わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (2/4~2/10お届け分)

僕は商売をしていますが、職人気質旺盛で、品質とおいしさを追求していくうちに食材の元となる産地へ足を運び、原料の調達から生産・加工の現場まで訪問するようになり、自分の目と舌とで確かめて食材を買い付け現場で専門店に作ってもらうようになりました。今週も、四国中央市(旧川之江)の自家製豆腐と魚のすり身を使った老舗の魚肉豆腐天ぷらから、玉子をふんだんに使った天津玉子の中華あんかけまで全国各地の食材と専門店のおかずセットをお楽しみ下さい。

1食目の主菜は、「北海道産助惣鱈の魚肉豆腐てんぷら」です。愛媛県四国中央市で自家製豆腐を使った練り物を作る青木蒲鉾店さんに、北海道産の助惣鱈のすり身と自家製豆腐と玉ねぎ・人参・ひじきをパン粉と卵白で練り揚げた天ぷらを作ってもらいました。タンパク質豊富で食感も柔らか。お好みでわさび醤油やしょうが醤油でお召し上がり下さい。副菜は、ふっくら甘くて出汁がよく染み込んだ「厚揚げ、大根、人参の炊き合せ」と「青梗菜とうす揚げのお浸し」をセットにしました。青梗菜に含まれている鉄分は、体内に吸収されにくく、魚や厚揚げなど、たんぱく質を多く含んでいる食材と一緒に食べると、吸収率がアップする効果があります。

2食目の主菜は、「三陸産 たらの煮つけ」です。三陸から北海道にかけて獲れるたらを宮城県の水産加工会社で調理していただきました。タレがじっくり染み込んでいます。海外産の冷凍たらにはないふっくらとした食感をお楽しみ下さい。たらは、低脂肪、高タンパク質な魚です。また、ビタミンの働きを助けるミネラルが豊富に含まれています。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と、徳島県阿波市のカット野菜食品製造業の徳冷さんが作るさっぱりとした味わいの「ほうれん草と春雨の酢の物」をセットにしました。

3食目の主菜は、「大山豚とキャベツのチャンプルー」です。山陰の富士山と称される鳥取県の大山麓で育てられた大山豚とキャベツをごま油の風味をつけて醤油ベースで炒めてあります。豚肉の旨味成分イノシン酸を含む不飽和脂肪酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と相性が良く相乗効果で美味しいです。副菜には、食物繊維、βカロテン、カルシウム、ビタミン類など栄養たっぷりの根菜類を使った「根菜の旨煮」と、外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上がった「豊後のからあげ」をセットにしました。

4食目主菜は、「桜島鶏のコーンクリームシチュー」です。鹿児島県産桜島鶏と北海道産のじゃが芋とトウモロコシを使ってコクのあるコーンクリームシチューに仕上げました。これからの季節体があったまる一品です。副菜は、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれるキャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」と「ほうれん草としめじのソテー」をご用意。ミネラル類や、ビタミンB類、食物繊維などを含むほうれん草としめじは、組み合わせることで、さらに栄養がアップ。しめじには、ビタミンDも含まれています。

5食目中華メニューの主菜は、「天津玉子の中華あんかけ」です。高級寿司屋から学校給食まで玉子焼きを納めている、富山市の玉子焼き専門調理会社の三和製玉さんに作ってもらっていて、トロっとして滑らかな玉子を細かく刻んだ椎茸とねぎとピーマンをオイスターソースで仕立てたあんと絡み合って満足いただける一品です。副菜は神戸市元町の中華街を主に関西の中華料理店に卸されている点心専門のタイカイさんが作った豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」とピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「茄子、玉ねぎとピーマンのチリソース」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

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