山形県の郷土料理「芋煮」米沢牛から黒毛和牛に変更してお届けします。

2019年9月4日(水)今日の試食一品目は、宮城県石巻市のヤマトミ様にお願いしてガスの両面遠赤外線で焼いてもらった骨取りの鯖の塩焼きです。試食室のテーブルに運ばれて来た瞬間に上手に焼いてるなぁ!と思いました。
美味しそうに見える料理は食べても美味しいと近藤先生は口癖のように言われます。僕も本当にそうだと思います。塩加減も丁度良くて絶品です。

2品目は同じく宮城県の東松島市の石川食品さんから名物の「筑前煮」が届きました。加熱温度90℃と100℃の2パターンです。試食すると100℃の方が味が染込んで美味しいです。一般的に鍋で炊くだけなら低温調理の方が旨味が外へ逃げださずに美味しくなりますが、100℃で炊く事により鶏肉などからだしが外に出てそのだしごと個食に真空パックする事でだしが食材に染込むので逆に美味しくなります。この10℃の違いは大きいです。鶏肉から旨味が外に出てだしと混ざり、そのだしが里芋やこんにゃく等に染込みます。更に食べる際に沸騰した状態で5分間湯せんするのでだしが染込みます。見事に美味しいです。ただ一言いうならもう少しだけ時間を短く炊いていただければ食感がもっと良くなると思います。



3品目は山形県民なら知らない人はいない漬物の「晩菊」を展開する三奥屋さんから山形の郷土料理「芋煮」のお肉を米沢牛に山形県黒毛和牛に変更した改良版が送られて来ました。脂身も殆どない黒毛和牛に丸い形のこんにゃくに里芋が入っています。このだしが美味い。ご飯にかけて食べたくなるほどです。黒毛和牛を鶏肉に替えて人参の乱切りを加えて「鶏肉の芋煮」や、豚肉と玉ねぎ・糸こんにゃくを加えた「肉じゃが風芋煮」を作ってもらえないか頼んで見て欲しいと竹岡バイヤーに伝えました。



そして栃木県の惣菜メーカー太堀様から「生姜の甘辛煮」「いわしの梅煮」「塩ねぎエリンギ」「ザーサイ油炒め」4品が届きました。小さくて食べやすい「鰯の梅煮」は型崩れもなく食感も良く少し濃いと言うより辛いかなぁ?と思いました。



午後からは9月18日~20日に東京ビックサイトで行われる地方銀行フードセレクションの出展者リストを
検索して冷凍タイプのご当地グルメやお惣菜を調べてみましたがこれだけ冷凍食品へのニーズが高まっているにも関わらず取り扱っている事業者様は少なく、今回も北海道から沖縄まで47都道府県ざっと約400社が出展されているのに冷凍商品を扱っているのはわずか3社程でした。弊社も東京首都圏のお客様が多くなりましたので群馬県高崎市の冷凍食品卸様と契約を交わし、入庫管理・在庫・セット組み・出荷という庫内作業を担ってもらい、関西は神戸深江浜で間口ホールディング様に運営委託と関東関西2拠点で冷凍タイプの夕食おかずセット並びに単品惣菜にご当地グルメ等を取扱い全国のお客様へお届けする計画です。関東に冷凍センターを設ける事でこれまで弱かった関東から北のメーカー様とお付き合いが増えると期待しています。温暖化の影響で魚も北へ北上していて北海道でぶりが獲れるようになって来ました。東北にはキノコはじめ三菜も多く採れます。正に全国の食材を取扱い、妊婦さんからお年寄りまで買物に不便、献立や料理を作る時間の無い方に美味しくて簡単に出来て健康的な食事を提供させていただきたいと思っています。

少し風邪気味なのでスポーツジムは休んで早めに帰宅。経理を担当する家内は月始めで忙しそうなので駅前のいかりスーパー塚口本店に立ち寄り観察して、玉子豆腐にポテサラにメンチカツを購入し自宅に持ち帰り、鶏むね肉の蒸しサラダと一緒に試食。さすがいかりスーパーだけあって玉子豆腐のタレが甘過ぎず、玉子豆腐も滑らかで薄味だと感心。メンチカツも粗挽きで柔らかくて食感はイイ!だけど油が悪いと言うより同じ油で揚げ過ぎて
いて酸化しているので胃がもたれてしまう。スーパーの揚物を食べてこのように感じる人は多いと思います。最近は酸化しにくい油や胃がもたれにくい米油などを使っているスーパーなども出て来ました。昔ながらそうしているではなく今のお客様のニーズに合わせて変えて行って欲しいと思いました。そんな意味ではわんまいるの揚物は胃もたれしません。見れば色が茶色でなくキツネ色に揚っています。揚げムラも無いように徹底してもらっています。現在では唯一冷凍が難しいポテトサラダも性能の良い凍結機が開発されましたので暫くすれば解凍しても美味しいサラダ類がご提供出来ると思います。


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