蒜山トンネルを出ると、予想外の雪化粧!・・・境港の豆鰯、米子の燻製サーモン皮炙り、人生初試食!

2019年1月24日(木)今日は車で鳥取県米子、境港へ向かいました!
途中三木ドライブインに立ち寄り観察。フードコートの売れ筋はステーキ丼1,380円、ダブルステーキ丼1,980円、トンテキ定食1,200円、和風ハンバーグステーキ1,100円、ダブル豚カツ定食1,580円、豚カツ定食980円、ネギシャーシュー丼980円、但馬鶏唐揚げ定食950円でした。ドライインの フードコートとは思えない値段とメニュー構成にビックリ。最近都会近郊のドライブインにはアクティブシニアの人達で賑わっていて、フードコートも比較的単価が上昇しています。フードコートでも豚肉メニューが人気でした。そして最近のトレンド上昇中なのが濃厚で甘くてとろりとした食感のフトクリームで、高速道路のソフトクリーム全国NO.1に選ばれたと書いてあったので試食してみました(美味しそうに食べる山脇さん)。六甲牛乳で作っているとの事。たいして濃厚でなくがっかりしましたが、値段も400円とやや安め。こんなものかと思いました。続いて目に止まったのが「近江名物赤こんにゃくのみそ田楽」。なんで兵庫県のサービスエリアで売っているのか?と思いましたが、赤こんにゃくは希少でめったに食べる機会が ないから試食。群馬県など東北のみそ田楽とは味が違います。食感も少し硬めで甘くて美味しいです。この赤色の原料は?と聞くと、三二酸化鉄(さんにさんかてつ)という食品添加物で、赤色を出す以外に食物繊維やカルシウムといった栄養も豊富に含んでいるとのこと。田楽の胡麻ふりは初体験ですが相性が良いです。

再び車で大山を目指し、蒜山トンネルを超えると景気がガラリと変って雪化粧!ゲゲゲのゲー!
山脇さん今にも雪が降りそうで運転にビビリ顔です。冬の大山なめとったらアカンですなー。大山を通り過ぎて米子に到着。訪問先で試食があるのでランチは軽めにと、前回米子商工会議所の方に連れて行ってもらった蕎麦屋さんに行くと駐車場が一杯で行列が出来ています。皆さん美味しくて安い店は良く知っています。仕方なしに諦めて車を走らせると目の前の看板に出雲蕎麦と書かれてあるから立ち寄りました。何と12時と言うのにこちらは客が一人だけ。お店を探す時間がないのでそのまま入りざる蕎麦を注文。出て来たのは手打ちではないと思われる良くスーパーでみかけるタイプの蕎麦です。厨房を見るとしっかりしているので昔は手打ちしてたい形跡が伺えますが、何らかの事情で仕入れに変えた所、客足が遠のいた感じがした老舗蕎麦屋さんでした。


米子商工会議所に到着。会議所の前で担当窓口の豊田さんが寒い中玄関で出迎えくれています(ご配慮申し訳ありません!)。本日は境港でも大手の地元の紅ずわいがにを使ったカニグラタンコロッケや大山鶏のグラタンコロッケにメンチカツや玉子焼きなどの製造メーカーで、大手ファストフード店のグラタンコロッケも受託 されるなど大手メーカーのPB商品も作られていて、わんまいるでも旬の手作りおかずセットのメニューや単品でも間もなく取り扱いが始まります株式会社さんれいフーズ様へ工場見学も兼ねてご挨拶にお伺いしました。
米子商工会議所様には多数のメーカー様をご紹介いただき、おかずセットの食材やカタログや通販サイトで取り扱いをさせていただいております。地元の企業さんを知り尽くした商工会議所さんならではのご紹介とアテンド本当に助かります。こだわり特製グラタンソースが決め手!そこで閃いたのはこのグラタンソースをそのまま卸していただき、コロッケではなく各種グラタンやドリアやミルクで伸ばせばクリームシチーやクラムチャウターに使いたいとお願いしました。エックス線と金属探知機を所どころに置いての厳重な異物混入チェックをしていて、凄い気の配りように関心させられました。工場見学後に小鯵の骨を取り除いたフィレの素揚げと小さな鰯(豆鰯)の素揚げにコロッケ三種類を試食させていただきました。コロッケは文句の付けようがありません!これまで見た事がない2センチぐらいの豆鰯南蛮漬け以外の料理をめぐらせました。京都山科の郷土料理に子鮎の山椒煮があるのでその要領で「境港産豆鯵の山椒煮」はどうか?と思いました。

さんれいフーズさんを後にして次に向かったのは、米子の有限会社イーエスフーズ様です。ホームページがないから事前に会社概要などの知識を持たずに訪問しました。社長の遠藤さんは水産業界大手商社に勤められ全国の営業所を渡り、最終地元米子の営業所の所長に境港営業所と合併の際に退職され、そのまま営業所を自らの会社にしてサーモンの燻製を始め販売を開始、コープさん等へ販路として地元でも人気です。刺身用、バター焼、ブロック、半身のフィレと加工してギフトとして約1キロの半身のフィレが人気だそうです。偶然昨日宮城県石巻から届いた鮭のお茶漬けを試食した所大きな炙り鮭の切身が入っており美味しいかった。これは燻製した鮭を焼いています。燻製して焼くとこんなに美味しいのか?と思っていたタイミングでサーモン燻製のパレード。カナダ、アメリカ、北海道と試食しましたが、それぞれ違った味で個性的!薄くスライスしてラスクにチーズとスモークサーモンを乗せて少し炙ってチーズがとろけかけて食べると呻るほどおいしいだろうなぁ?と想像しました。口コミで広がり、会社へ引き取りに来られると商工会議所から聞きました。更にびっくりしたのは皮です!切身を加工する際に皮が出ます。その身が付いた皮を焼くと脂がにじみ出て来て燻製しているのでアミノ酸が乗って無茶苦茶美味しい!もっと刻んでお茶漬けか焼きおにぎりにすれば最高と思いました!旨すぎるスモークサーモンの皮でした!

ホテルにチェックイン。夕食朝食付きで4,900円。大阪・東京のホテルでは考えられない安さ!既にお取引をさせていただいている前田水産社長と米子魚市場(地方卸売市場兼漁協)中川部長さま達との懇親会。なかなか予約が取れない評判の米子駅近くの居酒屋「太平記」さんです。大きなホワイドボードに本日入荷の魚介類のメニューが沢山書かれています。こんなメニューの書き方ははじめてです。刺身盛合せも好きな魚を指定できます。
これも初体験!モサ海老・白いか、白バイ(バイ貝)と山陰地方ならではの魚介類を名指し!中川部長良い鯖が水揚していたから鯖の刺身を追加で注文、いやー新鮮で脂が乗っていて旨い!ワタリガニの唐揚げ初試食!蟹味噌に地元のにごり酒、そしてメバルが早くも水揚されています。メバルの煮付けは脂が乗って最高!早速中川部長に買い付けをお願いしました。地元で一次加工会社があるのでそこ なら朝獲れた魚をそのまま鮮魚で一次加工して冷凍で納品出来るのでどうですか?と提案いただきました。折角の鮮魚なのでそうしてもらえれば助かります。更に前田水産さんで煮付け焼きしてもらえれば最高。地元の獲れたての鮮魚を惣菜にすると冷凍原料の惣菜と比べ物になりません。既に一部こしらえてもらっていますが「絶対美味!」今夜も地元の事業者様と大いに夢を語り合いました!・・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です