北新地 十割蕎麦と天ぷら「蕎の屋」おでんも旨い。秘訣は白だし。

2023年10月11日(水)18時05分 
今日は40年以上付き合いの飲食店の店舗デザイン設計で日本で5本の指に数えられる親友であり人生の先輩である創楽舎の横井先生が手がけた大阪北新地船大工通りにある、十割り箸と天ぷらとおでんに板わさが無茶旨いと横井先生が絶賛する「蕎の屋(きょうのや)」へ、日本の魚食振興と言う同じ理念で一緒にお取組みさせていただいている東京電力ホールディングス春山部長を横井先生に紹介兼ねて食べに行きました。



今日はお任せコースを予約。前菜は「大阪しろ菜のお浸し」。シャキシャキして瑞々しく鰹節と白だしが効いて美味しい。

お次は、「カブと柿の生ハム挟み」。蕎麦屋と思いきや、修行を積んだ料理人が居ているのでは?

「つくねと白菜の炊合せ」実に美味しい。だしが全然違うと言うと、ホテルニューオータニーの「一心」にいたという斎藤料理長が腕を振るってると横井先生。

お造りは旬の戻り鰹に、スルメイカのウニトッピング、かますの炙り、〆鯖と真鯛。山葵とおろし生姜が添えられて醤油と生姜に合うタレに岩塩が用意。至れり尽くせりです。



牛でも豚でも鳥でも無い、ジューシーで深い旨味の鴨肉。八丁味噌ベースのタレが添えられて浸けるとビックリする程旨い。かますの塩焼きは、香ばしくて美味しい。



横井先生が絶対食べなあかんと断言するこの板わさ。う~ん、蒲鉾の域を超えた味覚。添えている蕎麦の実が塗された山葵と一緒に食べると、蕎麦の実のプチプチとした食感が他には無い味覚です。

名物”大阪おでん”が登場。最高の黒毛和牛のスジ肉をトロトロになるまで煮込み、白だしで煮たおでんの具。僕はスジ肉が嫌いですが、全く臭み無くてトロトロで嫌な脂身もなく旨い!人生で初めてスジ肉を完食した。ごぼ天、平天、大根、卵、これからの季節にピッタシのメニューに感激。

そして看板メニュー揚げたて天ぷら。車海老、ぎんなん、にさつまいもを焼いもにして天ぷらに。塩胡椒に大根おろしに醤油を加えた味付け天つゆがセットで提供。

焼いもにしているのでめちゃ甘くてうまい!

〆にメインの十割そばが登場!手打ち極細麺、蕎麦つゆに薬味が。

人気の秘密は、本日色んな料理のベースにも使われていた白醤油に鰹節・昆布・うるめ鰯が基本の白だしのつゆにあると思う。


〆の前にかなり食べたけど一人前の十割蕎麦を完食。コレなら未だ一枚や二枚食べられる。蕎麦湯を飲んでご馳走様。

いやー蕎麦屋、おでん屋、天ぷら屋とは一味違う、日本料理の職人の蕎麦におでんに天ぷらでした。いやー美味しいかったです。また来ます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です