来週発送する「健幸ディナー」を検食【わんまいる】

2021年8月2日(月)12時03分 毎週月曜日は翌週木曜日に神戸市東灘区のわんまいる専用冷凍センターから定期購入戴いているお客様に出荷を開始する予定の夕食おかずセット冷凍ミールキット「健幸ディナー」の検食しています。センターから抜き取って梅田本社オフィスに持ち帰り、僕と商品企画部長と担当バイヤーとテストキッチンでは山脇取締役と堀田取締役と商品企画部バイヤーが試食を調理、盛付け、写真撮影しています。1食目は、「主菜:北海道産鮭のレモンペッパーオイル焼き」「副菜:3種豆のトマトソース煮」「副菜:ポテトサラダ」のセットです。鮭は辛くないのですが、付け添えの玉ねぎとしめじにブラックペッパーが多く少し辛く感じます。焼き鮭と野菜を小袋に入れその上からレモンペッパーオイルタレを加えて真空パックして加熱しています。レモンペッパーオイルがまんべんなく袋の中の食材に馴染むように調理工程を見直すように指摘しました。

2食目は、「主菜:三陸沖産の鱈の煮付け」「副菜:茄子と人参と南瓜の揚げ浸し」「副菜:小松菜とこんにゃくの白和え」のセット。鱈の煮付けが前回同様に脂が乗った腹身が溶けてしまい、煮汁に混ざり濃くなって辛い。早々にやり直せないか確認するように指示をしました。

3食目は、「主菜:四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」「副菜:ひじきと大豆の煮物」「副菜:わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」のセット。肉じゃがは、調味料に使用している味醂か清酒のどちらかの味が勝っている感じがしてまろやかさに欠ける。中々味が安定しないので一旦元の石見ポークの肉じゃがの製造委託先に戻すように伝えました。

4食目は、「主菜:国産チキンカツ」「副菜:キャベツともやしのカレー炒め」「副菜:玉ねぎと人参とピーマンのマリネ」のセット。キチンカツが全然駄目です。代替えを手配するよう指示。

5食目は、「主菜:肉団子と野菜の甘酢あんかけ」「副菜:ほうれん草と人参の中華風お浸し」「副菜:国産ポーク焼売」セット。あんかけがもう少し絡むようにタレのとろみを上げるようお願いしました。

夏休みに入り先日の四連休そしてお盆休みの繁忙期に差し掛かり、どこの食品製造業社も大忙し。少し品質にブレを感じます。これが手作りのオートメーション化していない弱点です。更なる細かい手順の見直しとルール化と実行のマネジメントが求められるとつくづく感じました。

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