安く・早く・旨い「都そば」新梅田店でランチ【わんまいる】

2021年11月27日(土)11時55分 忙しくて時間が無い時は近くの「立ち食いそば」を利用しています。

立ち食いそばのルーツは明治時代に鉄道の拡張と共に列車に乗るお客様向けの駅弁が出来て、その後、駅弁屋が駅構内に立ち食い形式の「駅そば」開設したと聞いています。その後、現在京阪神最大規模を誇る立ち食いそば「都そば」を展開している大阪誠和食さんが東京で駅前に立ち食いそば店を展開して駅ナカ以外にも立ち食いそば屋が広がったと言われています。関西は立ち食いそばと言っても実質うどんがメインで、出汁は薄口醤油をベースに鰹節・鯖節・昆布・いりこ出汁、関東は濃口醤油をベースに昆布と鰹節、見た目色の違いで分かる。僕はそばなら濃口ベースで昆布と鰹出汁が好き、うどんは鯖節といりこをプラスした味わいある出汁の方が味のないうどんには合う。今日は冬の新メニュー「牛肉と玉子のあんかけうどん」と大阪名物「バッテラ」を食べました。

江戸前寿司が主流となり子供に馴染まない酢で〆た鯖の押し寿司大阪寿司を代表する「バッテラ」はメニューから無くなり、めったに口にする事が出来なくなりました。都そばでは三貫230円と手軽に食べられます。素朴な味で出汁が効いたあんかけ肉玉子うどんに合う。安くて・早くて・旨い。立ち食いそば、大好き。

「おさむちゃんで~す」ぼんちおさむ師匠ご夫妻と大阪名物てっちりを【わんまいる】

2021年11月26日(金)18時03分 今日はコロナで1年ぶりに家族ぐるみでお世話になっている漫才ブームの中、恋のぼんちシートが大ヒット、日本武道館でライブを開催、ドラマはぐれ刑事にレギュラー出演、最近ではテレビ番組「千鳥の相席食堂」にも出演されて若い人の間でもブレイクしている ぼんちおさむ師匠ご夫妻と弊社元取締役と現取締役らとで毎年恒例の慰労会と言うことでジム友の「活けふぐ」卸商の伊賀さんが阪急武庫之荘で営む「なべっこ」に大阪冬の名物「てっちり」を食べに来ました。

長崎県壱岐・愛媛県伊予で契約養殖している”いなつふぐ”お店の裏に大きな生簀があり、注文を聞いてからこの道35年の伊賀さん自らが捌いて提供。先ずは先付に「湯引き」をオリジナルのポン酢で、

次に名物の「身のぶつ切り」が登場。

ビールで食べると勿体ないから「ひれ酒」を注文すると奥さんがマッチでひれに火をつけて何度もお酒に浸けてを繰り返しふたをして暫く待つと全く生臭くない香ばしい「ひれ酒」となる。

グィと飲むと大抵の人がこんなに美味しいひれ酒は飲んだことが無いと言う。そして「ぶつ」を食べると、旨さが脳天に昇り、生きていで良かったと思う。いやー旨い!そして「活けふぐの唐揚げ」が運ばれ、他では食べた事がない「ふぐの腸の唐揚げ」も付いている。

カリッとしてコレがまた旨い。そしてメインの「てっちり」がドカ~ンと登場。

コラーゲンたっぷりの高級部位「さえずり:口元」も添えられた活けふぐまるごとに野菜が盛られています。もうこうなるとみんな無口で食べるだけ。。

〆の雑炊が運ばれ最初はあまりの美味しさに何か特別な出汁が入っていると思っていましたが何も入って無くてっちり(ふぐの水炊き)だけでこんなにも美味しい味となるのだそうで、恐るべし「いなつふぐ」の魅力を今夜も堪能させて戴きました。

ちなみにてっちりは昔ふぐの毒に当たり死人が出ていた事から 「鉄砲鍋」魚鍋の事を「魚チリ」と呼ばれていたのをもじるのが好きな大阪で「てっちり」と呼ぶようになったとの事。関東で大衆に広がらなかったのは江戸時代に毒に当たる人が多い事から武家の間で御法度になり、高度な調理人が多く食道楽の商売人が多い大阪で大衆も食べる庶民の料理として広がったと言われています。いつも伊賀さん有難う。

「鳥芳」 阪急うめだ本店からテイクアウト/オフィスでランチ【わんまいる】

2021年11月26日(金)12時10分 今日は午前中社外取締役の中山先生と打合せ。ランチは明治18年大阪市西九条で創業された大阪の食鳥肉加工会社の元祖「鳥芳」阪急うめだ本店から僕の大好物の「ミニやきとり弁当」をテイクアウトして来て貰い、二人でオフィスでランチをしました。

秘伝の甘たれを塗したご飯の上にミニと言ってもつくね・ねぎま・もも・むね・ししとう・南瓜・さつま芋・煮卵に沢庵二切れがぎっしり詰まり、たれと山椒をかけて頂きます。香ばしく焼かれて柔らかくて弾力あり、甘くて濃厚なタレで美味しい。このボリュームでこの品質と美味しさでワンコインで買えるとはコスパ高い。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/27~12/3お届け分)

創業して33年間、今では全国のスーパーでも売られるようになった板前手作りポン酢、金箔酒、つぶれ梅など多くの商品開発に携わり、県産品やご当地グルメも沢山開発。全ては「美味しかった」と言って貰える為に自分で食べて飲んで納得する商品を品質と味にこだわり作って来ました。冷凍おかずセットを作る際に、一般的にはワントレーに詰められたレンジ加熱商品が多い中、温かい料理は湯せん、冷たく食べる料理は流水解凍の解凍方法を取り入れ、器に盛り付け召し上がっていただくスタイルにしています。理由はレンジ加熱ではソースが焦げたり、表面が堅くなったり、トレーだと加熱時間が統一の為、副菜を加熱し過ぎてしまいます。又、サラダやお浸しなど冷たいメニューは採用出来ないし、シチューや鍋物など汁物メニューが採用しにくいが理由です。その為、手間をかけて一品ずつ「個包装冷凍方法」を取り入れ、それぞれの調理を得意とする全国各地の専門食品製造会社に委託製造し、神戸市東灘区わんまいる冷凍センターで三菜をセット組みして出荷しています。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「国産さわらの西京焼き」です。福岡県で大正8年創業の九州三大醤油メーカーに数えられる、ニビシ醤油さんの西京焼き専用味噌漬タレで漬け込みました。納得いくまで5回試作を繰り返しました。白味噌の優しい甘味が引き立っています。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と箸休めとしてなめらかな食感を楽しめる「なめことこんにゃくの白和え」をセットにしました。なめこは、食物繊維が豊富で、ぬめりの成分ムチンは、胃の粘膜を守り、たんぱく質の消化吸収を助けたりする働きもあります。

2食目の主菜は、「国産天然ぶりと大根の旨煮」です。天然のぶりは身が締り、煮込むと身が堅くなるので、スチームコンベクションで蒸し焼きにして柔らかくしています。浅めに炊いた大根とぶりと煮汁を一緒に袋に入れて真空パックの圧力で味を染み込ませて冷凍、食べる直前に沸騰した状態で湯せん調理すると塩分・砂糖・醤油控えめながらも出汁が染込んだ美味しい鰤大根が完成します。
副菜には、さっぱりとした味わいの「小松菜のお浸し」と「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」をセットにしました。ちりめんじゃこは、骨や歯を丈夫にするカルシウム、マグネシウムの補給に優れていて、成長期のお子さんに食べさせたい食材の一つです。

3食目の主菜は、「国産筍、白ねぎと鶏肉の照り焼き」です。鶏と相性の良い白ねぎに、風味がよく甘くて柔らかい筍を甘辛く照り焼きに仕上げました。副菜には「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、シャッキした食感が楽しめ、さっぱりとした酸味のある「大根と人参のなます」をセットにしました。副菜のにんじんのβカロテンや、主菜の鶏肉のたんぱく質は、健康な肌作りに大切な栄養素なんです。

4食目洋食メニューの主菜は、国産鶏肉を使った「国産チキンカツ」です。山陰名物じゃこコロッケ発売元境港の小倉水産食品さんに再現して貰いました。サクサクとした食感になるような揚げ温度と時間で調理いたしました。お好みでウスターソースや濃厚ソースでお召し上がり下さい。副菜には、ビタミン・ミネラルなどをバランスよく含んでいる豆と、肉類のコレステロールを排出してくれるごぼうと合わせた「3種豆とごぼうのサラダ」と、玉ねぎと茄子を使ってトマトベースで煮込んで、野菜からの旨味がたっぷりでた南フランス発祥の料理「彩野菜のラタトゥイユ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「肉団子と野菜の甘酢あんかけ」です。食材の旨味を活かした調理で、甘酢あんの程よい酸味が食欲を増進させてくれます。副菜には、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参の中華風お浸し」と、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻揚げ餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。春巻きにあるニラは、ビタミン、葉酸、食物繊維などを含みます。野菜をたっぷり使った中華の献立にしました。

来週もお楽しみに

冷凍ミールキット「昔懐かしい昭和のお肉屋さんのメンチカツセット」を夕食に【わんまいる】

2021年11月25日(木)19時30分 幼いころに両親が離婚して母方の祖母祖父に育てられ、二日に一度おばあちゃんに連れられて公設市場に通い、入口の肉屋さんで揚げたてのコロッケを新聞紙に包んで持たせてくれて、コレが僕のおやつでした。晩ごはんのおかずに揚げたてのメンチカツやチキンカツ・トンカツをお持ち帰り。一緒に暮らす母の兄弟達と夕食を囲みました。僕は大人になってもこの昭和30年40年頃代の人の温もりを感じる素朴で懐かしい味が忘れられません。なので23歳で居酒屋の店長に抜擢された時に、僕の覚えている素朴で懐かしい味を再現した創作メニューが大好評となり大繁盛。某有名飲食店から引き抜かれた事をキッカケに独立を決意したが当時バブルの絶頂期、多額の投資が必要な居酒屋を諦め、家の軒先で出来る「宅配専門店」を開業して今日まで33年が経過。時代の進化と共に同じ宅配でも「冷凍惣菜」「冷凍ミールキット」をネット通販で販売しています。但し時代が変っても品質と味は変わらず「人の温もりを感じる素朴な味付け」を厳守しています。今夜はそんな昔懐かしい昭和のお肉屋さんの味を再現した「メンチカツ」を肉屋さんが多く大阪名物串カツ発祥地と言われる大阪市西成区で大正11年に創業した矢田健商店さんに作って貰いました。

キャベツの千切りを敷いた上にメンチカツを乗せて食べます。これも実は明治時代に日本のある食堂がトンカツに敷いたのが始まりとの事。副菜は「コーンと玉ねぎとしめじのチキンスープ煮」と「玉ねぎと人参とピーマンのマリネ」のセットを夕食に食べました。

いやー昔懐かしい味わいで思わずビールを飲むのを忘れてご飯をパクツキご馳走様、いやー美味しかった。