生どら発祥、群馬県利根郡みなかみ町、林檎生どら最高、タルトも旨い、麦豚生ハム、雪サラミ・・・

2018年12月6日(木)今日は始発の新幹線で新大阪から東京駅で上越新幹線に乗り換えて上毛高原駅で下車、群馬県利根郡みなかみ町へやってきました。改札で地元商工会の山賀さんと渡邊さんが出迎えてくれました。昨年東京ビッグサイトで開催された展示会で出会い、今年5月から取り扱いさせていただいている育風堂精肉店さんに直行。12ヶ月間熟成させた群馬ブランドポーク「麦豚の熟成生ハム」をはじめ「ジャーマンポークステーキ」や「トンカツ」や「上州牛のローストビーフ」など月替わりに掲載し、多くのお客様に好評いただいております。育風堂さんはJALでファーストクラスの機内食のサンドイッチの具材に起用され、日経新聞にも取上げられました。広大な面積にわずか3%のエリアにしか人が住んでない谷川岳の麓にも関わらず、美味しいモノは皆さん口コミで広がります。育風堂さんは精肉店に隣接してレストランも経営しており、肉やハムのみならず店長が作る特製ソースが実に美味しいです!なかでもローストビーフ専用ドレッシングは絶品です!・・・来春には厨房を広げて惣菜の製造を増やすと聞きました。予約待ちの雪サラミや手作りハムなどのお試しセットも取り扱いさせていただけるとの事。また、みなかみ町に新しく地ビールが誕生したと聞きましたので手作りウインナーとハムのセットを父の日やお中元に取り扱いさせていただきたいとお願いしました。


前回もそうでしたが12時近くになると精肉店と併設しているレストランが満席になるので早めのランチをする事にしました。自分で選べるのでフライ定食の僕はメンチカツとコロッケのセットを注文しました。サラダとは別にコールスローと手作りハムも付いて780円は安い!須田オーナー自ら5種類のハムをスライスしてくれてました。ハムがこれだけ柔らかくて甘く感じるとは…!?


お客様がどんどん入って来られましたのでランチを早々に済ませて次に向かったのは、ハリウッドでダンスを学び、大物スターと一緒に舞台にも出演したこともあり、その後実家の蕎麦屋を継ぐためにみなかみ町に戻り現在タルト専門店を営みながら子供達にダンスを教えている「ジャク・ザ・タルトファンタジー」を営む永山社長を訪ねました。早速焼きたてのチーズタルトを試食させていただきました。生地がクッキーのように香ばしく、中はトロトロの濃厚なチーズがとろけて凄く美味しい!焼き立てを急速冷却したカカオたっぷりのチョコレートタルトもしっとりとした滑らかな食感で香ばしいタルトとの相性はバッチリ!現在までに40種類のタルトを作っているとの事!また可愛いキャラクターもファンタジックで子供や女の子に人気が出そうです。無印良品の副社長が訪れて通販で採用されています。やはり本物は皆さん目をつけるのが早い!わんまいるでも是非取り扱いをお願いしました。バレンタインやホワイトデーのプレゼントとしてもお奨め!それとタルトの端材をチョコレートやフルーツチョコレートでコーティングした森の妖精を現した不思議なスイーツ「バケモク」も、濃厚で甘くて美味しがったです。

次に向かったのは、生どら発祥の街と知られるみなかみ町、生どらを製造販売している店が多数あります。その中でも製造ラインが道路からでも見える谷川岳ロープウェイの入り口付近でドライブインを経営、隣接して「生どら」と「銘菓 谷川の月」を製造販売している谷川岳ドライブイン株式会社様にお伺いしました。谷川岳登山客向けの山小屋を祖父が創業して親父さんがドライブインを創業され後を継承し、和スイーツの製造をはじめ「生どら」の知名度に大きく貢献、1月に十数人は入れる「かまくら」をドライブインの駐車場に作り、観光客に喜ばれていると聞きました。昔はスキー客で賑わいましたが、現在では秋の紅葉に登山客、夏はカヌーで賑わうそうです。東京から車で2時間、新幹線で1時間は便利です。大自然の中で日帰り温泉も楽しめ最高!千葉に住む孫娘を連れて来たいと思いました。早速、生どらを試食させていただきました。これまで食べたど焼きの中でこんなに大きくて濃厚な生地と生クリームが多く詰まったのは初めてです。地元のリンゴや栗やイチゴなどフルーツも入っています。単品で販売するのもいいですが、是非母の日やお中元や敬老の日として贈答品として取り扱いたいと思いました。いやー今日はかなり試食しましたが、まだ美味しい!辺りはもう真っ暗!近くの民宿にチェックインして温泉に浸かり地元の皆さんとの懇親会に参加しました!おつかれ様でした!

ご当地グルメ&食材探しの旅_南あわじ_じゃのひれ【兵庫県】


今回は、淡路島の南あわじ市でサクラマスを養殖していて、じゃのひれアウトドアリゾートを運営している山形屋水産株式会社様へお伺いしてきました。

明石大橋を渡り、西淡三原インターから地道を走り、大阪から2時間で到着。
何度通ってもこの橋を渡る時はこんなものを作れる人間ってすごいなと感じるます。

昨日夕方から天気がぐずついていたので心配しましたが本日は晴天なり!!
10時ちょうどに到着。。。

山形屋水産の山形社長にご対応いただきました。

おじいさんの時代は農家だったが山形社長のお父さんである先代社長から水産業をはじめたとのこと。

先代が渦潮で有名な鳴門から近く、流れる速度の速い潮がこの地独特の地形を生かして魚の養殖を始められたそうで魚卵ふ化の研究にも長年取り組まれていて、2000年初め釣り堀ブームが来る頃にいち早く釣り堀を開業、そして子供連れのお客様に喜んでもらおうと釣った魚を バーベキューで食べて貰えるようにコテージを開設し、次々にお客様が喜ぶ施設をオープンさせておられます。

ところで「じゃのひれ」とは、なんぞや?…ですが、

この地には大蛇伝説があったそうで、昔むかし、入江の外側は1kmもある砂洲が連なり大蛇が横たわっているように見えたのが地名の起こりで、大蛇は四国阿南の島々や鳴門海峡を泳ぎまわり、疲れた体をこの地で休息し鋭気を養っていたと言い伝えられているそうです。

釣堀ではタイやひらめにしまあじ、クエなどもあり、寒くなるとキャンプ人口は減るのが普通ですが、こちらは週末になるといまでもコテージは満室で釣堀も込み合っているそうです。

広い釣堀の先にも養殖場が広がり、サクラマスは1年間で1万匹を養殖しています。

20度の海水が湧いており、通常5月までの養殖が一年中出来るとの事です。なんとイクラもとれるそうです。

養殖場と隣接してレストラン・工場も併設されていて、工場には自動鱗取り機や三枚おろし機などの魚を加工する機械だけでなく、スチームコンベクションや回転釜、真空パック機、急速冷凍機と冷凍のお惣菜を作れる厨房設備が整っています。

養殖という一次産業を手がけているので、国の6次産業化の補助金を活用して建築されたとの事です。しかし肝心の惣菜の方は手付かずの状態でしたので、是非今後一緒にお取り組みをしたい旨をお伝えすると、地元の雇用の活性化も含めて取り組みたいとお話をいただきました。

正直、訪問するまではこのような施設があるとは思っていませんでしたので驚きました。
再度企画担当者と一緒に今後の取り組みについて打合せをしたいと思います。
まずはサクラマスの塩焼きあたりから扱いたいです!

余談ですが、私も個人的に7年前の夏に家族でオートキャンプをしにきたことを思い出しました。
釣堀りやイルカショーはありましたが、乗馬体験やウミホタルの見学など新しい企画もなどもあり、来年の夏にはまた来たいです!

旬の食材を産地で加工、新鮮だから美味しい! 骨まで食べられる宮城県石巻のトロ秋刀魚黒酢煮。。。。

2018年12月5日(水)昨夜自宅で食べたおかずセット「宮城県石巻漁港水揚の秋刀魚の黒酢煮」があまりにも美味しかったのでブログでご紹介します。宮城県庁食産業振興課の佐伯様の紹介で石巻漁港で魚の切身やフィレ三枚おろしなど加工卸事業を行っている株式会社高徳水産さん、訪問すると近くで復興支援事業として惣菜製造会社も設立されたという事で案内をいただき早速石巻で水揚された魚をその日に調理して提供してくれる事になりました。圧力釜で骨まで食べられるようにして黒酢と醤油、味醂で煮付けた秋刀魚を提案いただき、9月からメニューに採用させていただきました。海温の低下と共に脂が乗り、昨夜食べた11月センターへ納品された秋刀魚の黒酢煮を食べてびっくり仰天!とろっとして無茶苦茶美味しいです。骨まで食べられるので残す所がありません。魚が苦手な僕が丸ごと1匹煮魚を奇麗に残さず食べたのは人生初です!副菜の菊菜とえのきと白菜のお浸しにさつま芋と牛蒡の甘辛炒めも美味しかったです。旬の食材は本当に美味しいと我ながら関心しました。さっそく高徳物産さんに担当バイヤーの竹岡から電話を入れてもらうと、丁度鱈が獲れだしたのでさっそく作ってくれるとの事なので届くのが楽しみです。


本日の試食は、大阪市東部卸売市場の近く生野区の野菜を主体とした惣菜専門店株式会社大つるさんから「わかめと玉ねぎのポン酢和え」「菜の花とキャベツのお浸し」「ほうれん草のお浸し」「ほうれん草の白和え」「キャベツのしそ和え」「きんぴらごぼう」「白葱と絹揚げの炊き合わせ」「彩り野菜の出汁煮」「大根炒め煮」「コーンと人参の卵とじ」「切干大根煮物」「ごぼうの柳川風」の副菜12品が届きました。試食室のテーブルに並んでいますがどれも美味しそう!元弊社料理顧問のどっちの料理ショーに100回出演された、元サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人の近藤先生から「美味しそうに見える料理は食べても美味しい」とよく聞かされました。だしがしっかり効いていておかずになります。それでいて砂糖甘くありません。少し柔らかいものがあるので調理時間を少し手前で止めてもらうようにお願いました。

冷凍の天ぷら製造では、知る限り日本で一番美味しいと思う広島のコスモ食品さんから、瀬戸内海で獲れた「じゃこ海老のかき揚げ」が届きました。いつものかき揚げに比べて野菜が少なく平べったくべたっとしています。これでは採用出来ないので、少々値段が上がっても良いので野菜を多めにした厚めで、カラッと揚がったかき揚にしてもらうようにお願いしました。


おかずセットをメインに作ってもらっている大阪市西区の惣菜専門店の吉フーズ株式会社さんから、「筍とほうれん草の炒め物」が届きましたが、酸っばくてお浸しとしか思えません!これではお客様からクレームが来るので中止するように伝えました。野菜主体の副菜は野菜から作って青果仲卸もされている大つるさんも作ってくれる事になりましたので、それぞれ得意な料理を採用させていただければと思いました!

日本名水百選の安曇野で育ったわさびを使った「信州サーモンのわさび漬け」。後世に残るご当地グルメ誕生。

2018年12月4日(火)今日は先月訪問しました北アルプスからの湧き水を利用して古くから山葵の産地として有名な長野県安曇野市で明治からわさび漬けを製造されている丸佐食品株式会社様4代目宇留賀社長に最近地元で養殖をはじめた「信州サーモン」を「わさび漬け」にして欲しいとお願いすると面白いアイデアですね。と二つ返事をいただきました。わんまいるでも長年わさび漬けを取扱っていますが、酒粕で山葵を漬けているとは全く知らず、訪問して酒粕の匂いがただよう現場を見て、そらそうだと気付きました。わさび漬けも含め漬物自体がパン食に押され消費が減少しているとの事、母の日、父の日、お中元やお歳暮などギフトにピッタリだと思います。①半熟成の酒粕わさびに酒と味醂と味噌と砂糖を加え漬けたもの②半熟成の酒粕わさびに砂糖のみ加えたもの③熟成の酒粕わさびに酒と味醂と味噌と砂糖を加えたもの④熟成の酒粕わさびに砂糖のみ使用したもの⑤最後に丸佐食品さんが販売しているわさび漬けに漬けた信州サーモンと5種類試食しました。①も美味しいですが山葵の香りがしっかり味わえる⑤の信州サーモンの山葵漬けが、これまで味わった事が無い味覚と風味で一番美味しかったです。飲食店さんで脂の乗ったお腹の部位を炭火でじっくりと焼けば絶品だと思いました。これでまた後世に残るご当地グルメが誕生しました。早速企画書を作成し、提携している百貨店様などへ各種ギフトとして提案もさせていただきたいと思いました。


次に試食室に運ばれて来たのは、和歌山県田辺の株式会社熊野の里さんに頼んでお近くの湯浅のまる友海産さんの天日干しらすと南部の岩本食品さんの梅肉を使用した天日干し紀州梅肉和えを入れためはり寿司を作ってもらい届きました。天日干しの上ちりめんと食べ比べしましたが正直味が変わらなかったので天日干ししらすを採用する事に決定させました。25年前に「つぶれ梅」を作ってもらった岩本食品さんの梅肉を湯浅のまるとも海産さんに頼んで天日干ししらすの梅肉和えを作ってもらい、そのしらすの梅肉和えで田辺の熊野の里さんに郷土料理のめはり寿司の具材に取り入れてもらいました。ご当地グルメ丸ごと和歌山。「湯浅の天日干ししらすと南部梅肉の姫めはり寿司」が完成しました。欲しい分だけレンジで解凍して食べられます。8個入税込780円と1個あたり90円とリーズナブルです。地元のドライブインや道の駅でも販売されたらと思いました。・・・


最後に先月大阪駅前のヒルトンホテルで開催された岩手県の物産展示会に招かれ見つけた明治36年一関市で創業の松栄堂さんから、菓子博覧会売上日本一、広島菓子博覧会でも売上1位を獲得した、30年に渡り売れ続けている銘菓「ごま摺りだんご」です。香ばしい胡麻の摺蜜をうちの孫娘のほっぺたのようなもちもちした食感の団子で包んだごま摺りだんごは、まるで濃厚なチョコレートを食べているような味覚です。抹茶味・ずんだ味・チョコレート・モンブラン(マロン)味・胡麻蜜味と5種類とずんだもちを試食しましたが、いやーどれも美味しかったので順番に掲載するように依頼しました。値段も8個で680円とリーズナブルで、濃いめのお茶に合うと思いました。

レンジで簡単にできる適塩・合成保存料無添加、各地の旬の食材を使った米飯が人気。

2018年12月3日(月)今日は、鳥取大学で蟹の殻から抽出したエキスでかゆみや肌荒れが治るジェルタイプの化粧水を開発した株式会社マリンナノファイバーの山下取締役から12月1日(土)に島根大学でがんと免疫力アップのための食生活・生活習慣の予防医学に関して講演されたわんまいる顧問(現同志社大学研究開発推進機構URA)の医学博士廣瀬まゆみ先生を紹介し、講演を聞かれた感想のメールが届きました。マリンナノファイバーの山下取締役様も長年基礎研究に関わられて来て予防医療には関心が高く何より喜んでいただけ良かったです。・・・

最近はレンジで簡単に食べられる冷凍食品が人気ですが、適塩で合成保存料・合成着色料を使用していないのを食べた方が良いと廣瀬先生からも指摘を受けます。そんな事から今日は、適塩で合成保存料・合成着色料を使っていない、レンジで簡単にできる冷凍米飯を4品試食しました。
まず1品目は、愛知県知多半島篠島産のしらす干しの炊込みご飯を試食しました。しらすの味が少し苦く感じました。鰹節がしらすの苦みを吸収するので5g程度加えるように指示しました。
2品目にグリーンピースが旬を迎えるので豆ごはんを京都桂茶屋さんに炊いていただきました。塩とグリンピースだけのシンプルな豆ごはんです。グリーンピースの量を1.3倍に増やすようにお願いしました。
3品目は今年水揚げが少ないと問題になっている静岡県駿河湾の桜海老の炊込みご飯です。昨年の冷凍モノで試作を作っており、もし不漁だった場合は昨年の冷凍品を使わざるを得ないと思っています。桜海老の風味がして美味しいです。
4品目は大阪西成区矢田健商店さんから、春が旬の絹さやとベーコンの金の炒飯を試食しました。美味しいです。絹さやを1.3倍に増やすように頼みました。・・・

合成保存料・合成着色料無添加で嫌な味を感じません。わんまいるの米飯類は前年比220%増と好調に売れています。・・・・