出張解禁?宮城県へ!白石郷土料理「温麺」仙台名物「牛タン」森林酢の「みやぎ森林鶏」旨かった!【わんまいる】

2020年7月9日(木)、今日は3ヶ月ぶりに出張解禁!神戸空港からスカイマーク朝7時30分のフライトで宮城県仙台空港へ向いました。

ロビーには九州方面の豪雨の影響もあり、コロナ前の3割ぐらいの人の数。機内の座席は中央席を開けて左右の2名ずつ計4人。搭乗客にとっては楽チンです。後方側は空席が多い。これでは空港会社が黒字になるのは当分先だなぁと思いました。仙台空港に到着すると、宮城県物産公社35年勤務され県内事業者様へはカーナビ無しで運転出来る八巻さんと、今年4月に新しく配属された県庁農政部食産業振興課ビジネス斑の田村班長が出迎えてくれ、早速「おさむチャンポース」で記念撮影。

まずはじめに向かったのは昨年冬にテスト販売した、白石市の郷土料理「温麺:うーめん」創業160年のきちみ製麺さんに訪問。お店の裏には、築300年の茅葺き屋根の離れを使い郷土料理の「温麺」をお昼だけ提供している。

元々武家で300年間この同じ土地で住み続けていると聞いてビックリ仰天。病弱の父親の事を思い、長い麺を短くカットして油を使用せず素麺より冷麦ぐらいの太さの麺を作り食べさせていた事がお城の殿様の耳に入り、高く評価され郷土料理として食べ継がれ、現在でも白石市内に9社の製麺所があると聞きました。白石温麺の組合が経営する温麺専門店へランチを食べに行き、このお店でしか食べる事が出来ない「プレミアム手延べざる温麺」を試食しました。

鰹ベース、黒胡麻、くるみの三種類のたれで味わいます。嫌な科学調味料の味が一切せず、温麺にからみついて、口の中に運ぶと、うーん美味い!」初めて食べるくるみだれは、えごまよりあっさりして甘くて美味しい!高野山の黒胡豆腐の味に似た黒胡麻だれは香ばし風味で美味い!添加物を一切使用していない「生だれ」が、冷たく締めた短くカットされた温麺が食べ易く、麺にタレがまとわりついて絶品!この味覚は他の麺では味わう事が出来ないと思いました。来年の夏は、ご自宅で流水して簡単に食べられる「胡麻だれ冷やし温麺」を作って販売したいと思いました。

次に向かったのは、大手スーパーさんからの要望をキッカケに、沖縄や長崎など何社かで作ってもらい、試食した結果一番美味しかった「豚の角煮」を作ってもらった名取市のフクベイフーズ様に訪問。創業は鶏卵の集配センターと惣菜製造からで、現在は仙台市内の有名牛タン専門店の下請けをして各店に納品しているとの事。早速「肉厚牛タン」「薄切り牛タン丼の具(塩味:タレ)」「牛タン角煮」「牛タンつくね」「テールスープ」「牛タンカレー」「牛タンシチュー」と牛タンのオンパレード!さすがの僕もこれだけの種類の牛タンを食べたとは人生初体験。

 

牛タンのみならず言ってくれれば鶏肉でも豚肉でも製造許可をがあるのでとの事。丁度これから訪問する宮城県唯一のブランド鶏「森林鷄」を使用して、わんまいる向けに惣菜を作ってくれると助かりますとお伝えしました。


そしてその後向かったのが、この秋から健幸ディナーの献立に採用した東松島市の石川食品様に作ってもらった「みやぎ森林鷄の筑前煮」の森林鷄を生産・加工・流通・販売まで一貫して取り組まれているウェルファムフーズ様(仙台市)に訪問すると、何と大手商社の丸紅の100%子会社で、52年前に岡山県新見市を皮切り宮城県、鹿児島県と三カ所で森林鶏の生産・加工場を開設し、宮城県内に於いては自社養鶏場2ケ所に29農場と契約をされているの事。

宮城県に訪問するようになって6年間が経ちますが、森林鶏さえ知らなく同行された県庁の職員の皆さんも認識が無かったです。いやー県内でこれだけの規模でやっているとはビックリ仰天。きっかけは、丸紅さんが紙の原料となるパルプを作る木材を抜粋する際に出る皮や幹を産業廃棄する為に焼いたところ、樹液酢が発生し、焼いた炭を小鳥が啄むのを見て、これを鶏の餌として与えれば、鷄の臭み(当時は餌が悪く鶏肉臭していた)が抑えられると思い、大阪市立大大学に分析依頼し、効果のある事が分かり、丸紅が事業会社を設立したとお伺いしました。木炭酢を飼料として与えるむネッカエッグ鶏として販売していて数年前にブランド名を「森林鷄」に変更したとの事。わんまいるも以前たまごアレルギーの子供さんでも食べれる島根県大田市の旭養鶏場のネッカエッグを長く販売していたので、森林酢の事はよく理解出来ます。
試食を兼ねて近くの国分寺町にある焼鳥店「火の鳥」さんへ移動して懇親会。

早速「ささ身塩焼き」から試食。すごく弾力がある。珍しい「動脈のタレ焼き」は皮より少し柔らかい。ハラミを使った「すき焼」はコリコリして美味い。

人生初めて食べた「鎖骨の唐揚げ」は身をしゃぶるのが癖になりそう。

香川県名物「一鶴(いっかく)」の骨付き鷄焼きをイメージした「骨付き鶏のオイル焼き」これは格別に旨い。とても生後5ヶ月のひな鶏とは思えない身の弾力だ。シメは鶏を焼いたオイルを浸けて食べる「鶏のオイル焼き飯」。折角だから玉ねぎのみじん切りとパセリとニンニクを少々オイルに加え焼くと更に美味なり。

ランチで提供すると行列が出来ると思いました。いやー満腹で、正に国分寺町の食いだおれだ。こんな時は宿泊先が近いと有難い!明日朝のホテルの無料朝食バイキングがコロナの影響で中止なので、コンビニでサンドイッチと牛乳を買って帰り、バタンキュー!3ヶ月ぶりの出張疲れました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です