わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/27~12/3お届け分)

創業して33年間、今では全国のスーパーでも売られるようになった板前手作りポン酢、金箔酒、つぶれ梅など多くの商品開発に携わり、県産品やご当地グルメも沢山開発。全ては「美味しかった」と言って貰える為に自分で食べて飲んで納得する商品を品質と味にこだわり作って来ました。冷凍おかずセットを作る際に、一般的にはワントレーに詰められたレンジ加熱商品が多い中、温かい料理は湯せん、冷たく食べる料理は流水解凍の解凍方法を取り入れ、器に盛り付け召し上がっていただくスタイルにしています。理由はレンジ加熱ではソースが焦げたり、表面が堅くなったり、トレーだと加熱時間が統一の為、副菜を加熱し過ぎてしまいます。又、サラダやお浸しなど冷たいメニューは採用出来ないし、シチューや鍋物など汁物メニューが採用しにくいが理由です。その為、手間をかけて一品ずつ「個包装冷凍方法」を取り入れ、それぞれの調理を得意とする全国各地の専門食品製造会社に委託製造し、神戸市東灘区わんまいる冷凍センターで三菜をセット組みして出荷しています。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「国産さわらの西京焼き」です。福岡県で大正8年創業の九州三大醤油メーカーに数えられる、ニビシ醤油さんの西京焼き専用味噌漬タレで漬け込みました。納得いくまで5回試作を繰り返しました。白味噌の優しい甘味が引き立っています。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と箸休めとしてなめらかな食感を楽しめる「なめことこんにゃくの白和え」をセットにしました。なめこは、食物繊維が豊富で、ぬめりの成分ムチンは、胃の粘膜を守り、たんぱく質の消化吸収を助けたりする働きもあります。

2食目の主菜は、「国産天然ぶりと大根の旨煮」です。天然のぶりは身が締り、煮込むと身が堅くなるので、スチームコンベクションで蒸し焼きにして柔らかくしています。浅めに炊いた大根とぶりと煮汁を一緒に袋に入れて真空パックの圧力で味を染み込ませて冷凍、食べる直前に沸騰した状態で湯せん調理すると塩分・砂糖・醤油控えめながらも出汁が染込んだ美味しい鰤大根が完成します。
副菜には、さっぱりとした味わいの「小松菜のお浸し」と「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」をセットにしました。ちりめんじゃこは、骨や歯を丈夫にするカルシウム、マグネシウムの補給に優れていて、成長期のお子さんに食べさせたい食材の一つです。

3食目の主菜は、「国産筍、白ねぎと鶏肉の照り焼き」です。鶏と相性の良い白ねぎに、風味がよく甘くて柔らかい筍を甘辛く照り焼きに仕上げました。副菜には「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、シャッキした食感が楽しめ、さっぱりとした酸味のある「大根と人参のなます」をセットにしました。副菜のにんじんのβカロテンや、主菜の鶏肉のたんぱく質は、健康な肌作りに大切な栄養素なんです。

4食目洋食メニューの主菜は、国産鶏肉を使った「国産チキンカツ」です。山陰名物じゃこコロッケ発売元境港の小倉水産食品さんに再現して貰いました。サクサクとした食感になるような揚げ温度と時間で調理いたしました。お好みでウスターソースや濃厚ソースでお召し上がり下さい。副菜には、ビタミン・ミネラルなどをバランスよく含んでいる豆と、肉類のコレステロールを排出してくれるごぼうと合わせた「3種豆とごぼうのサラダ」と、玉ねぎと茄子を使ってトマトベースで煮込んで、野菜からの旨味がたっぷりでた南フランス発祥の料理「彩野菜のラタトゥイユ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「肉団子と野菜の甘酢あんかけ」です。食材の旨味を活かした調理で、甘酢あんの程よい酸味が食欲を増進させてくれます。副菜には、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参の中華風お浸し」と、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻揚げ餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。春巻きにあるニラは、ビタミン、葉酸、食物繊維などを含みます。野菜をたっぷり使った中華の献立にしました。

来週もお楽しみに

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