2020年9月8日(火)今日は4時30分に起床して、西日本最大の大阪市中央卸売市場に買い付けに訪問。
台風の影響で鮮魚の入荷は少ないので、いつもお世話になっている塩干仲卸株式会社三恒さんへ訪問。三代目三上社長が対応いただき、銀鱈に金目鯛に鰆に銀鮭にのどくろの西京漬け、それに鰯明太子にうちの孫の大好物の静岡県沼津加工の鰺の開きのサンプルをいただきました。
早速焼いて試食したいと思います。後11月後半になれば、秋刀魚の開きやカレイの一夜干しが出回れば手配をお願いしました。
いつもの場内の喫茶店に立ち寄り、懐かしのキャベツのカレー焼きとウインナーを挟んだホットドックのモーニング。
梅田オフィスまで車で10分足らずで到着。通販事業部とのミーティングに備えて報告書に目を通し、通販事業部、そして管理本部とのミーティングを終え、試食室で今日はこの11月から売り出す冬季限定掲載商品の試食を行いました。先ずは、京都桂茶屋さんに作ってもらった鳥取県境港の福栄丸さんから仕入れた紅ずわいがにを使った「ちらし寿司」「かに雑炊」「かに汁」を試食。かにの風味がして美味しい。
そして昨年初めて取り扱いして大好評だった、宮城県白石市の郷土料理「温麺:う~麺」(温かい)も今年も取り扱います。椎茸に海老にしめじ、三つ葉があしらわれ風情を感じます。さすが京都の老舗だけある。温麺は、病弱な親父の事を思い、油を使わず食べ易く短くカットした太めの麦小麺です。お殿様の耳に入り、親孝行な息子に免じ、白石市の名物として取上げられ以来現在まで400年食べ継がれています。
お次は、大阪西成区で創業95年の矢田健さんに作ってもらった「境港産の紅ずわいにの炒飯(レンジ)」。蟹の風味も味わえて美味しい。
その次は、千葉県銚子漁港水揚の鯖の味噌煮を白味噌バージョンと赤味噌をブレンドした合わせ味噌バージョンの2種類を試食。白味噌も甘くなくて捨てがたいのですが、見栄えを重視して「合せ味噌」を選びました。お好みで七味をかけると更に美味しくなると思いました。
最後に、台風10号の関係で淡路島鶏が急遽入荷できなくなり、台風が通過した鹿児島県の桜島鶏と国産鶏を使ったパンプキンチャウダー2品を食べ比べ。もちろん桜島鶏の方が歯ごたえがあって味わいもあるので桜島どりに決定!
午後からは、創業以来週に一度欠かさず行っている新聞切り抜きリポート堀田(オンラインサロン絆会参照)を執筆して終了。今夜はジム友の上野さんとバイトトレーナー三枝君の就職祝いにジム友の活けふぐ卸商の伊賀さんが経営する尼崎市武庫之荘の「老舗ふぐ料理専門店 鍋べっこ」に行きました。
毎年春~夏は休業していて、今日からオープンです。愛媛県伊予や長崎県壱岐などの養殖業者と契約して、餌にもこだわり育てられた「いなつふぐ」を店の裏にある大きな生簀から取り出し捌いて提供してくれます。特製ポン酢で「湯引き」、名物の身と脂の「ブツ切り」、活けふぐの腸と身の「唐揚げ」は他では食べられません。
そしてメインの「てっちり」は、希少部位コラーゲンたっぷりの「さえずり」が一人一つ付いています。
天日干しの「ヒレ酒」は生臭くなくて誰をお連れしてもこんなに美味しい「ヒレ酒」は初めてだといいます。
〆の沢庵で食べる雑炊は日本に生まれて来て良かったと思う瞬間です。いやー久しぶりの「鍋っこ」のてっちりコース美味しかった!