2025年1月21日(火)11時10分
今日は、国産お魚料理の冷凍サブスク「ボンキッシュ」が契約する、その道を極めた一流シェフ料理人の試作&試作会に参加させて頂きました。
和食は元辻調理師専門学校教授サンフランシスコ日本国総領事館公邸料人の近藤先生。洋食は、フランスやスイスの星獲得レストランで修行を積み、帰国後日本で初めてビストロの冠を掲げた大阪心斎橋「ビストロ・ダ・アンジュ」の料理長として店舗展開に貢献された藤井シェフ。中華は、上海出身で来日東京新宿で予約が取れない中華家庭料理教室開校され、その後直営店も開業し、大連で開かれた中華料理世界大会に日本チームとして参戦され総合で2位魚部門で優勝した千葉県館山美食倶楽部オーナーシェフ シャウ・ウェイシェフ。
今日も報道が取材に来られていますが、料理番組さながらの真剣な雰囲気に驚いています。僕のスマホに目線が合いシャウ・ウェイシェフが笑顔でピース。
シャウ・ウェイオーナーシェフ自ら自宅の菜園で採れた冬なのに「夏みかん」を持参してくれました。というのも本日のメニューには欠かせない品物だとか。千葉県館山では秋から実がなり始め、12月1月が最も酸味がありフレッシュで料理最適との事。甘味が出るのは5月6月の初夏が一番食べるには適している夏みかん。
これまで見た事が無い料理で、みた目は海老のチリソースかと思いきや、3名のシェフが高品質だと太鼓判を叩く福島県の「スズキの菊揚げ夏みかんの甘酢あんかけ」
一人前100gを取り分ける。人生初スズキの食用菊を添えた夏みかんの汁を搾った甘酢あんかけ。
早速人生初試食。香ばしく揚がった骨を取り除いたスズキの唐揚げに、夏みかん果汁入り甘酢あんかけ。さっぱりしてみかん果汁が効いて普段食べる甘酢の味では無い。こんな味は初めて食べる。感動です。
2品目は、藤井シェフによるフレンチメニュー「三陸産さくら真鱈の香草パン粉焼きピストソース」。世界三大漁場に数えられる日本の三陸沖で獲れた真鱈を、近くの宮城県石巻市で水揚げした直後3枚に卸してフィレだけを真空パック急速凍結させた鮮魚仲卸 布施商店の石巻を代表するブランド「さくら真鱈」を使用。こんなに鮮度が良い真鱈は他には無いと藤井シェフ。回りはカリッと焼けて中の白身はふっくら。思わずワインが飲みたくなる。
3品目も藤井シェフ試作「福島県産スズキのアクアパッツァ」。スズキのフィレ(骨取り)をオリーブ油で先ににんにくを焼いてからスズキを皮面から焼いて、白ワインに型崩れしないドライトマト、オリーブ、マッシュルームを加えたアクア(水)パッツァ(煮炊き)。みじん切りのパセリをふりかけ香り付け。
4品目は、我ら近藤先生の「福島県産ヤリイカとそら豆の冷やし吉野煮」。とろみを片栗粉ではなく葛(クズ)を使う事で吉野煮となる。葛は身体にも良く、冷凍解凍してもシャバシャバにならない。隠し味に生姜の絞り汁に柚子果汁を加えていて凄く美味しい。
5品目も近藤先生の「静岡県産まぐろ青紫蘇包みカツ タルタルソース添え」。香ばしいパン粉の食感が印象的で尋ねると、卵・牛乳・塩に振るった小麦粉を混ぜ合わせ、マグロに付けてパン粉を塗し、175℃でサッと揚げてタルタルソースを添えると完成。尾の身は脂が乗っているが筋も多く、揚ることにより気にならなくなる。ヘルシーで高タンパクで美味しいまぐろカツです。
今月も和・洋・中の3名のベテラン有名シェフの試作&試食会でした。