わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (2/3~2/9お届け分)

昭和63年9月1日開業以来日本各地を回り郷土料理やご当地グルメなどを取り扱い宅配でお届けする中で、多くのお客様よりチルドは日持ちがしないし保存が出来るレトルト食品は匂いが気になり缶詰のような味がするので「真空パックして冷凍」して届けて欲しいとのご要望をいただき、大手業務用厨房設備会社のテストキッチンで試作を行うと何度やっても美味しく出来ません。偶然に居合わせたクックフローズン真空調理の第一人者で、元帝国ホテルの料理長石川シェフを紹介いただき、顧問契約して調理指導いただきました。ひとつずつ「個包装真空パック冷凍」する事で出汁が食材に染み込み、砂糖や塩・醤油など少なくてもしっかりした味わいで素材の旨味も味わえる「個包装真空冷凍技術」にビックリ仰天。しかも温かく食べる料理は湯せん解凍、冷たく食べる料理は流水解凍と使い分ける事でサラダや酢の物・お浸しなど食材の食感も損なわずに召し上がっていただけます。個包装された主菜1品・副菜2品をセットしてお届けする事により保存が出来て食べたい時に解凍してお皿に盛るだけで作りたての料理を味わえます。すべては美味しく食べていただきたい。今週もそんな思いで作った献立メニューをお届けしました。

1食目の主菜は、「千葉県産さばの煮付け」です。さばの水揚げ日本一を誇る千葉県産を使用。タレもたっぷりで味がよくしみ込んでいます。副菜は、ふくよかな味わいの「がんもと彩り野菜の含め煮」をご用意。がんもどきには、大豆由来のサポニンや、鉄分、カルシウムが豊富です。もう一品には、緑黄色野菜の中でも栄養価の高いほうれん草を使い、人参を入れて彩りもよくした「ほうれん草と人参のお浸し」をセットにしました。お好みで鰹節やポン酢をかけてお召し上がりください。

2食目の主菜は、「宮崎ご当地グルメ 国産鶏肉のチキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がって、一般家庭でも作られるようになり、全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮は、むね肉なので見た目よりヘルシーです。副菜は「青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮」です。青梗菜は鉄、カルシウム、β-カロテン、ビタミンCなどを含む栄養豊富な野菜で、動物性たんぱく質を含む鶏肉と一緒にとることで鉄の吸収率を高めることができます。もう一品は、徳島県阿波市のカット野菜食品製造会社の徳冷さんが作る、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。明治初期淡路島で創業され多くのホテルやレストランに収めている沖物産さんに調理していただきました。出汁が乗りやすくすることと、柔らかくするのに薄さ1mmスライスにこだわった牛肉に、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、砂糖使わず本みりんと清酒と醤油だけで納得するまで何度も試作を重ねて作った自信作です。ご飯の上に乗せて牛丼風にするのもオススメです。副菜は、食物繊維が豊富なまいたけにじっくり染み込んだ「山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」と、群馬県大田市特産の大和芋を使った「味付け山芋とろろ」をセットにしました。山芋のねばり成分は、胃の粘膜を保護して消化機能をアップしてくれる効果があります。そのまま又は山葵醤油、更には卵黄を混ぜてご飯にかけても美味しいですよ。

4食目主菜は、「桜島鶏のリコピントマト八丁味噌煮」です。ケージフリー(囲い内飼い放し)で飼育された鹿児島県の銘柄鶏でジューシーな味わいの桜島鶏を原料に、生活習慣病予防にも効果があるとされるリコピンが含まれているトマトを使い、八丁味噌を加えてコクを出した煮物に仕上げました。僕はバケットなどパンを焼いてこのソースに浸けて食べています。副菜は、コーンの甘さが引き立った「コーン、玉ねぎとしめじのスープ煮」と、ビタミンC、食物繊維や、胃腸を丈夫にするビタミンUを含むキャベツを、カレー風味で味変を楽しんでいただきたく「キャベツと豆もやしのカレー煮込み」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの酢豚」です。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がっていただけます。反面、脂身が好きだと言う方には物足りなさがあるかもしれませんがご了承願います。豚特有の臭みがないのが特徴の石見ポークと、大きめにカットした人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めてあります。甘酢の酸味が食欲を駆き立ててくれます。副菜は、「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」と箸休めとして、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をご用意。ほうれん草は、ビタミン、ミネラルが豊富で、鉄と鉄の吸収を助けるビタミンCには、葉酸とともに、貧血予防効果があります。もやしにもビタミン、ミネラルがまんべんなく含まれているんです。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/27~2/2お届け分)

この真空個包装冷凍技術による冷凍おかずセットを開発するにあたり、最初に調理顧問になり教えていただいたのが真空調理の第一人者の元帝国ホテル料理長の石川シェフです。当時、石川シェフから堀田社長は食べず嫌いですねと言われ、本当に美味しい料理を食べると少々不味くても食べられるようになると言われ、最も重要なのは「食材」だと教えられました。現在調理指導の相談に乗っていただいている元辻調理師学校教師専門学校教師で、サンフランシスコ日本総領事館公邸料理人だった近藤先生も「食材」が大切だと言われます。その為には大手業務用卸や商社から購入するのではなく、生産地に出向き、生産者や仲買人と直接話し、気に入った食材があれば頼み込んで調達します。例えば今週お届けする「宗八カレイ」。通常は塩を施した干物で流通しています。だから煮付けには向いていませんし、焼いても塩辛く、わんまいるの既定の塩分を軽く超えるので、水揚げされる閖上漁港の仲買の権利を持ち加工も行う会社さんに頼み込み、下処理(頭と内臓を取る)し、個包装真空調理冷凍してもらっています。だからわんまいるのおかずは食べ易く美味しく健康的(適塩・適糖)と言われます。では今週も厳選した食材を使った献立メニューをお届けします。

1食目の主菜は、「宮城県産 宗八カレイの煮つけ」です。形が髪型の総髪に似ている事から関東から東では宗八カレイと呼ばれ、関西ではエテカレイと呼ばれています。低脂肪で高たんぱくなカレイを煮汁までおいしい煮付けに仕上げました。身がポロっと取れて煮汁に浸けるとご飯がすすむ一品です。お酒の肴としても最高です。副菜は、宮城県登米地方の郷土食材油麩を加えた、素材に味がよく染み込んだ「油麩と切干大根の煮物」と、あかもくのネバネバと胡瓜のシャキシャキが楽しめる「佐渡産あかもく胡瓜の和サラダ」をセットにしました。あかもくは、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、生活習慣病予防や、便秘解消、骨粗鬆症予防など、栄養たっぷりの食材です。

2食目の主菜は、「大分県産津久見ぶりの竜田揚げ」です。弊社の料理顧問の近藤先生直伝のレシピで作ってもらいました。柔らかくて食べやすく、なんぼでも食べたくなる美味しさです。そのまま又は塩コショウでお召し上がり下さい。大分とり天と同じようにポン酢でも美味しいです。副菜には、免疫力を高めてくれるカロテン豊富な人参を細切りにして、鶏肉とで炒めた彩りの良い「人参しりしり」と、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産鶏の照り焼き」です。こちらもデリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。表面の皮をこんがり焼いた鶏モモ肉の照り焼きで、柔らかくて弾力のある身でジューシーな味わいです。他の肉類に比べて低エネルギーな鶏肉は、高たんぱく質で必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。湯煎調理後トースターで3分程炙っていただくとさらに焼きたての味が楽しめます。副菜には、石見ポークの挽肉を絡めてほくほくとした食感の「じゃが芋の煮ころがし」をご用意。副々菜には、流水解凍の「青梗菜とうす揚げのお浸し」をセットしました。青梗菜に含まれている鉄分は、体内に吸収されにくく、たんぱく質を多く含んでいる食材と一緒に食べると、吸収率がアップする効果があります。

4食目洋食メニューの主菜は、「桜島鶏のパンプキンチャウダー」です。ストレスの少ないケージフリー(飼い放し)の鹿児島産のブランド鶏「桜島鶏」に、南瓜・玉ねぎ・人参を加えてチャウダーに仕上げました。野菜の中でもトップクラスのカリウムを含むかぼちゃ。高血圧やむくみの予防にも効果があります。副菜には、食塩無添加北海道産じゃが芋の「フレンチポテト」と、キャベツとカルシウム、カリウム、ビタミンC、葉酸などが豊富な枝豆を使った「キャベツと枝豆のコールスロー」をセットにしました。

5食目主菜は、「大山豚とキャベツの味噌炒め(回鍋肉)」です。良質な伏流水で育てられたので臭みなく、豚肉の旨味成分イノシン酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と発酵食品の味噌の旨味の相乗効果で美味しくて栄養価の高いメニューです。辛さ控えめにしていますので七味をふりかけるとピリ辛になります。 副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらっています。もうひと品には、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「茄子、玉ねぎとピーマンのチリソース」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/20~1/26お届け分)

弊社は自社のセントラルキッチンを持っていません。理由は「餅は餅屋に聴け」の諺通り、和食、洋食、中華、と設備が異なり、使う調味料、タレ、出汁が異なり、料理人も得意不得意があります。焼くのが上手な調理会社と煮炊きが上手な調理会社、更には魚・鶏・豚・牛・野菜と専門分野が異なります。僕は開業して35年間、全国各地を回り、ホテルや結婚式場、百貨店などに納めている調理・食品製造会社に訪問し、自分の目と舌とで確かめ、コレはという先に頼み込んで委託して作ってもらっています。今週も主菜・副菜、7社の専門調理会社の味をお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「境港産 骨まで食べられるイワシの生姜煮」です。昭和36年に島根県隠岐の島から水産品の加工会社設立を目的に鳥取県境港に移り、地元のホテルや旅館に百貨店や生協などに卸している小倉水産食品さんに作ってもらっています。お好みで、山椒をかけるとより一層美味しくなります。副菜は、昭和18年創業の大阪西区の老舗惣菜製造会社のセントラルキッチン吉フーズさんに作ってもらった出汁がよく染みこんだ、「厚揚げの旨煮」と、箸休めとしてビタミンK豊富なきゅうりとヨウ素豊富なわかめを使用したさっぱりヘルシーな「三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意しました。

2食目の主菜は、「大分ご当地グルメ【ぶり天】」です。潮の流れが速く昔から養殖が盛んな大分県津久見市特産の津久見ぶりをご当地グルメ「とり天」の味付け衣で「ぶり天」に仕上げてもらいました。塩コショウも美味しいですが、とり天と同じくポン酢もおすすめです。副菜には、免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富なかぼちゃを使った「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」をセットに。完全食品と呼ばれるほど栄養豊富な卵を使用。卵に足りないビタミンCは、ほうれん草やピーマンなどで補った栄養満点のメニューです。

3食目の主菜は、「大山豚とキャベツのチャンプルー」です。山陰の富士山と称される鳥取県の大山麓で育てられた大山豚と、胃の健康を守るビタミンU豊富なキャベツをごま油の風味をつけて醤油ベースで炒めてあります。豚肉は良質なたんぱく質源で、疲労回復効果があるビタミンB1や、ビタミンA、Eなどが豊富です。甘いキャベツとの相性が抜群。副菜には、山形県最上郡の野菜加工製造会社三和食品さんに作ってもらった出汁がじっくり染込んだ「大根と人参の旨煮」と、箸休めに人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。お好みでかつおぶしやポン酢をかけると、より一層おいしく召し上がっていただけます。

4食目の主菜は、「石見ポークロース生姜焼き」です。旨味成分のイノシン酸が多く含まれ、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が過熱すると溶けてうまみ成分を包み込んで抜群に美味しくなります。良質なタンパク質や、疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉と、体を温めてくれて胃腸の調子を整える作用がある生姜を使った生姜焼きは、疲労回復にも効果があると言われています。副菜には「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」をご用意。ほうれん草はコラーゲンを合成するときに必要なビタミンCが豊富で、鶏肉と一緒に摂ることでコラーゲンの合成をサポートする働きがあります。もう一品には、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」をセットしました。じゃがいもは、他の芋類に比べてエネルギーが低いので肥満の予防にも効果があると言われています。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの挽肉の麻婆茄子」。脂身が少なくて赤身が美味しく、熱を加えることでさらに美味しさが増す島根県邑南町の石見ポークの挽肉を使い、程よい辛さに仕上げました。とろりとした茄子の食感がたまりません。なすの皮に含まれる色素成分ナスニンは血管をきれいにしてくれる効果があります。副菜には、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「玉ねぎ、ピーマンと人参のチリソース」と、食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」をセットにしました。

ではまた来週!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/13~1/19お届け分)

僕の友人で日本食育コミュニケーション協会の石原奈津子代表は「食歴」は「学歴」より大事と何時も研修会の冒頭で言われます。それは「健康」が一番だからで、良い人と書いて「食」と読みます。「健康」=「食事」凄く関係が深いと言われます。今NHKの大河ドラマで「どうする家康」が放映されていますが、家康が唯一豊臣秀吉を真似たのは日々の食事「三菜/主菜1品・副菜2品」だと言われており、主菜はタンパク質が多く含まれる魚・肉など一品、副菜はミネラル・ビタミン・食物繊維などを豊富に含む野菜などを二品、これが和食の原点で、日本人の伝統的な食文化としてユネスコ無形文化遺産登録され世界中から注目されています。 わんまいる健幸ディナーでは近年日本人に不足している野菜を豊富に使った副菜2品(80g×2品)を意識して献立に採用しています。たかが副菜されど副菜、凄く重要だと管理栄養士の白井先生も厳しくチェックしてくれています。今週も多彩な野菜を使った副菜を献立メニューに採用しているので意識してお召し上がり下さい。

1食目の主菜は、「千葉県産 さばの味噌煮」です。鯖の水揚げ日本一の千葉県産のさばを、コクのある味噌仕立てに仕上げました。鉄、ビタミン類が豊富なさばは、EPA、DHAも多く含むので、血液サラサラや脳の働きを活性化する効果があります。副菜は、東北産の大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参、かぼちゃの揚げびたし」をご用意しました。かぼちゃには、体内でビタミンAにかわるβカロテン、ビタミンE、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンACEの相乗効果で高い抗酸化作用や美肌効果が期待できるんですよ。

2食目の主菜は、「長崎県産あじフィレのフライ」です。長崎県産あじのフィレ(片身)を目の細かい国産パン粉と小麦粉をしっかり塗して菜種油でパリッと揚げました。青魚特有の匂いも無く、柔らか。お好みでソースやタルタルソース等付けてお召し上がり下さい。アジには、鉄、ビタミンD、DHA、EPAなどが含まれていて、お子様から高齢者の方にも摂ってほしい栄養素がたくさん含まれています。副菜は、「青梗菜のコンソメスープ煮」をご用意。青梗菜に含まれる鉄分は、タンパク質豊富な主菜の鶏肉と一緒に食べると、体内への吸収率がアップの効果があります。もう一品には、ビタミンCが豊富なピーマンを、さっぱり食べられるマリネに仕上げた「玉ねぎ、人参とピーマンのマリネ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「石見ポークの一口カツ」です。島根県邑南町で飼育されて、赤身が美味しいケンボロー種のブランド豚「石見ポーク」のもも肉を使っていて柔らかく、赤身の甘味を感じてください。もう少し厚くスライスするように改良中です。副菜は、胃腸を守る働きがあるキャベツを使った「キャベツとコーンのコールスロー」と「ほうれん草と豆もやしのソテー」をセットに。もやしの豆の部分には、ビタミンやミネラルなどの有効成分が豊富で、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをする大豆イソフラボンも含まれているので、女性にもオススメの食材です。

4食目洋食メニューの主菜は、「国産豚肉100% ロールキャベツ トマトソース煮込み」です。国産豚肉100%使い、ひとつずつ手巻きして、トマトソースで煮込みました。トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、キャベツと一緒に摂るとキャベツの胃腸を守る働きも高めてくれて相性が良いんです。 副菜には、強い抗酸化作用があるβカロテンやビタミンCを含むブロッコリーと、にんじん、かぼちゃを組み合わせた「洋風温野菜」と「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」をご用意しました。

5食目の主菜は、「鶏むね肉の中華風ピリ辛炒め」です。低脂質、高タンパク質でヘルシーな鶏むね肉を揚げて玉ねぎとピーマンと一緒にピリッっと辛みをつけて仕上げました。ご飯がすすむ一品です。副菜には、「茄子と白ねぎの中華煮込み」をご用意。ネギの白い部分には、ビタミンCが含まれ、香り成分の硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を促進してくれる働きがあります。もう一品には、βカロテンを豊富に含む、小松菜を使った、ごまの風味が香る「白菜と小松菜の中華風お浸し」をセットに。小松菜に豊富な鉄は、鶏肉のたんぱく質と一緒に摂ると、吸収率がアップすると言われています。

では来週もお楽しみに!

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/6~1/12お届け分)

僕は仕事柄、多くの著名なシェフや料理人と出会います。そこで「美味しい料理のキーワード」を尋ねると、和食・洋食・中華とジャンルは関係なく「食材」「出汁又はソース」「調理技術」と口を揃えて言われます。僕も23歳から料理に関わり39年になりましたが同感です。そんなことから僕は自分で商売を始めるようになってから産地を訪問するようにし、生産の現場を自分で確かめに行きコレはと思う食材を見つけると頭を下げて取り扱えるように交渉するようにしています。そして魚も鶏も豚も牛も野菜も新鮮なうちにきちんと下処理・加工出来ているかも重要な要素です。いくら良質な食材でも水揚げして放置する時間が長いと品質は劣化します。わんまいるでは産地や生産者と結びついた食材を採用しています。冷凍おかずでここまでこだわっている会社は他には無いと自負しています。今週も僕が見つけた地方のこだわり食材を使用したおかずをお届けしますのでお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「北海道礼文島 真ホッケの塩焼き」です。北海道の北部、稚内の西方60kmの日本海に位置する最北の離島「礼文島」で獲れた真ホッケの半身干しを大正14年創業の神戸市中央卸売市場の魚屋さんにてガス火の遠赤外線焼台で職人により手焼きしてもらいました。上品な脂質で繊細な淡白な身で旨味があります。新鮮なうちに下処理して干しているので身がポロッと取れます。薄塩でそのままでも美味しいですが、お薦めはレモン果汁を絞ると最高です。副菜は、コリコリとした食感と噛むほどに口の中に旨味が広がる山形県最上郡特産「秘伝豆」の塩ゆでと、多種類のミネラル1日分を摂ることができるといわれるくらい栄養満点な食材の高野豆腐をふくよかな甘さに仕上げた「高野豆腐の炊き合わせ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「境港産とろイワシのオイルサーディン」です。昭和30年に島根県隠岐の島から鳥取県境港に移住され水産品加工会社を設立「山陰名物じゃころっけ」はじめ、地元で水揚げされる水産物を使った中食をホテル・レストランなどに卸される小倉水産食品さんに、境港水揚のとろいわしを骨が気にならなくなるまで蒸気でじっくり加熱して、こめ油をベースに梅肉を添えたオイルサーディンです。こめ油を使っているのでサラッとあっさりしています。骨もそのまま食べられるのでいわしの栄養をしっかりと摂ることができます。副菜は、コーンの甘さが引き立った「コーン、玉ねぎとしめじのスープ煮」と、「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。キャベツには、ビタミンCや、胃腸障害に有効なビタミンUも含まれているので、揚げ物と合わせて食べると、胃もたれを防いでくれます。

3食目の主菜は、「宮城県のブランド鶏「みやぎ森林どり」を使用した「みやぎ森林どりの筑前煮」です。地元東松島市の石川食品さんで加工した筑前煮は、鶏の出汁が野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。根菜類が摂れて、栄養バランスのよい筑前煮は、歯ごたえもあり満腹感もあります。副菜には、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」と、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。

4食目の主菜は、「ミートオムレツ」です。昭和36年創業した東京の老舗業務用卵調理専門会社すぐる食品さんに栄養豊富な卵をたっぷり使用してオムレツに。フワフワでトロっとして美味しいです。お好みでケチャップをかけてお召し上がり下さい。ちなみに僕はウスターソースで食べています。副菜は、ビタミンC、食物繊維や、胃腸を丈夫にするビタミンUを含むキャベツを、カレー風味で味変を楽しんでいただきたく「キャベツと豆もやしのカレー炒め」をご用意。もう一品には、徳島県阿波市のカット野菜食品製造会社の徳冷さんが作る、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」をご用意しました。野菜本来の甘みが楽しめる一品です。

5食目中華メニューの主菜は、「桜島鶏の中華あんかけ」です。桜島鶏をはじめ、白菜・大根・小松菜・人参を卵でとじて、とろみのある醤油あんにごま油を加えて絡めました。玉子料理が得意な弊社調理顧問の近藤先生考案メニューです。副菜は、カリウム豊富なナス、βカロテン豊富なにんじんや、食物繊維豊富なこんにゃくをコクのある味噌仕立てにした「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」と、箸休めとして、ゴマ油の風味が食欲をそそる「ほうれん草ともやしのナムル」をご用意。ほうれん草は、ビタミン、ミネラルが豊富で、鉄と鉄の吸収を助けるビタミンCには、葉酸とともに、貧血予防効果があります。もやしにもビタミン、ミネラルがまんべんなく含まれているんです。

それでは、来週もお楽しみに!