンC、葉酸などが豊富な枝豆を使った「キャベツと枝豆のコールスロー」と、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」をセットにしました。ナスの色素であるナスニンには強い抗酸化作用があり、抗酸化作用があるトマトと組み合わせて、悪玉コレステロール値の低下や善玉コレステロール値の維持に働き、中性脂肪の増加を防ぐ相乗効果があります。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。兵庫県淡路島で明治初期の創業されたホテルや飲食店に食材及び中食を卸されている沖物産さんに作ってもらった地元淡路島産の玉ねぎと高知県四万十ポークと煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)を使った肉じゃがです。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくりしみ込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。副菜は、出汁がよく染みこんだ、「厚揚げの旨煮」。厚揚げは、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質など、骨を健康に保つために必要な栄養が豊富に含まれているので、骨粗しょう症予防など、高齢者の方にもオススメの一品です。箸休めに人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。

4食目主菜は、「桜島鶏のコーンクリームシチュー」です。高たんぱくで脂身が少なく柔らかい鹿児島県産桜島鶏と北海道産のじゃが芋とトウモロコシを使って、体を温めてくれるコクのあるコーンクリームシチューに仕上げました。副菜には、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれるキャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」と、ビタミンやミネラル豊富なほうれん草と、食物繊維豊富で低カロリーなしめじを合わせた「ほうれん草としめじのソテー」をご用意しました。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐」です。大きめにカットした豆腐を使い、麻婆ソースには赤身がおいしい石見ポークの挽肉を使ったボリューム満点の麻婆豆腐。豆板醤を控えめにして辛さを抑えました。ご飯にかけてもそのままでも満足の一品です。副菜は、鶏の旨味があふれ出て美味しい大分名物「大分とり天」と、「ブロッコリーの中華風お浸し」をセットにしました。ブロッコリーは、栄養がたっぷりの野菜で、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富なので、不足しがちな栄養を補ってくれます。

では来週もお楽しみに。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (2/17~2/23お届け分)

23歳で結婚を機に大阪市港区弁天町駅前の居酒屋の店長に抜擢され、近所の大衆酒場の大半が業務用半調理品を使用する中、自ら大阪市中央卸市場に買い出しに行き、一から下ごしらえして手作り料理をお客様に提供すると「美味しかった」「有難う」「また来るわ」と嬉しい声をいただき、それ以来40年間「味しい」を第一にお客様にご提供し続けて参りました。魚・肉・鶏は「臭みない」、野菜は「食感」を大切に、温かい料理は「温かく」、冷たい料理は「冷たく」が基本。買い置き出来るように冷凍して欲しいとの要望に応える際に、レンジ解凍するお弁当タイプでは冷たい料理の提供は難しい。面倒ですが主菜・副菜と別々に「個包装真空パック冷凍」してセットでお届けする事に決めました。湯せんや流水解凍で温かく冷たく召し上がれ、本来の食感も楽しめていただけます。お陰様で味と品質では高い評価をいただき続け、多くのメディアにも取上げられています。今日も北海道から九州までの食材と地元で有名な専門調理会社に委託製造したメニューの数々をお届けさせていただきました。

1食目の主菜は、「宮城県産 さばの塩焼き」です。世界三大漁場に数えられる三陸のさばをじっくりと焼き上げました。さばは、良質のたんぱく質と脂質が豊富で、脂質には、脳の働きを活発にする不飽和脂肪酸のDHAとEPAが豊富です。またビタミンB2が一日必要量の約1/3とバランスよく含まれています。副菜には群馬県大田市で大手天麩羅専門店などに大根おろし(冷凍)を販売する三和食品さんの粗目にすりおろした「なめこおろし」をご用意。さばの身をほぐしてなめこおろしに混ぜて召し上がって見て下さい。もう一品には、出汁がよく染み込んでふっくらとした「ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合せ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「北海道産タラと野菜の玉子とじ」です。弊社料理顧問の元辻調理師学校教師専門学校教師でサンフランシスコ日本総領事館公邸料理人の近藤先生お得意の玉子料理。タラを身がばらけない様に薄く衣を付けてサッと油で揚げ、野菜と一緒に出汁で煮て火を止めてから溶き卵を加える事で滑らかな玉子〆(とじ)が出来上がります。副菜は、野菜の中でも食物繊維が豊富で、生活習慣病の予防や便秘解消など体にいいことがたくさんがあるごぼうに牛肉の細切れを甘辛く炊き上げた「ごぼうの旨煮」と、箸休めとしてビタミンC豊富なみかんを使用し、さっぱりとした味わいの「みかんと大根の和サラダ」をセットにしました。流水解凍で冷たいうちにお召し上がり下さい。

3食目の主菜は、「東北産 みやぎ豚丼の具」です。豪雪地帯で知られる宮城県と山形県の県境にそびえる蔵王連峰の太平洋側の緩やかな斜面で養豚された東北産豚と玉ねぎを使い、多くの牛タン専門店のメニューの製造を手掛ける宮城県のフクベイフーズさんに醤油ベースで仕上げてもらいました。玉ねぎの甘味と豚肉の旨味がマッチしてご飯が進む一品です。ごはんに乗せて煮汁をかけてつゆだくでお召し上がり下さい。副菜には、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えてくれるごぼう等を使用した「根菜の味噌汁」に、さっぱりと箸休めとして「白菜の昆布漬け」をセットにしました。昆布はミネラルが豊富でカルシウム、マグネシウムのバランスもよい食材です。お好みで七味と醤油をかけるのがおすすめです。

4食目洋食メニューの主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」。宮崎の食材を宮崎県西都市で創業された県内有数の畜産精肉加工販売まで手掛ける中村食肉さんに作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこみ、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。副菜には、ビタミンAが野菜の中ではトップクラスのほうれん草を使った彩りが鮮やかな「ほうれん草とコーンのソテー」と、ほうれん草に含まれる鉄の吸収率を上げてくれる、じゃが芋を使った「北海道じゃが芋ポテトフライ」をご用意しました。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの八宝菜」です。高い山々に囲まれた盆地の島根県邑南町で良質な伏流水で育てられた赤身が美味しいと定評のある石見ポークをはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝・椎茸・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%の贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらっています。お好みでボン酢に浸けてお召し上がり下さい。もうひとつの副菜には、箸休めとして、さっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (2/10~2/16お届け分)

1988年9月1日創業以来、日本各地を回り、その土地ならではの地酒・ご当地米・郷土料理・ご当地食材に出逢い、コレはと思うモノをお客様に届けて参りました。開業当初は自分でガリ版印刷機を回してモノクロチラシで案内、そして印刷屋に頼んでカラーチラシ、そしてカタログ、今ではインターネット上のわんまいるサイトに掲載してメルマガ配信などでご案内させていただいています。特に料理は「食材に有り」。幾ら腕の良い料理人でも食材が良くないと美味しく調理できません。今週も僕が長年かけて見つけた北海道~九州まで食材と協力調理会社の味をお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「北海道産 鮭の塩焼き」です。日本で獲れる天然の鮭(白鮭・秋鮭と呼ぶ)で、ロシアがウクライナに侵攻して以来ロシア等北洋産のサーモンや鮭の輸入が減り、円安も加わり値段が高騰していますが、無塩の鮭を北海道漁連から買い付けてもらい、手切りして塩分0,4gの超うす塩でしなやかに焼いてもらいました。ポロッと身が取れて旨味がギュッと詰まっていいます。パリッとした方が好きな方は湯煎解凍後にトースターで3分程炙って下さい。鮭に含まれるアスタキサンチンは、抗酸化作用があり、紫外線による肌のシミやシワを防いだり、脳や目の健康維持、老化防止効果もあります。副菜は、鉄分、β-カロテン、ビタミンB12を含むほうれん草と、食物繊維豊富なしいたけを使った「ほうれん草と椎茸の卵とじ」と、シャキッとした食感が楽しめ、ツンと来ないお酢加減に、あっさりして美味しい「大根と人参のなます」をセットにしました。

2食目の主菜は、「大分県産ぶりのりゅうきゅう」です。大分郷土料理の「りゅうきゅう」を豊後水道の潮の流れを利用して昔から養殖が盛んな大分県特産ぶりで作ってもらいました。地元で採れる刺身を大分特有の甘口の醤油ベースのタレに漬けた漬け刺しです。半解凍ぐらいでご飯に乗せるかそのまま漬け刺しで山葵や七味を付けてお召し上がり下さい。卵黄に白胡麻に山葵を加えてかき混ぜると愛媛の鯛めしのような味わいになります。副菜には、コクのある味噌仕立てにした「こんにゃく、大根、人参の味噌煮」ご用意。こんにゃくは食物繊維豊富で、満腹感を高めてくれる効果があり、腸内環境を改善し、便秘解消や、コレステロール値を下げる効果もあります。もう一品は「茄子のそぼろあん」。茄子のカリウムは血圧を下げ、そぼろのたんぱく質が丈夫な血管をつくり、高血圧予防に効果があります。

3食目の主菜は、「鶏肉と白ねぎのがめ煮」です。国産の白ネギと国産鶏もも肉を使った照り焼きを地元の鶏肉調理会社デリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。福岡県の郷土料理のひとつであるがめ煮は、食材から出るだしや旨みを生かした煮物です。ねぎの香りと辛味成分であるアリシンは、消化液の分泌を促して栄養素の体内への吸収を高めてくれます。副菜は、コリコリした食感の山形県最上郡特産の秘伝豆を使った「秘伝豆と大豆の旨煮」をセットにしました。豆類には、炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、不足しがちな栄養素がバランスよく含まれています。それに、食物繊維が豊富で歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」をご用意しました。

4食目主菜は、「具材たっぷりビーフシチュー」です。多くのホテルで使われている淡路島で明治初期に創業された沖物産さんにて、国産の牛肉と、じゃが芋、淡路島産の玉ねぎと人参を旨味が詰まったデミグラスソースをベースにじっくり仕上げました。副菜には「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」をご用意。ほうれん草はコラーゲンを合成するときに必要なビタミンCが豊富で、鶏肉と一緒に摂ることで、コラーゲンの合成をサポートする働きがあります。もう一品は、冷たくさっぱりと箸休めとしてビタミンCやカルシウム豊富なキャベツを使った「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。

5食目の主菜は、「天津玉子の中華あんかけ」です。高級寿司屋から学校給食まで玉子焼きを納めている、富山市の玉子焼き専門調理会社の三和製玉さんに作ってもらっていて、トロっとして滑らかな玉子を細かく刻んだ椎茸とねぎとピーマンをオイスターソースで仕立てたあんと絡み合って満足いただける一品です。 副菜は神戸市元町の中華街を主に関西の中華料理店に卸されている点心専門のタイカイさんが作った豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」と、βカロテンを豊富に含む、小松菜を使った、ごまの風味が香る「白菜と小松菜の中華風お浸し」をセットに。小松菜に豊富な鉄は、鶏肉のたんぱく質と一緒に摂ると、吸収率がアップすると言われています。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (2/3~2/9お届け分)

昭和63年9月1日開業以来日本各地を回り郷土料理やご当地グルメなどを取り扱い宅配でお届けする中で、多くのお客様よりチルドは日持ちがしないし保存が出来るレトルト食品は匂いが気になり缶詰のような味がするので「真空パックして冷凍」して届けて欲しいとのご要望をいただき、大手業務用厨房設備会社のテストキッチンで試作を行うと何度やっても美味しく出来ません。偶然に居合わせたクックフローズン真空調理の第一人者で、元帝国ホテルの料理長石川シェフを紹介いただき、顧問契約して調理指導いただきました。ひとつずつ「個包装真空パック冷凍」する事で出汁が食材に染み込み、砂糖や塩・醤油など少なくてもしっかりした味わいで素材の旨味も味わえる「個包装真空冷凍技術」にビックリ仰天。しかも温かく食べる料理は湯せん解凍、冷たく食べる料理は流水解凍と使い分ける事でサラダや酢の物・お浸しなど食材の食感も損なわずに召し上がっていただけます。個包装された主菜1品・副菜2品をセットしてお届けする事により保存が出来て食べたい時に解凍してお皿に盛るだけで作りたての料理を味わえます。すべては美味しく食べていただきたい。今週もそんな思いで作った献立メニューをお届けしました。

1食目の主菜は、「千葉県産さばの煮付け」です。さばの水揚げ日本一を誇る千葉県産を使用。タレもたっぷりで味がよくしみ込んでいます。副菜は、ふくよかな味わいの「がんもと彩り野菜の含め煮」をご用意。がんもどきには、大豆由来のサポニンや、鉄分、カルシウムが豊富です。もう一品には、緑黄色野菜の中でも栄養価の高いほうれん草を使い、人参を入れて彩りもよくした「ほうれん草と人参のお浸し」をセットにしました。お好みで鰹節やポン酢をかけてお召し上がりください。

2食目の主菜は、「宮崎ご当地グルメ 国産鶏肉のチキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がって、一般家庭でも作られるようになり、全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮は、むね肉なので見た目よりヘルシーです。副菜は「青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮」です。青梗菜は鉄、カルシウム、β-カロテン、ビタミンCなどを含む栄養豊富な野菜で、動物性たんぱく質を含む鶏肉と一緒にとることで鉄の吸収率を高めることができます。もう一品は、徳島県阿波市のカット野菜食品製造会社の徳冷さんが作る、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。明治初期淡路島で創業され多くのホテルやレストランに収めている沖物産さんに調理していただきました。出汁が乗りやすくすることと、柔らかくするのに薄さ1mmスライスにこだわった牛肉に、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、砂糖使わず本みりんと清酒と醤油だけで納得するまで何度も試作を重ねて作った自信作です。ご飯の上に乗せて牛丼風にするのもオススメです。副菜は、食物繊維が豊富なまいたけにじっくり染み込んだ「山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」と、群馬県大田市特産の大和芋を使った「味付け山芋とろろ」をセットにしました。山芋のねばり成分は、胃の粘膜を保護して消化機能をアップしてくれる効果があります。そのまま又は山葵醤油、更には卵黄を混ぜてご飯にかけても美味しいですよ。

4食目主菜は、「桜島鶏のリコピントマト八丁味噌煮」です。ケージフリー(囲い内飼い放し)で飼育された鹿児島県の銘柄鶏でジューシーな味わいの桜島鶏を原料に、生活習慣病予防にも効果があるとされるリコピンが含まれているトマトを使い、八丁味噌を加えてコクを出した煮物に仕上げました。僕はバケットなどパンを焼いてこのソースに浸けて食べています。副菜は、コーンの甘さが引き立った「コーン、玉ねぎとしめじのスープ煮」と、ビタミンC、食物繊維や、胃腸を丈夫にするビタミンUを含むキャベツを、カレー風味で味変を楽しんでいただきたく「キャベツと豆もやしのカレー煮込み」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの酢豚」です。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がっていただけます。反面、脂身が好きだと言う方には物足りなさがあるかもしれませんがご了承願います。豚特有の臭みがないのが特徴の石見ポークと、大きめにカットした人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めてあります。甘酢の酸味が食欲を駆き立ててくれます。副菜は、「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」と箸休めとして、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をご用意。ほうれん草は、ビタミン、ミネラルが豊富で、鉄と鉄の吸収を助けるビタミンCには、葉酸とともに、貧血予防効果があります。もやしにもビタミン、ミネラルがまんべんなく含まれているんです。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/27~2/2お届け分)

この真空個包装冷凍技術による冷凍おかずセットを開発するにあたり、最初に調理顧問になり教えていただいたのが真空調理の第一人者の元帝国ホテル料理長の石川シェフです。当時、石川シェフから堀田社長は食べず嫌いですねと言われ、本当に美味しい料理を食べると少々不味くても食べられるようになると言われ、最も重要なのは「食材」だと教えられました。現在調理指導の相談に乗っていただいている元辻調理師学校教師専門学校教師で、サンフランシスコ日本総領事館公邸料理人だった近藤先生も「食材」が大切だと言われます。その為には大手業務用卸や商社から購入するのではなく、生産地に出向き、生産者や仲買人と直接話し、気に入った食材があれば頼み込んで調達します。例えば今週お届けする「宗八カレイ」。通常は塩を施した干物で流通しています。だから煮付けには向いていませんし、焼いても塩辛く、わんまいるの既定の塩分を軽く超えるので、水揚げされる閖上漁港の仲買の権利を持ち加工も行う会社さんに頼み込み、下処理(頭と内臓を取る)し、個包装真空調理冷凍してもらっています。だからわんまいるのおかずは食べ易く美味しく健康的(適塩・適糖)と言われます。では今週も厳選した食材を使った献立メニューをお届けします。

1食目の主菜は、「宮城県産 宗八カレイの煮つけ」です。形が髪型の総髪に似ている事から関東から東では宗八カレイと呼ばれ、関西ではエテカレイと呼ばれています。低脂肪で高たんぱくなカレイを煮汁までおいしい煮付けに仕上げました。身がポロっと取れて煮汁に浸けるとご飯がすすむ一品です。お酒の肴としても最高です。副菜は、宮城県登米地方の郷土食材油麩を加えた、素材に味がよく染み込んだ「油麩と切干大根の煮物」と、あかもくのネバネバと胡瓜のシャキシャキが楽しめる「佐渡産あかもく胡瓜の和サラダ」をセットにしました。あかもくは、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、生活習慣病予防や、便秘解消、骨粗鬆症予防など、栄養たっぷりの食材です。

2食目の主菜は、「大分県産津久見ぶりの竜田揚げ」です。弊社の料理顧問の近藤先生直伝のレシピで作ってもらいました。柔らかくて食べやすく、なんぼでも食べたくなる美味しさです。そのまま又は塩コショウでお召し上がり下さい。大分とり天と同じようにポン酢でも美味しいです。副菜には、免疫力を高めてくれるカロテン豊富な人参を細切りにして、鶏肉とで炒めた彩りの良い「人参しりしり」と、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産鶏の照り焼き」です。こちらもデリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。表面の皮をこんがり焼いた鶏モモ肉の照り焼きで、柔らかくて弾力のある身でジューシーな味わいです。他の肉類に比べて低エネルギーな鶏肉は、高たんぱく質で必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。湯煎調理後トースターで3分程炙っていただくとさらに焼きたての味が楽しめます。副菜には、石見ポークの挽肉を絡めてほくほくとした食感の「じゃが芋の煮ころがし」をご用意。副々菜には、流水解凍の「青梗菜とうす揚げのお浸し」をセットしました。青梗菜に含まれている鉄分は、体内に吸収されにくく、たんぱく質を多く含んでいる食材と一緒に食べると、吸収率がアップする効果があります。

4食目洋食メニューの主菜は、「桜島鶏のパンプキンチャウダー」です。ストレスの少ないケージフリー(飼い放し)の鹿児島産のブランド鶏「桜島鶏」に、南瓜・玉ねぎ・人参を加えてチャウダーに仕上げました。野菜の中でもトップクラスのカリウムを含むかぼちゃ。高血圧やむくみの予防にも効果があります。副菜には、食塩無添加北海道産じゃが芋の「フレンチポテト」と、キャベツとカルシウム、カリウム、ビタミンC、葉酸などが豊富な枝豆を使った「キャベツと枝豆のコールスロー」をセットにしました。

5食目主菜は、「大山豚とキャベツの味噌炒め(回鍋肉)」です。良質な伏流水で育てられたので臭みなく、豚肉の旨味成分イノシン酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と発酵食品の味噌の旨味の相乗効果で美味しくて栄養価の高いメニューです。辛さ控えめにしていますので七味をふりかけるとピリ辛になります。 副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらっています。もうひと品には、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「茄子、玉ねぎとピーマンのチリソース」をセットにしました。

来週もお楽しみに!