マリンバンクさんの紹介で和歌山県比井埼漁港に行ってきました。旬のイサキの梅煮美味しかった!

2018年7月19日(木)今日は、農林中金のマリンバンクさんから頼まれて和歌山県の比井埼漁協に訪問。和歌山駅前で待ち合わせ、何とお世話になっている大阪市中央卸売市場鮮魚大手仲買卸の利州の上田副社長も来られていてお互いびっくり!・・・なぎさ信用漁業協同組合和歌山営業部の皆さんの出迎えを受け、自己紹介がてらランチに向かいました。駐車場に車を止めると何と西平都紀子社長が経営する蕎麦処「信濃路」さん、以前弊社にも来社いただき、僕が良く通う焼肉の萬野社長と親しくされており、関西飲食店協会の会長も務められているやり手の女性社長様です。一度食べて見たいと思っておりましたが、こんなタイミングでお店に来られるとは思っていませんでした!僕は天ざるを注文、最近うどんや パスタやチャンポンの消費が減少し、ようやく蕎麦が復調して来ました。加水を少なめにした硬めの包丁切りタイプの麺が好まれると思います!だしも濃厚にして鰹と昆布に鯖だしを多めに使用するようにした方が好まれると思います。蕎麦は血液をサラサラにするルチンが多く含まれており繊維質も含まれているので健康的だとブームになって来ました!


「信濃路」を後にして向かったのは、和歌山市から南へ車で1時間ほどの比井埼漁港です。昨年の付近一帯の漁協の合併に唯一参加しなかった単独漁協ですが、かつて20億あった取扱高が何と4億円近くにまで減少。。。いゃー実に厳しいです!干物の加工や三枚おろし加工をされている婦人部の皆様にも出迎えていただき、獲れる魚の種類や現状をご説明いただきました!一夜干しの試食もしました。水揚げ直後に加工するので、鮮度が良いからか身離れも良くて薄塩で美味しいです。鯵・鯖・カマス・金目鯛をいただきました!200g以下のサイズは、鮮魚で出荷出来ず餌に回しているとの事、鱧でも大きいサイズは湯引きに向かず値段が付かないとの事、鱧の照焼にしたら美味しいのにと思いました!
加工場も見学しましたが、漁業の中にある加工場とは思えないぐらい掃除が行き届いており、衛生管理がしっかりしていますね!と言うとコープさんと地元で有名な食品スーパー松源さんへ卸していとの事でした。そりゃ品質管理がしっかりされているはずです。近年天候不順で獲れる獲れないが極端で、多く獲れ過ぎると全国的に値段が崩れ、鯵や鯖などは値段が付かないそうです。半干しがこのあたりの干し方のようで、身が柔らかくて美味しいです。酒の肴よりご飯のおかずに向くので丁度良いです。・・ここの加工場なら腹骨も除去するなど融通もききそうなので是非取り扱いに向けて商談を進めて行きたいと思いました!


和歌山市内に戻り、宿泊先の近くの地元の魚料理を出してくれるお店「ろっこん」さんに招待いただき、懇親会に参加しました!・・・照明の使い方の良い落ち着いた和のシックなデザインの設計です。付きだしが4種の先出し四人前が一つの器に盛られて出てきました。盛付型から湯川会長が展開する「銀平」さん出身ですかと尋ねると、14年前に銀平さんから独立されたとの事、もちろん刺身の盛り合わせは信楽焼の大きな器に大きな氷を敷いて旬の蛸・カンパチ・太刀魚・ヨコワ・ボタン海老・イサキ・鯛の7種盛り合わせ。いやー旨い!大阪や東京の「銀平」さんで食べるより地元で食べる方が新鮮で美味しい感じがします!「鱧」のお吸い物「ボタン海老」の天ぷら「太刀魚」の唐揚げ、メインは名物「イサギの梅煮」〆にこれまた名物「鯛めし」にお腹一杯・・・いゃー美味しかったです!
地元の食材、料理を地元で食べる、これらをご当地惣菜や故郷おかずとして全国の皆様へご提供したいと思っています。
農業・漁業の振興にも役立ちますので、食育も含め日本の食材を使った料理・おかず・惣菜を食べましょう!

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