海の幸 山の幸豊富な高知へ食材開発に出発【高知県】

今回は、高知県庁地産地消・外商部のアテンドにて2022年4月18日に竣工式を行った高知県長尾郡本山町の高知県最大規模を誇るバイオマス発電を利用したビニールハウス「パブリカ農園」に訪問。



実はこのビニールハウスには代表の学生時代からの親友である平野様が経営する鉄鋼商社及び製鉄所「日世通商」の鉄が使用され、前々からパプリカの使用を頼まれていたので、今回高知県庁さんと訪問。出迎えてくれた松井部長様に広大な園内を説明いただきました。



オランダの栽培システムや自動の高所作業台車が導入され、少人数でも栽培・収穫できる全自動システムを導入されています。収穫も作業台車に人が乗ると自動で動き手でもぎ取るだけ。



高齢者の方でも収穫可能。温度や湿度はコンピューターが自動で調整してれます。パブリカは10メートルほどの高さまで成長し一年間で5回収穫できるとの事。季節を問わず年間栽培できるのは働く人にとっても好都合。赤・黄・緑と3種類を栽培されています。


今回は高知市内に本店があり、大阪北新地にも展開する「おらんく家」をはじめ割烹・料亭・ステーキハウスの運営に大手百貨店や自社通販サイトでもおせち料理はじめギフトなど取り扱われいる株式会社マーク様の南国市にあるセントラルキッチンでわんまいるの健幸ディナーを一部作ってもらっているのでそちらで使ってもらいたいと訪問。

但し、収穫したパブリカそのものをセントラルキッチンには持ち込めない為に洗浄・カットしてくれる加工会社が必要な為、高知県庁地産地消外商部に紹介いただき、高知市にある高知県中央青果市場場内の仲卸及び野菜加工会社の羽方青果様に訪問。
水曜日で市場が休みにもかかわらず羽方社長が親切に最新の機器を備えた加工場をご案内いただき丁度年間通じで高知県産のパプリカを提供してくれるところが無いかと探してところだったとうかがいました。これはタイミング良い!マークの勝田常務も大阪から来てくれて南国市と大阪のセントラルキッチンの責任者の菖蒲工場長におらんく家本店の片山支配人も同席いただき打合せしました。これで「生産・加工・調理」の工程が完成すれば後は弊社センターに納品(流通)してセット組みし発送(販売)すると言う流れです。

その後、全国の主要百貨店・高級スーパーなどで販売されている四万十町本社のハマヤさんの高知市内にある鰹の藁焼き工場へ訪問。ドラム缶に藁をくべて豪快に焼き上げています。



脂がジュワーとしたたり落ちる良質な鰹を使用されています。早速事務所で試食させていただきました。見るからに美味しそうで生臭くなく皮面がしっかり焼かれています。これが「たたき」と「藁焼き」の違いだと思っています。船内冷凍した鰹を凍った状態で表面だけを焼き上げるのがハマヤさんの美味しさの秘訣だと聞きました。そして急速冷凍するので中身はワンフローズンとの事。だから生臭くなくて美味しいのだと納得。わんまいるでも是非取り扱わせて欲しいとお願いしました。出来れば冷凍ミールキットの献立メニューにも採用させていただければお客様に喜んでいただけると思いました。


そこから高知県庁に向かい、産業振興課地産地消・外商部にご挨拶させていただきました。

伊丹空港 ANA 伊丹⇒松山 愛媛県ご当地食材&ご当地グルメ開発の旅 2日目【愛媛県】

8時30分に松山市高島屋伊予鉄道に隣接するホテルに愛媛県営業本部千葉統括課長と渡辺さんが公用車で向かいに来ていただき、昨日とは反対の香川県との県境の四国中央市へ向かい、途中道の駅に立ち寄り「こんにゃくケーキ」に目が留まり購入」。しっとりフワフワで卵白と卵黄とこんにゃく芋粉で焼かれた目の細かい生地のケーキで低カロリーで美味しいです。



そして、訪問したのは昭和25年創業の青木蒲鉾店様。特産品の海老と豆腐を魚のすり身に練り込んだ名物「海老竹輪」とドカーン看板が上がっています。



お店に入ると所狭しと創作天ぷらがずらり!



目に留まったのが 「型崩れ特大チーズ天ぷら」、



豆乳と魚のすり身で作った「かまぼこやさんのドー ナツ」、



ご当地グルメの「じゃこかつ」、別にちりめんじゃこが入っているのではなく小魚の事を雑魚(ザコ)と大阪では呼び愛媛ではナマって「じゃこ」と呼ぶので「じゃこ天」、これにパン粉を塗して揚げたものを「じゃこカツ」と呼ばれています。サクッとした魚のハムカツで美味しい。青木さんでは「ジャコカツバーガー」も販売していると言う。




「海老のサクサク揚げ」に「軟骨揚げ」ピリッと辛くてビールのおつまみにお勧めだ。「アスパラベーコン」に昆布と筍をまぜた「若竹天」。工場を案内していただくと「魚肉豆腐ハンバーグ」を大量に焼いています。早速わんまいる向けにも作って欲しいと頼み込みました。


最後に、愛媛県庁にご訪問してご挨拶。県庁本館は洋風建築の先駆けとして登録有形文化財に指定されたそうです。


17時55分発のプロペラ機で松山を後にしました。

皆さん二日間お疲れ様でした。

 

伊丹空港 ANA 伊丹⇒松山 愛媛県ご当地食材&ご当地グルメ開発の旅【愛媛県】

コロナウイルス感染まん延防止措置解禁となり延期していた愛媛県営業本部様のアテンドにより一泊二日で訪問。

まだ人手はコロナ前の50%ぐらいな感じ。みやげ物コーナーの奥のスタバでコーヒーを飲んでいざ搭乗口へ。

松山行きはプロペラ機。

機内に入ると思った通り硬い座席。。新幹線と特急潮風で4時間以上かけて行くと思えば実質50分のフライトは我慢。。



8時30分に松山空港へ到着。とりあえず代表のおきまりのポーズで一枚。



ロビーには愛媛県庁営業本部様が出迎えに来ていただきました。
遅れて東京から東京電力様の魚食ビジネスプロジェクトの春山部長が合流。初めての同行です。

まず車で向かったのが八幡浜市で1916年(大正5年)創業、八幡浜駅前に本社を構える谷本蒲鉾店様へ。



2年前に弊社に来社いただいた事もあり一度ご挨拶にと思い一番にご訪問させていただきました。谷本社長直々に出迎えられ、沿革と商品説明をしていただきました。



実際に訪問して話を伺うと理解が深まります。既に名物の「鯛焼売」は掲載してお客様からレン ジで簡単にできてふんわりして鯛の旨味がジュワーと広がり鯛真丈(しんじょう) のような食感で上品で美味しいと大好評。おでんに入れても美味しいと思い一度作って見たいと思っています。初めて聞いた「削り蒲鉾」は、乾燥させて薄く削ったもので、冷蔵庫が無かった時代に、魚が獲れない冬場の保存食でこの地域のご当地グルメとのことで試食させていただきました。

ホント鰹節同様乾燥させた蒲鉾の削りです。
見事に薄く削ってあるので食べるのが勿体ないくらい。
松茸のお吸い物や土瓶蒸しに入れるなど、また少し醤油で和えてご飯の加えおにぎりにするとおいしそう。
それと気になった卵黄を練り込んだ「厚焼き玉子」を初試食させていただきました。



玉子焼きでもなく蒲鉾でもない、どちらかというと玉子焼き近くとても上品で美味しいです。おせち料理にピッタシです。冷凍は難しいと聞きましたが僕の知っている急速凍結機なら全く問題はないと思うので一度試して見たいと思いました。そして地元では定番といわれる薄揚げを巻いた「あげ巻き」を試食しました。薄揚げの香りと蒲鉾の触感が重なって癖になる味わいです。工場見学は時間がなく断念。。

次は、西宇和郡伊方町の代々前浜で獲れるしらす漁を生業に生産加工流通販売まで東京と大阪に営業所を持ち量販店から飲食店まで販売されている朝日共販様へ訪問。



先ほど東京から帰って来たばかりの社長が出迎えてくれて沿革からご説明いただき、後を継いだ当時は獲れるだけ獲り儲かる商売だと思っていると途端に獲れなくなり、それから獲る量を調整するようにすると安定した水揚げが出来るようになったと聞きました。
これは地元の同業が協力してくれるから出来る事。他地域からも来る漁場では中々難しいそうです。

お次は近くで鯛と鯵の養殖をされている中田水産様に訪問。



鯛のわっば飯を製造されている最中にも関わらず笑顔で対応いただき、「宇和島鯛めし(冷凍)」や、鯛の身を炊き込んだ 「わっば鯛飯」に「鰺の開き」「鯛の切り身」の提供をお願いしました。

2年ぶりの宮城!2日目【宮城県】

2日目は、宮城県物産公社の八巻さんのアテンドで宮城県内事業様を訪問。先ず伺ったのは、健幸ディナーで宮城県産金華さばの煮付をはじめ、はまち・たら煮付をメニュー採用している石巻魚市場の買参権を持ち仲買・水産加工食品製造会社のミノリフーズ様へ3年ぶりに訪問しました。

渋田社長と渋田専務の若いご兄弟が出迎えくれて、今後の取組みについて打ち合わせさせて頂きました。

この2人は非常に前向きで、お話をしていてこちらも元気になってきます。3年前に比べて衛生面も強化されていて、参考になる会社です。

次に向かったのが、宮城県塩釜市の海心様。魚の美味しさを知り尽くした職人たちが厳選した魚を煮魚や干物に加工。調味料にもこだわり、味噌や醤油、酒粕などを海心さん独自の味を作っています。

生のさかなに調味料を入れて冷凍したレンジでできるマトウダイのカレーフレーク漬けと三陸産のぶりの煮付けを試食させて戴きました。

 

3件目は、仙台空港に近い名取市にある元伊達藩直轄の漁港閖上(ゆりあげ)漁港にある海祥様へミノリフーズ様の紹介で訪問。

なんとここは、しらすが獲れる日本最北端との事で、「北限のしらす」とブランドを付けて販売されているとの事。ここのしらすは、栄養豊富な海で育つため身がプリプリで、さらに低い水温から身を守るため脂ものっているそうです。

会議室に案内戴くと、鱈や牡蠣などレンジでできる一人用の海鮮鍋が並び、三陸で獲れる魚の切身に北限しらすを使用した海鮮丼の具が三種類を早速試食させてきました。

どれも薄味でわんまいる向けです。

少し三杯酢に味付けしたオリジナルの「北限しらすの海鮮漬け丼の具」を作ってもらうようお願いしました。帰りの飛行機の時間が迫り、名残惜しく海祥様を後に仙台空港へ向かいました。

今回もあっという間の宮城でした。。

たまには観光できたいなあ。。(心の叫び)

2年ぶりの宮城!【宮城県】

2年ぶりに8時30分のフライトで神戸空港からスカイマークで宮城県仙台へ

ポケモン仕様で、飛行機のデザインから中の座席シートからカップまでポケモン仕様。

仙台空港から会場まで電車で移動し、国際センターに到着。

「おいしい山形・食材王国みやぎ ビジネス商談会」

商談会は午後からなので、事前に連絡を取っていた山形県の郷土漬物「だし」や「かぶら漬け」など山形県内で採れる野菜を使った漬物製造会社マルハチさんと個別商談を行いました。

わんまいるの副菜向けに塩分を調整し、かぶらを千切りにする等して香の物として採用したいと思っています。

久々の対面商談ですが、WEB商談より直接お会いした方がお互い話が伝わり易い。やっぱり顔見て商売せねばとつくづく感じました。午後からは個別商談。石巻市の山徳平塚水産様、仙台麩の山形屋商店様、女川町の水産会社 鮮冷様、干し魚の間宮商店様、気仙沼フカヒレの石渡商店様、塩釜のカネヨ山野部水産様、ブランド鶏「みやぎ森林どり」を扱うウェルファムフーズ様の7社と商談させて頂きました。ウェルファムフーズ様は、宮城に1次加工の工場がまもなく完成するらしく、地元で完結した商品づくりをしてほしいと依頼しました。

気仙沼の石渡商店様とは健幸ディナーで、かに玉などに使えるフカヒレの入ったあんかけを作ってもらえないか相談し、一度試作を作っていただくことになりました。

展示ブースでも数多くのメーカー様が出品されていて菅野食品の揚げはディナーの原料にぜひ使ってみたい。