ビストロ・ダ・アンジュ-心斎橋/本店で初ディナー【わんまいる】

2021年10月27日(水) 今日は1972年、当時はまだ西洋料理・洋食・グリルと言う名前を掲げてハンバーグや海老フライ、ハヤシライス、スパゲティーなどを提供する店が殆どだった昭和47年に「ビストロ」と謳った日本で初めて本格的なフランス料理を提供する 「ビストロ・ダ・アンジュ」を大阪ミナミ三津寺筋にオープン。その後も「サンタ・アンジェロ」「ラ・ポスト」「サロン・ド・テ・アルション」などフランス料理店・イタリアン料理店・スイーツ・パンの専門店を大阪・神戸・東京青山などに出店された㈱かめいあんじゅの初代料理長で取締役・二代目社長にも就任された藤井氏。


業界に入った理由は海外に行ってみたかったとの事で高校卒業後かめいあんじゅに就職して創業者杉山社長の命を受けてフランスへ料理の修行に行き、ミシュランガイド星獲得フレンチレストラン「ギーサヴォア パリ本店」、ヨンヌ湖畔ジョニー町にあるミシュランガイド星獲得レストラン「コート・ド サンジャック」、スイス初のミシュランガイド3つ星獲得レストラン「ジラルデ・ ローザンヌ」なとで修行を積み帰国、「ビストロ・ダ アンジュ」の料理長として腕を振るい、後輩の育成にも寄与して店舗展開に貢献されました。料理が好きで社長職を後輩に譲り、各店舗のフォローや調理指導に従事、弊社調理顧問の近藤先生(元サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人:日本料理)の紹介でフランス料理の指導を戴きたく8月から来社戴き試作を作りレシピを提案戴いています。更に中華料理も本格的に指導を戴こうと近藤先生の紹介で料理の鉄人陳健一氏で有名になった中国四川料理を日本中に広げた「赤坂四川飯店」を運営する民権企業株式会社の松山店取締役兼料理長の西尾氏とも顧問契約し来社戴きましたので、懇親会に「ビストロ・ダ・アンジュ」心斎橋本店に初めてお邪魔しました。

てっきり藤井シェフも一緒に会食すると思いきや、調理の格好で厨房の中に。今日は藤井シェフ自ら腕を振って戴けるとの事。

「1品目:カリフラワームースコンソメジュレキャビア添え」あのカリカリとした食感のカリフラワーがこんなに”フワフワ”になるなんて信じられない。

「2品目:鶏肝と豚肉のパテ」は、嫌な臭みはなく塩加減が絶妙に旨い。

「3品目:ファグラソテー」は、こんな立派なファグラは初体験!しかも鉄板で強火で表面を焼いているのでカリッとして中はレアーですが全く臭くなくもの凄く美味しいです。

「4品目:ムール貝マリニエール白ワイン蒸し」は、大きくないサイズなので大味でなくイイ味わいで汁も美味しい。

「5品目:サーモンと帆立のパイ包み エスカルゴソース」は、見るからにカリッと香ばしいパイ生地で、中は煮込まれたサーモンと帆立がホッコリ。

「6品目;カボチャのポタージュ」は、皮のコクもしっかりして口直しにホッと一息

「7品目:鶏骨付きモモ肉の赤ワイン煮込み」は、鶏肉が細くとろける程に煮込まれて柔らかくて美味しい

「8品目:牛肉のビール煮込み」は、脂質が無くなるまで煮込まれてやわらかくて美味しい。

「9品目:メスの子羊のロースト フェルシアード」は、全く臭みが無く柔らかくて弾力があり絶品昔真空調理を 指導頂いた元帝国ホテル料理長の石川シェフが好き嫌いの多い僕の為に子羊のスペアリブを自ら調理して食べさせてくれた事を思い出しました。

デザートに「10品目:紫芋のモンブラン チョコアイスクリーム添え」紫芋のムースをあしらった 中から”サクサク”としっかり焼かれたメレンゲが登場。これまで食べて来たモンブランとは全く異なる食感にびっくり。まるでお菓子のような味覚に感動!

紅茶を戴き本場フランスでミシュランガイド星獲得レストランで修行を積んでフレンチ料理を極めた藤井シェフの腕前を堪能させて戴きました。又来たくなる「ビストロ・ダ・アンジュ」ご馳走様でした。

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