わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (6/3~6/9お届け分)

昭和63年9月1日に独立・開業して以来35年間日本各地を訪問して郷土料理、ご当地グルメ、ご当地食材を見つけ、自分の目と舌とで確かめてコレはと思う商品をご紹介。途中からは地元で有名な専門調理会社と提携して作ってもらい、夕食のおかずセットとして献立メニューに採用してお届けするようになりました。少しでも昔からその地域で食べ継がれて来た郷土食材や郷土料理を食べていただき、日本の食文化を後世に伝えて行きたいと願っています。では今週お届けのメニューを紹介させていただきます。(僕は戦前からあるものを郷土料理・戦後からをご当地グルメと読んでいます)

1食目の主菜は、「津久見ぶりのりゅうきゅう」です。大分郷土料理の「りゅうきゅう」を津久見特産ぶりで作ってもらいました。沖縄の漁師から伝わった名前だと聞き及びますが、同じ大分でも南部へ行くと「ひゅうが丼」(まぐろのタレ漬け)や「あつめし」と呼ぶ地域もあります。地元で採れる刺身を大分特有の甘口の醤油ベースのタレに漬けた漬け刺しです。半解凍ぐらいでご飯に乗せるかそのまま漬け刺しで山葵や七味を付けてお召し上がり下さい。卵黄に白胡麻に山葵を加えてかき混ぜると愛媛の鯛めしのような味わいになります。副菜は、ふくよかな味わいの「がんもと彩り野菜の含め煮」をご用意。がんもどきには、大豆由来のサポニンや、鉄分、カルシウムが豊富です。もう一品には、箸休めとしてビタミンC豊富なみかんを使用したさっぱりとした「みかんと大根の和サラダ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「宮崎ご当地グルメ 国産鶏肉のチキン南蛮」です。元は洋食屋のまかない料理を独立した店主が工夫してメニューとして販売した事から広がり、一般家庭でも作られるようになり、全国に知れ渡ったと聞いています。わんまいるのチキン南蛮はむね肉なので見た目よりヘルシーです。製造は、チキン南蛮発祥の地 宮崎県のタルタルソース製造会社ネオフーズ竹森さんに作ってもらっています。副菜には、徳島県阿波市のカット野菜食品製造会社の徳冷さんが作る、じゃがいも、人参、ブロッコリーを使った「温野菜サラダ」と、胃腸を守る働きがあるキャベツを使った「キャベツとコーンのコールスロー」をセットにしました。

3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林どり」を使用した「みやぎ森林どりの筑前煮」です。地元東松島市の石川食品さんで加工した筑前煮は、鶏の出汁が野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。僕はいつも汁まで飲み干してしまいます。根菜類が摂れて、栄養バランスのよい筑前煮は、歯ごたえもあり満腹感もあります。副菜には、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」と、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。なすの紫色の皮に含まれるナスニンは、血中コレステロール値を下げ動脈硬化を防ぐ作用があるので、皮まで食べましょう。

4食目の主菜は、「ミートオムレツ」です。昭和36年創業した東京の老舗業務用卵調理専門会社すぐる食品さんに作ってもらっています。主菜には少し小さいかなぁと思いますが、フワフワでトロっして美味しいです。副菜には、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」と、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれるキャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「石見ポークの酢豚」です。脂身が苦手な人でも美味しく召し上がっていただけます。反面、脂身が好きだと言う方には物足りなさがあるかもしれませんがご了承願います。豚特有の臭みがないのが特徴の石見ポークと、大きめにカットした人参・玉ねぎ・ピーマンを甘酢あんで絡めていて、甘酢の酸味が食欲を駆き立ててくれます。副菜には、「茄子と白ねぎの中華煮込み」と、「きのこのマリネ」をご用意しました。まいたけに含まれるβグルカンの働きで免疫機能アップの効果が期待できます。

では来週もお楽しみに!

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