冷凍でもここまで美味しくなるきんぴらごぼうを試食【わんまいる】

2022年10月5日(水)12時02分
今日は日本の副菜を代表する「きんぴらごぼう」の改善に取り組んでいて、製造を委託しているのは、徳島県阿波市の先代がJAの職員時代に食べられるのに捨てられる野菜に我慢できず、カット野菜製造として独立創業され、承継したご子息の代になり卸先の飲食店やスーパーから中食(調理済み)の要望を受け野菜メニュー専門の食品製造を始められた徳冷さんです。今日は従来商品より25%砂糖を減らした品と50%+醤油も20%減らした品を食べ比べ。人の口のトレンドなのか、砂糖を25%減らしてもまだ甘く感じます。50%減らし醤油20%減らした品が良く、これ以上減らすとごぼうの苦さが勝つ限界点だと感じました。正に食材と調味料と加熱の掛け合いによる調理マジックだ。ごま油は香りと味付けに植物油は野菜のコーティングに冷凍するので必要だ。たかが副菜、されど副菜、この一品で主菜・副菜「三菜」の味のバランスが大きく変わる。重要な一品です。このレシピを如何に永久不滅に守れるかも重要です。流水解凍で美味しい徳島県産きんぴらごぼうです。



今週の冷凍宅食 売上ランキングをチェック【わんまいる】

2022年10月5日(水)7時40分
1988年9月1日独立創業以来、毎週欠かさずチェック・分析している取扱商品の売 上ランキング、創業から続けている「カタログ宅配事業」、2014年から始めた「ネット通販事業」、2018年から始めた「百貨店様や通販会社様や企業の福利厚生など卸事業」3部門合計、事業部毎、販売チャネル毎にチェック・分析して商品の改廃や開発の参考にしています。集計期間2022年9月27日(火)~10月3日(月)通販事業冷凍食品売上ランキングベストテン1位は、「石見ポークのフランクフルトとごろっと野菜のポトフ」が初の1位に。加熱するとオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶けて良い出汁が出る島根県邑南町で養豚されている石見ポーク。野菜の旨味と鶏ガラスープの旨味が混ざり優しい味わいで野菜も旨い。

2位は三重県 尾鷲市「天然まぐろのど旨い漬け」。まぐろ専門の尾鷲金盛丸 四代目村瀬社長力作の逸品をわんまいる向けに個包装真空パック冷凍で提供いただいています。

3位は、焼き豆腐が三つも入った国産牛バラ肉を1ミリにこだわりスライスしてサッとボイルして嫌な脂質と臭みを取り除き、出汁が乗るように縮ませて出汁で煮込んでから野菜と炊合せた「肉豆腐」。

4位は日本海 山陰地方の富士山と呼ばれる大山の麓で良質の伏流水で育てられた大山豚を使った、「大山豚と キャベツの味噌炒め(回鍋肉)」。石見ポーク同様に加熱するとオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶けてキャベツの旨味成分と混ざり相乗効果で抜群に美味しくご飯がすすみます。

5位は大正14年創業の神戸市中央卸売市場の魚屋の職人さんに遠赤外線ガス台で手焼きしてもらっている「さわらの西京焼き」です。

6位は「高知県四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」。煮崩れしない北海道産の黄爵(とおや)を使用し、ホクホクして旨い。

7位は鹿児島県産「桜島鶏とごぼうの唐揚げ」

8位は「国産牛肉と淡路島産玉ねぎの牛丼の具」。わんまいるではいつの間にか吉野家の牛丼の具よりはるかに売れています。

9位「石見ポークのごろごろ野菜の豚汁」



10位は脂身の苦手な僕でも美味しく食べられる「石見ポークの酢豚」でした。


ポトフに豚汁、肉じゃがに肉豆腐と秋らしいメニューがランクイン。

初秋刀魚 塩焼き・焼き浸し・お造り 奴寿司【わんまいる】

2022年10月4日(火)18時30分
今日は仕事帰りに自宅近くの故岡八朗さんも通っていた老舗寿司屋「奴寿司」の女将さんが誕生日なので梅田阪急デパ地下でケーキを買って気持ちをプレゼント。先ずはビールをグイっと一杯。出て来た先付は何と今年初の秋刀魚の焼き浸し。



ご主人得意な自家製三杯酢に紅葉おろしと刻みねぎの中に香ばしく焼いた秋刀魚が浸けられています。香ばしくて旨い。



いつもの都会の生簀「いけ万」の伊予で契約養殖している日本で一番美味しいと個人的に思うカンパチ・特大平目・するめいか・それに秋刀魚のお造りを注文。



秋刀魚はおろし生姜を少し乗せて醤油を少しだけ浸けて食す。程よく脂が乗って旨い。当日近くの尼崎市地方卸売市場で仕入れた秋刀魚で、この目利きが素晴らしい。この秋初めての熱燗を頼んで本日の主役「秋刀魚の塩焼き」が登場。遠赤外線ガス台でこんがり焼いた”生さんま”の塩焼きです。



酢橘を絞り、頭を押さえて一気に骨をとり、ほぐした身に摺りたての大根おろしに醤油をかけて一緒に食べると焼き立てのふっくらした身と酢橘と大根おろしが混ざり格別の味わい。出世魚ではないのにいつの間にか高級魚に出世した。秋刀魚を食べに寄ったのではないが、今年初の秋刀魚三昧に感謝。〆に全国の寿司屋のご主人が口を揃えて言う「熱燗=鉄火巻き」を注文。繊細な刺しが入った鮪の鉄火巻きを醤油を浸けてツンと来る山葵の香りと共に鮪の旨味を噛みしめて熱燗を含み、秋の訪れを感じました。



ちなみに鉄火巻きの由来は①賭博場の事を「鉄火場」と呼ばれ、手に酢飯が付かず鉄火場で博打をしながらでも手軽に食べれる事から②気質の荒い者を鉄火者と呼び、まぐろの赤い色と山葵の辛さをたとえに「鉄火巻き」と呼ぶようにうになったと辞書に書かれていました。僕より10歳年上のオシドリご夫婦。これからもお元気で美味しい魚料理を提供下さい。



最短5分で作れる 冷凍ミールキット「健幸ディナー/1176号」を検食【わんまいる】

2022年10月4日(火)12時30分
1988年9月1日独立・創業以来、日本各地を回り出合ったご当地グルメ・食材を使用し、餅は餅屋に聴けの如く、それぞれの料理を得意とする専門調理会社に製造委託した主菜・副菜を日本のへそにあたる神戸市東灘区のわんまいる冷凍専用センターに入荷させて主菜と副菜をセットにし、日替り週5食セット単位で定期購入いただいているお客様にお届けしています。出荷直前にセンターから抜き取って大阪駅前梅田本社オフィスに持ち帰り検食しています。今日は「健幸ディナー/1176号」(10月3週目/出荷開始10/13)の商品です。
1食目「主菜/愛媛名物はもカツ」「副菜/彩野菜のラタトゥユ・3種ごぼうのサラダ」セット。愛媛県四国中央 市で名物えび竹輪の製造元青木蒲鉾店さんに作ってもらった愛媛のご当地グルメ「はもカツ」です。見るからに素朴で美味しそう。愛媛県産の鱧と北海道産の助惣鱈のすり身に自家製豆腐と玉ねぎでこしらえた「はもカツ」(別名:フイッシュカツとも呼ばれます)。魚肉天ぷらも、フイッシュカツも漁師が船の上で片手で持って食べられるタンパク源として作られるようになったと聞いています。不思議と懐かしい素朴な手作り感がする味覚。お好みでウスターソースをかけて召し上がって頂きたい。中にははんぺん見たい!とんかつの方がイイと言われる方もいらっしゃると思いますが、家畜を食べる習慣が無かった時代の庶民のご馳走だったと思って楽しんでいただきたいです。

2食目「主菜/三陸産金華鯖の味噌煮」と「副菜/大豆の五目煮・アカモク胡瓜和え」のセット。世界三大漁場に数えられる日本の三陸沖の中でも親潮と黒潮がぶつかり良質な魚が獲れる金華山沖周辺の根に生息する回遊しない金華鯖を高級飲食店が立ち並ぶ大阪北新地で鮨 おらんく家、割烹 悦、料亭 悦、ステーキハウス 大和などを経営する老舗料理屋のセントラルキッチン ガイヤさんに作ってもらっている金華鯖の味噌煮です。箸を入れると身がポロッと取れて味噌を塗り口に運ぶと高級料亭の味わいが広がり問答無用の味に納得。これから気温が下がると熱燗で楽しむのが待ち遠しい逸品です。副菜も境港の老舗の仕出し料理・惣菜屋が作る大豆の五目煮も田舎煮と思う情緒あふれる味覚に故郷ではないのに故郷を思う。三陸のアカモクと刻んだ胡瓜と玉ねぎをお酢で和えた甘酢も粘りがあって美味しい。バランスが取れた三味一体の三菜です。欲を言うとアカモクを2割減らして胡瓜と玉ねぎを倍の厚さに刻んで2割増やし、お酢を少し増やすと食感が良くなり酢の物として更に美味しくなると伝えました。

3食目「大山豚とキャベツのチャンプルー」「副菜/石見ポークの挽肉のじゃが芋の煮ころがし・仙台麩と三陸わかめの炊合せ」セット。山陰の富士山と呼ばれる大山麓の良質な伏流水で育てられた大山豚は加熱するとオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶けて殆ど脂身がなくなり、キャベツの旨味と鰹節と醤油ベースの出汁が絡んで凄く美味しくなる沖縄の郷土料理のチャンプルー。しっかりした味付けでご飯がすすみます。野菜を増やすように伝えました。甘い石見ポークの粗挽き肉が絡んだじゃが芋の煮ころがしもホクホクして旨い。宮城県の郷土食材仙台麩の三陸わかめの旨煮味は美味しいのですが、わかめの割合が多いので3割減らして筍など増やせないか確認するように伝えました。

4食目「主菜/鹿児島県桜島鶏のリピコントマト八丁味噌煮」と「副菜/ごぼうの旨煮・玉ねぎ・人参・ピーマンのマリネ」のセット。見るからに美味しそう。見た目美味しそうな料理は食べても旨い。揚げた桜島鶏と北海道産のじゃが芋フライをトマトピューレとトマトソースと豆味噌に無塩バターに鰹出汁と唐辛子を少し加えて煮込んでいます。甘くて濃厚でコクがあり 無茶苦茶旨い。洋食と和食のコラボした感覚の煮込み料理です。僕はいつもバゲットを焼いてトマト八丁味噌ソースを浸けてワインで楽しんでいます。A4黒毛和牛の細切れと思う牛肉で煮たごぼうの旨煮は最高傑作。こんな値段で申し訳ない出来栄えに感謝感激。

5食目「主菜/石見ポークの酢豚」と「副菜/茄子と白ネギの中華煮込み・豆もやしの中華風ナムル」セット。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がって頂けるわんまいる名物の島根県邑南町で養豚されている石見ポークの酢豚。非の付け所が無い出来栄えに脱帽。豆もやしもゴマ油が香り冷たくてシャキシャキ感があって美味しい。

今週も主菜5食・副菜10食、合計5日間の夕食おかずセットを検食しました。出荷OK!

無添加・国産食材・洗い物不要・レンジで出来る「夕食おかずセット/健幸ディナー」を検食【わんまいる】

2022年10月4日(火)12時02分
毎週火曜日は国が定める食品添加物を使用せず、国産食材100%、ご当地のブランド食材を使ったメニューも豊富で洗い物不要電子レンジで簡単に出来るワントレーに主菜1品・副菜2品を詰めた夕食のおかずセット「健幸ディナー・トレータイプ」をお客様へ発送する直前の最終検食を神戸市東灘区わんまいる冷凍専用センターから大阪駅前の梅田本社オフィスに持ち帰り、商品企画部と一緒に行なっています。万が一不具合があれば全品やり直しになるので検食する商品企画部バイヤーは真剣そのもの。
1食目「主菜/北海道にしんの塩焼き・副菜/さつま芋煮・シオフキ貝とキャベツのバター焼き」セット。ニシンは頭と尾を取って開いた身を二つ入れてあるのでボリュームもあって上手に焼かれています。身もポロっと取れます。さつま芋が見た目のクオリティーを下げていると思うので次回からお煮しめに高野豆腐を付け加えるようにお願いしました。

2食目「主菜/境港産あじとごぼうのつみれと野菜の甘酢あん・副菜/青梗菜とうす揚げのおかか和え・秘伝豆」セット。日本海山陰地方最大規模を誇る境港のご当地グルメ大賞に選ばれたこともある大新さんの鯵とごぼうのつみれは全く臭みなく、聞かなければ魚肉とは思えない味覚です。玉ねぎ・茄子・人参・ピーマンと4種の野菜も豊富に入って甘酢あんが絡んで美味しい。青梗菜とうす揚げの量を50gに増やすように伝えました。

3食目「主菜/筑前煮・副菜/平天と小松菜煮・ほうれん草と春雨の酢の物」セット。カット野菜や冷凍野菜は使わずフレッシュの野菜を仕入れ洗浄・皮むき・カットをセントラルキッチンで行い、そのまますぐに調理しているから牛蒡・大根・蓮根・人参・干し椎茸が旨い。上白糖ではなく粗糖を使っているから優しい甘さで鶏肉からのチキンスープが野菜に染み込んで実に美味しい。

4食目「主菜/ 日南鶏のローストチキン・副菜/茄子のトマト煮・ひよこ豆のスパイシー炒め」セット。開放鶏舎のストレスのない若鳥を使用しているから柔らかくて弾力があって美味しい。少し小さいので個体差があるか焼き上がりが最低80g以上になるように厳重注意するように伝えました。

5食目「主菜/石見ポークの八宝菜・副菜/かぼちゃのクリーム煮・ニラとエリンギのピリ辛炒め」セット。脂身が少なく赤身が美味しいと評判のA級グルメの町島根県邑南町で養豚されている石見ポークに、境港の福栄さんが日本海で操業し青森県八戸漁港で水揚げした赤いかと北海道産の帆立貝に白菜・玉ねぎ・人参・ピーマン・干し椎茸の正真正銘国産の八宝菜です。長崎県産対馬の原木椎茸を使うように伝え、コショウを効かすともっと美味しくなると伝えました。ニラとエリンギのピリ辛炒めを50gに増やすようにお願いしました。