湯せん調理 冷凍ミールキット「石巻水揚 太刀魚の煮付け」を試作【わんまいる】

2021年11月2日(火)12時15分 温暖化の影響で先日宮城県石巻漁港で水産仲卸と食品加工・製造業を営むミノリフーズ 渋田常務から、これまで水揚された事が無い西日本の海域に生息する「太刀魚」が水揚され東日本では食べる習慣が有りませんが、脂も乗って美味しいので関西が拠点のわんまいるさんならと思い連絡をくれました。太刀魚は、関西では昔から馴染みの魚種で、小骨さえとれば白身で淡泊で甘辛く煮れば美味しい魚なので、二つ返事で試作を提案して貰うことに。金華鯖の煮付け時使う煮汁と、とろみある鱈の煮付に使う煮汁の2種類を試食してみました、とろみが無い煮汁は太刀魚の脂質で濁り今一。。

とろみのある方が旨いが少し濃く感じるので、煮汁の充填をギリギリまで減らしたモノと1割薄めたモノを試作して貰うように伝えてました。

金華山周辺は世界三大漁場に数えられる三陸の中でも親潮と黒潮が交わり豊富な魚種が獲れる事で有名。それにしても暖かい海域を好む太刀魚が回遊してくるとはビックリ。そら夏に北海道でぶりが獲れ、この初秋には赤潮が大量発生して多くの秋鮭や雲丹が死んで品不足になる異常気象が続いています。獲れる時期に獲れないと益々魚消費は減少するのではと心配。わんまいるは日本の魚食振興を応援しています。

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