わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (3/9~3/15お届け分)

弊社料理顧問の元辻調理師専門学校の教師で、サンフランシスコ日本総領事館公邸料理人を経て、料理番組どっちの料理ショーにレギュラー出演され、浪速の名工にも認定されている近藤先生はいつも、”料理は食材が命”と言われます。おっしゃる通りで、だから僕が全国各地を回り自分の目と舌とで確認してコレはと思う食材を使っています。では今週の献立を紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産 鮭の塩焼き」です。日本で獲れる天然の白鮭・秋鮭は、ロシアがウクライナに侵攻して以来ロシア等北洋産のサーモンや鮭の輸入が減り、円安も加わり値段が高騰していますが、鮭を北海道漁連から買い付けてもらい、焼いてもらいました。ポロッと身が取れて旨味がギュッと詰まっています。お好みで、湯煎解凍後にトースターで3分程炙っていただくと、より一層美味しくお召し上がりいただけます。鮭に含まれるDHA、EPAは、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病の予防効果があるといわれています。副菜には、石見ポークの挽肉とで絡めた「かぼちゃと石見ポークのそぼろあんかけ」と、流水解凍の「青梗菜とうす揚げのお浸し」をご用意。青梗菜に含まれている鉄分は、体内に吸収されにくく、魚など、たんぱく質を多く含んでいる食材と一緒に食べると、吸収率がアップする効果があります。お好みで鰹節とポン酢をかけてお召し上がり下さい。

2食目の主菜は、「宮城県産 宗八カレイの煮つけ」です。形が髪型の総髪に似ている事から関東から東では宗八カレイと呼ばれ、関西ではエテカレイと呼ばれています。低脂肪で高たんぱくなカレイを煮汁までおいしい煮付けに仕上げました。身がポロっと取れて煮汁に浸けるとご飯がすすむ一品です。お酒の肴としても最高です。副菜には、大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、箸休めとしてビタミンK豊富なきゅうりとヨウ素豊富なわかめを使用したさっぱりヘルシーな「わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意しました。

3食目の主菜は、「大山豚とキャベツのチャンプルー」です。山陰の富士山と称される鳥取県の大山麓で育てられた大山豚とキャベツをごま油の風味をつけて醤油ベースで炒めてあります。豚肉とキャベツの旨味と和風だしが三味一体になり、卵が出汁を吸って無茶美味しい。僕は七味唐辛子をかけて食べています。副菜には食材に出汁がよくしみ込んだ「厚揚げとわかめの旨煮」と、「ほうれん草とこんにゃくの白和え」をセットに。鉄や葉酸、ビタミン豊富なほうれん草と、食物繊維やカルシウム豊富なこんにゃくで、栄養バランスの取れた一品です。

4食目の主菜は、「宮崎ご当地グルメ 国産鶏肉のチキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がって、一般家庭でも作られるようになり、全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮は、むね肉なので見た目よりヘルシーです。食べ易くカットしてお召し上がり下さい。副菜は、胃腸を守る働きがあるキャベツを使った「キャベツとコーンのコールスロー」と、「青梗菜と玉ねぎのスープ煮」をセットにしました。青梗菜は鉄、カルシウム、β-カロテン、ビタミンCなどを含む栄養豊富な野菜で、動物性たんぱく質を含む鶏肉と一緒にとることで鉄の吸収率を高めることができます。

5食目主菜は、「石見ポークロース生姜焼き」です。旨味成分のイノシン酸が多く含まれ、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が過熱すると溶けてうまみ成分を包み込んで抜群に美味しくなります。特有の辛みがあるショウガは、ショウガオール、ジンゲロールという成分が、体を温めてくれたり胃腸の調子を整える作用があります。副菜には、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」と、「ほうれん草としめじのソテー」をご用意。ほうれん草としめじには、鉄、ミネラル、ビタミンB類、食物繊維が豊富で、しめじにはほうれん草に含まれないビタミンDも含まれているので、栄養バランスの良い一品です。

では来週もお楽しみに!

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