レトルトでは味わう事が出来ない!大船渡水揚げ「天日干し秋刀魚の煮付柚子風味」 【わんまいる】

2020年10月5日(月)毎週月曜日は朝から山脇取締役から始まり、商品企画部長、管理本部長、営業本部長と終日ミーティング。お昼の合間を使って、来週出荷が始まる夕食のおかセット「健幸ディナー」を神戸深江浜の冷凍センターから持ち帰って抜打ち検食をしました。1セット目は、「主菜:天日干し骨抜き一口秋刀魚の塩焼き」「副菜:ごぼう柳川風」「副菜:青梗菜とうす揚げのおかか和え」のセットです。湯せんしただけなのに、遠赤外線のグリルで炙ったように、こんがりと黄金色に輝いて、思わず湯せん解凍した後に炙ったのかと聞くと、そのままですとのこと。凄いなぁ!天日干しのせいかも?ビックリ!食べても香ばしくて美味しい!出来れば、副菜の青梗菜のおかか和えを大根おろしの三杯酢に替えて、秋刀魚に浸けて食べたいと依頼しました。

2セット目は、「主菜:国産さばの骨取りの煮付け」「副菜:じゃが芋のきんぴら」「ほうれん草と人参のお浸し」のセットです。文句を付けるとほうれん草のにアクが少し感じるので、厚揚げと一緒に炒め煮にするとアクがしなくなると伝えました。3セット目は、「主菜:国産鶏の照り焼き」「副菜:キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」「副菜:北海道産切昆布煮」のセットです。こんがり焼けて柔らかくてジューシーで美味しい。

4セット目は、「主菜:桜島鶏のパンプキンチャウダー」「副菜:茄子と青梗菜のトマト煮」「副菜:茎わかめとキャベツのサラダ」醤油ベースではなく、以前のようにマヨドレッシングか炒めた方が合うと思いました。

5セット目は、「主菜:麻婆豆腐」「副菜:さつま芋のレモン煮」「ほうれん草と人参の胡麻油風味」。いつもに比べて湯せんの仕方が弱火なのか、色も茶色くねっとりとしています。もう一度試してみようと、カセットコンロを取り出し、目の前で沸騰させた状態で湯せんをやり直し、お皿に盛り付けた所、本来の四川麻婆豆腐特有の豆板醤を焦がした焦げ茶色になり、ねっとり感も収まって何よりも苦味と辛味と旨味が混ざり、口の中で広がります。旨い!思わずご飯に乗せて食べたくなりました。湯せんの仕方で随分違います。調理は火加減が大切だと改めて思いました。

そしてセンターから持ち帰って来た、この秋から新商品の京都老舗製麺所の薬師庵さんに作ってもらったレンジでできるカップ入り「天ぷら蕎麦」を検食。少しだし汁が少ないから、値段が上がっても増やした方が良いと指示。味の方は、そばも一本挽きのような麺で、出汁も美味しく手作りのかき揚げも美味しい。さすが東京の高級スーパーや有名百貨店さんに卸しているだけの事はあります。

もう一品は、香川県さぬき市の安岐水産さんに作ってもらった「鮭の南蛮漬け」です。サイコロ状にカットした鮭の身を、小麦粉をまぶして揚げて、鳴門産のわかめに玉ねぎ・人参を加え、甘酢に浸けた南蛮漬けです。酸っぱくなくて、鳴門のわかめが滑らかな食感で、香ばしく揚った鮭の身とのバランスが凄く合います。今年の秋には間に合わなかったので、来秋は北海道産の秋鮭を使用し、おかずセットメニューに加えて欲しいと伝えました。

今日も定時で切上げ、帰りに自宅最寄り駅前のいかりスーパー本店に立ち寄り、朝食用のパンと、いかりオリジナルのチルドドレッシングを購入して自宅に戻り、夕食おかずセット「健幸ディナー」を食べました。本日の献立は、「主菜:岩手県大船渡水揚の秋刀魚の煮付 柚子風味」「副菜:ひじき煮」「副菜:青梗菜と薄揚げのおかか和え」のセットに、京都桂茶屋の九条ネギと明石蛸の酢味噌和えを先付にして、半年ぶりに熱燗で一杯楽しみました。

天日干し秋刀魚を浅めに薄味で柚子を加えて煮込んだので、柚子の風味がほんのり甘くて柔らかくて美味しい。レトルトでは味わう事が出来ません!

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