「ひな祭り御膳」冷凍で全国に一回目の試食【わんまいる】

2021年10月27日(水)12時30分 コロナ下で毎年阪急百貨店で頼んでいた「おせち料理」が売切れておまけに年末の「年越し蕎麦」にトッピングする「天ぷら」も売り切れて「節分の日」に食べる「恵方巻き」も高い順に売り切れ、千円の恵方巻を順番待ちしていると途中で売 切れて結局回転寿司の580円の恵方巻を買って帰る始末。。グルメ通の僕にすると凄く屈辱だったので来年はネット通販で早めに予約しようと思った時に、それだったら自社で開発すれば良いと思い、25年前に武田薬品工業に頼まれた「新含気調理」で作った常温で日持ちするお惣菜の使い道を全国の宅配のお客様に持ち回りアンケートを実施したところ、”おせち料理”に使いたいとの回答が多く、販売元のカモ井食品様にお伝えして食品問屋大手の国分さんを紹介し、帳合先として全国の酒販店や小売店で発売し現在でも取り扱っています。味は美味しいのですが一品ずつ個包装真空パックになっている為に、袋から取り出して盛付けなければならないのが手間。そこでお重に盛り付けた冷凍のおせち料理(自然解凍)を売り出そうと京都のしょうざんさんと提携して全国で販売。今では多くの百貨店や通販会社様で取り扱われています。昔は自社専用のオリジナルとしてではなく、食品問屋様を紹介してそこから加盟店様や直営店が購入、他でも販売して貰っても良い約束で製造 して貰っていたので人気商品は瞬く間にいろんな所で販売されるようになり、折角自社で企画した商品なのに勿体ないと思い、それでも十分やって行けたのですが、インターネットとスマホの普及によりネット通販が台頭して紙媒体のカタログ宅配事業が衰退する中、個人のお客様へ直接販売するネット通販事業に注力する事にして、冷凍専用センターの設立と運営システム投資と広告費がかさむので自社のオリジナル商品として製造委託全品買い取り自社専用センターで在庫をしてお客様からの注文に合わせて出荷する仕組みに変えました。
今年は久しぶりにオリジナルの冷凍おせちを開発しようと思いコンセプトを考えた時に、現在のご当地食材を使用した冷凍惣菜・おかずセットを開発するきっかけとなった島根県ブランド推進課と提携した島根県の食材を使ったご当地グルメを詰め合わせた「しまねお節料理」を作ろうと思い、昭和10年出雲市で創業された「仕出し料理」の老舗「ふるかわ」さんを島根ブランド推進課様から紹介戴き製造委託することにしました。石見ポーク・石見牛・銀山赤鶏・浜田漁港水揚のどぐろ・大穴子蒲焼・隠岐の白いか・斐川のさつま芋・大田の旭養鶏場の玉子焼きなど16品を使った24品の「おせち料理」の詰合せを発売しました。第二段として「ひな祭り御膳」に挑戦。とりあえず現在「ふるかわ」さんが販売されている「ひな祭り御膳」を送って貰い試食しました。先ずは「ちらし寿司」から試すと、酸味が強くてご飯が柔らか過ぎて錦糸玉子も今一。。弊社が販売しているちらし寿司を100%とすると僕の点数は50点。。

そしてお重に詰められた21品を試食。島根は大自然の宝庫で、海の幸・山の幸が豊富にあるので島根県内のブランド食材を使い何より子供さんが喜んでくれるようなメニューを作りたいと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です