わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (5/4~5/10お届け分)

一般的に冷凍おかず・お弁当は同じセントラルキッチンで調理製造されていますが、何を食べても同じ様な味覚になってしまい、特徴が無く飽きてしまいます。そこで弊社はそれぞれの料理を得意とする専門調理製造会社に一部食材を提供して委託製造しています。主菜と副菜を個別にパック冷凍して神戸の冷凍専用センターに入荷させ、セット組みして5食単位で箱詰めして発送しています。同じセントラルキッチンで製造して弁当の要領で容器に盛り付け冷凍して出荷することに比べて手間が全く違います。美味しさの為に手間を惜しんでいません。温かい料理は湯せん解凍、冷たい料理は流水解凍して冷たく召し上がれます。主菜1品、副菜2品「三菜」のうち一品冷たいおかずが有るのと無いのとでは全く違います。今週もそれぞれ得意とする5社の専門調理製造会社のおかずをお届けしましたのでお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「北海道産 鮭の塩焼き」です。名水で有名な福岡県那珂川市の那珂川キッチンで焼いてもらいました。ポロッと身が取れて旨味がギュッと詰まっています。お好みで、湯煎解凍後にトースターで3分程炙っていただくと、より一層美味しくお召し上がりいただけます。鮭はビタミンD、B6、B12や、DHAも多く、神経機能を正常に保つ働きがあるといわれています。副菜には、石見ポークの挽肉とで絡めた「かぼちゃと石見ポークのそぼろあんかけ」と、箸休めとして、流水解凍の「青梗菜とうす揚げのお浸し」をご用意。お好みで鰹節とポン酢をかけてお召し上がり下さい。青梗菜にはカルシウムも多く、たんぱく質やビタミンDを含む鮭と食べてストレス解消にも効果があります。

2食目の主菜は、「北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」。1.5mmにスライスした国産牛バラ肉を入れて煮込み、有名カレー専門店が入れているサルサソースを加えて深みを出しています。辛さは控えめに仕上げました。作りたてを冷凍しているのでレトルト臭は無いフレッシュな大阪カレー(甘辛カレー)をお楽しみ下さい。副菜には「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」をご用意。ほうれん草はコラーゲンを合成するときに必要なビタミンCが豊富で、鶏肉と一緒に摂ることでコラーゲンの合成をサポートする働きがあります。それに、箸休めとしてさっぱりとした「白菜と人参の甘酢漬け」をセットにしました。副菜の2品は、阿波踊りで有名な徳島県阿波市で、カット野菜&調理会社を起業された徳冷さんに作ってもらっています。

3食目の主菜は、「大山豚とキャベツのチャンプルー」です。山陰の富士山と称される鳥取県の大山麓で育てられた柔らかく旨味たっぷりの大山豚とキャベツをごま油の風味をつけて醤油ベースで炒めてあります。豚肉とキャベツの旨味と和風だしが三味一体になり、卵が出汁を吸って無茶美味しい。僕は七味唐辛子をかけて食べています。副菜には食材に出汁がよくしみ込んだ「厚揚げとわかめの旨煮」と、「ほうれん草とこんにゃくの白和え」をセットに。こんにゃくには、不足しがちなカルシウムや、有害物質を排出し、血圧やコレステロール値を下げる効果がある食物繊維のグルコマンナンが豊富に含まれています。

4食目の主菜は、「宮崎ご当地グルメ 国産鶏肉のチキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がって、一般家庭でも作られるようになり、全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮は、むね肉なので見た目よりヘルシーです。食べ易くカットしてお召し上がり下さい。副菜は、胃腸を守る働きがあるキャベツを使った「キャベツとコーンのコールスロー」と、「青梗菜と玉ねぎのスープ煮」をセットにしました。青梗菜は鉄、カルシウム、β-カロテン、ビタミンCなどを含む栄養豊富な野菜で、動物性たんぱく質を含む鶏肉と一緒にとることで鉄の吸収率を高めることができます。

5食目主菜は、「石見ポークロース生姜焼き」です。生産が少ない豚島根県邑南町で養豚されている石見ポークの希少部位ロース肉を使用。旨味成分のイノシン酸が多く含まれ、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が過熱すると溶けてうまみ成分を包み込んで抜群に美味しくなります。特有の辛みがあるショウガは、ショウガオール、ジンゲロールという成分が、体を温めてくれたり胃腸の調子を整える作用があります。副菜には、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」と、「ほうれん草としめじのソテー」をご用意。ほうれん草としめじには、鉄、ミネラル、ビタミンB類、食物繊維が豊富で、しめじにはほうれん草に含まれないビタミンDも含まれているので、栄養バランスの良い一品です。

では来週もお楽しみに!

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